近年注目を集めている韓国コスメ。
興味はあるものの、どのような種類があるのかも、今現在、韓国で流行しているスキンケア用品もわからない。
しかし、最新の韓国コスメを知りたい。
今回は韓国コスメの種類や流行しているスキンケア、最新の韓国コスメをご紹介していきます。
Contents
くすみには韓国コスメは効果ある?
近年、韓国コスメは日本でも人気を博しています。
韓国コスメが人気の理由は、幅広い年代、年齢層が親しみを持つことができる価格帯であるということや、パッケージと実用性のバランスがしっかりと取れているという点だと思われます。
韓国コスメにおける美白
韓国コスメにおける美白とは、ただ単に肌の色を白くする、ということだけではなく、シミやくすみ、ニキビやそばかすといった肌トラブルの原因に繋がるメラニン色素の生成を抑えるといった意味合いも含んでいます。
美白をするにあたって大敵となるのが太陽からの紫外線、そしてその紫外線によって皮膚に生成されるメラニン色素です。
韓国コスメには、メラニン色素の生成を抑えるナイシンアミドや、すでに肌に生成されたメラニン色素を消したり、薄くしたりするビタミンC誘導体といった成分が含有された商品が多く販売されています。
このような韓国コスメと、日焼け止めクリームで日焼けを予防したり、ピーリング効果を持つ石鹸などで定期的な角質を除去するケアを併せて行うと、すでに肌にシミやくすみができてしまった場合でも薄くすることができたり、シミやくすみが発生するのを予防したりすることが可能です。
韓方とは
韓国における漢方は、韓方(ハンバン)と呼ばれています。
韓医学とも呼ばれており、韓方は中国の漢方を独自に開発・研究を重ねたもので、健康のために生み出された術と言えます。
漢方医学と混同されがちですが、医師の処方は必要ないのが韓方の特徴です。
韓方は体の外側だけを取り繕うのではなく、食事で摂取する食材や生活習慣を整え、体の内側から美を手に入れるという点に重きを置いています。
また、韓方コスメには日本ではあまり馴染みのない珍しい素材を使ったコスメも存在します。
日本製の化粧品にはこういったカタツムリのような生物の持つ成分を使用して作られたような化粧品は見られませんが、韓国のコスメ商品にはこういった動物由来の成分や野菜の成分を使用した顔のパック、漢方薬などが使用されている化粧品などが多いです。
ちなみに、カタツムリの成分が使用されている化粧品には、カタツムリそのものが配合されているのではなく、カタツムリの粘膜より抽出される成分が配合されています。

最新の韓国コスメとは
2019年現在、韓国は美容液がブームとなっており、スティックタイプの美容液や、アンプルが肌に潤いを与えられると人気の商品となっています。
美容液の細かな違い
一口に美容液と言っても、アンプル、セラム、エッセンスなど様々な種類が存在します。
以下の表は、アンプル、セラム、エッセンスのそれぞれの特徴を表したものです。
種類 | 特徴 |
アンプル | 化粧品のアンプル(ampoule)とは、薬液が入っているガラス瓶のことを指し、セラムやエッセンスと比較して成分の濃度が高いとされているものがこれに当てはまります。 液体の粘性は高く、とろみのあるテクスチャーが多いのが特徴で、短時間で効果を発揮するものであり、基本的にはアンプルは少量で製作されており、鮮度を重要視して使い切りタイプのスポイト容器に入っている場合も多いです。 |
セラム | セラム(Serum)とは、「血清」を意味する医学用語であり、皮膚の細胞の再生を促進させる機能や、その機能を持つ美容液を指します。 エッセンスと比較すると成分の濃度が高いものと定義されているので、肌の悩みにそれぞれ特化したアイテムが多く、その悩みに対してのセラムを選んで使用することにより、より集中的なケアを行うことが可能です。 |
エッセンス | エッセンス(essence)とは、化粧水と美容液の中間のような化粧品で、質感もさらりとした商品が多いです。エッセンスを直訳すると、英語で植物や動物などから抽出したエキス、精油、不可欠の要素といった意味合いを持ちます。 基礎的な栄養や水分を補給する役割を持ち、化粧水に加えて使用するのが効果的な化粧品がエッセンスです。 |
それぞれのスキンケアで使用する際のタイミング
アンプル、セラム、エッセンスをそれぞれスキンケアのどのタイミングで使うかというのは人それぞれですが、一般的にはスキンケア後に行う順序としては、以下のようになっております。
美容液を使う際は、濃度が薄い種類のものから順に使用していくのが基本です。
順番 | 内容 |
1.化粧水 | まず化粧水を肌へと馴染ませます。 |
2.エッセンス | 濃度がセラム、アンプルと比較すると最も薄いため、化粧水を塗った直後に使います。 |
3.セラム | 濃度がエッセンスの次に濃いため、エッセンスを塗布した後に使用します。 |
4.アンプル | 粘性も濃度もエッセンスとセラムに比べて最も高いため、最後に使用するようにします。 |
5.乳液 | それぞれ濃度が違う化粧水、エッセンス、セラム、アンプルを乳化させ、肌へ浸透させる目的で使用します。 |
6.保湿クリーム | 以上の全ての工程を終え、最後に使うのが保湿クリームです。 肌に蓋をするイメージで塗布します。 |
韓国流のくすみ カラーメイク法
韓国のメイクには、オルチャンメイクと呼ばれるメイク法があります。
肌にツヤをもたらすメイクでして、それが注目をされています。
韓国ではドファサルメイクとも呼ばれており、ドファサルとは韓国語で「魅力的な女性」という意味を持つ単語です。
オルチャンメイクは目元の部位を赤くメイクし、薄い色素で透明感と色気を出すメイク法です。
オルチャンメイクの特徴
オルチャンメイクの特徴は、ハリとツヤがある水光肌を作るところから始まります。
そして、眉毛はくっきりと平行眉でナチュラルな仕上がり、涙袋の強調、唇の血色を良く見せるといったような特徴を持っています。
以前はくっきりとアイメイクや眉毛を強調させるのが主流でしたが、最新のオルチャンメイクはぼかしを加えた仕上がりになっています。
オルチャンメイクのポイントとなるのはベースメイク
オルチャンメイクのポイントとなるのはベースメイクです。
韓国のメイクは全体的に配色が明るく、白に近い配色の肌がマッチしているといえます。
メイクのファンデーションは、厚く塗らずに薄く塗ることにより、いかに透明感を出せるのかが重要な点です。
この赤メイクを行う上で使用すべきなのがクッションファンデーションで、ツヤ感のある肌を演出することができます。
韓国の中でもメイクに使用するうえで人気の化粧品となっております。
オルチャンメイクのポイントメイクは
このメイクにおけるチークは目の周辺近くに入れるのが肝心です。
この際、広げすぎないのもポイントです。
使用するチークでおすすめなものが、クリームチークです。
クリームタイプのチークはパウダータイプのチークと比較すると肌なじみが良く、仕上がりをナチュラルにするというメリットを持っています。
また、色素を薄くすることで、赤メイクをより完成へと導くこともできます。
アイラインは目じりを下げた仕上がりにするのがベスト。
最後に目元を赤で彩ります。
この時、濃いめにアイシャドウを入れるとより目元を強調させるメイクへと仕上げることができます。
マスカラを使用するときは、メイクで使用している赤と同系色である赤い配色のものを使用するようにしましょう。
黒い配色を使用した場合だと、ツートンカラーで印象が派手なものへと変化してしまうため、同系色の赤でまとめあげたメイクがベストであると言えます。
肌の配色が黒めの場合におすすめの韓国メイク
肌の配色が黒に近い場合でも、肌の配色を白に近づける方法があります。
それは唇の配色を鮮やかな赤へとすることです。
まずは唇を保湿し、鮮やかな赤色のリップグロスを使用して唇の中心からぼかしていきます。
この時に使用するリップグロスはメインではなく、後に使用するティントグロスを使用するため、薄めに塗ります。
リップグロスで唇を中心からぼかしたら、自然な肌色のクッションファンデーションを使用します。
唇の端から5ミリを目安に、肌の境界やムラをなくすイメージで使用します。
その後、唇の中心から端を2ミリ程度の目安で、一番最初に使用した赤いリップグロスよりも薄いピンクに近い配色のティントグロスで色を付けます。
最後に再度自然な肌色のクッションファンデーションと薄めのピンクのリップグロスで色を調整し、自然で鮮やかな赤い唇が完成します。
この赤い唇により、肌を白く見せることが可能です。
韓国の美白ケアってどんなものがあるの?
韓国に定着している美白ケアは、以下のようなものがあります。
洗顔
先ほどまで韓国コスメやメイクの特徴をお伝えしてきましたが、お手入れが怠りがちなのが洗顔です。
どんなに高価な化粧品を使っていても、元の素肌が汚れていては台無しになってしまいます。
そして、油は水では落とせません!
特に夜にクリームなどを塗って寝ると、朝ではお肌の上に油分が残ってしまいます。
洗顔をするときはきちんと洗顔料を使用して、素肌をベストな状態にリセットしましょう。
韓国の洗顔料も固形石鹸タイプやフォームタイプ・泡タイプ、クリームタイプやジェルタイプなどいろいろあります。
韓国ですから漢方やハーブが配合されている物がありますよ。
パック
韓国女性にとって、フェイスパックは必要不可欠なアイテムと言えます。
しかも毎日パックをする人が多いようです。
韓国は毎日、しかも寝るときにも寝ながらできるパッククリームがあるらしいです。
くすみや乾燥が気になる場合は、連続5~7日連続で使用を勧める商品もあります。
しかし、しみるほど肌が荒れている場合は使用をやめて皮膚科に行きましょう。
韓国パックの選び方ですが、この記事がくすみや美白がテーマですので、ビタミンC誘導体が入った美白パックを使うと透明感ある肌に近づけるでしょう。
韓国で流行りのクレアスのスキンケア
韓国では、Klairs(クレアス)というスキンケアが流行しています。
このクレアスというブランドは2009年に設立され、皮膚科専門の化粧品の研究所で研究と開発を行っているスキンケアのブランドです。
皮膚への刺激は低く、人工的な色素やパラベンといった化学物質を一切使用しておらず、アルコールもフリーなため有害な成分はゼロです。
動物を使用した実験等もしておらず、敏感肌の方にも安心して使用できるブランドです。
では、クレアスの人気商品をご紹介していきましょう。
サプルプレパレーション フェイシャルトナー

- メーカー名:Wishtrend(ウィッシュトレンド)
- 商 品 名:サプルプレパレーション フェイシャルトナー
- 価 格:¥1,600(参考価格)
- 容 量:180ml
クレアスで人気を誇っているのがこのトナーです。
とろりとした感触の粘性があるものの、皮膚に乗せると一瞬で吸収され、肌へ瞬時に潤いを与えることができます。
肌への吸収力が非常に高いトナーとして注目を集めているほか、韓国で発売されているトナーは主に拭き取りをメインとした使い方が主流ですが、こちらの商品は手に取った後に顔に吸収させることが可能です。
毎日コットンで顔のトナーを使用していると肌が乾燥するかもしれないと、不安の方にもおすすめです。
この化粧品には毛穴を徐々に見えなくする効果があり、肌に透明感を与えることができます。
フレッシュリージュースドビタミンドロップ

- メーカー名:Wishtrend(ウィッシュトレンド)
- 商 品 名:フレッシュリージュースドビタミンドロップ
- 価 格:¥2,300(参考価格)
- 容 量:35ml
クレアスが独自の製法で新鮮かつ高品質の状態のビタミンCを配合した、敏感肌用のスキンケア用品です。
アルコールやパラベン、着色料といった皮膚に対して刺激のある物質を一切配合しておらず、ビタミンC以外にもブロッコリーといった野菜や、柚子といった柑橘類系のエキスなど、肌の美白効果やニキビ痕の治癒に必須の成分までしっかりと配合されており、敏感肌の方に対しても安心して使用する事が出来る一品です。
この商品は美容液に分類されるため、とろりとした触感のテクスチャーが特徴的です。
肌へ馴染ませると、エッセンスのように使用することができます。
韓国メイクを使いこなしてくすみをカバー
韓国コスメはくすみに効果を発揮するものが多く、その種類はカタツムリの分泌液や野菜といった独特の成分を使用したものまで幅広く存在します。
肌にくすみが起きる原因は様々ですが、肌の角質層が厚くなることや、年齢を重ねることによってターンオーバーのサイクルに乱れが生じ、古くなった角質細胞が肌の表面に沈殿することによって、肌がくすんで見えるようになります。
韓国コスメに含まれている成分は、韓国ではメジャーな成分であっても、日本では認知度が低かったり、日本の薬機法により使用が認められていない成分である可能性があります。
肌質などは個人によって異なりますので、購入をする際は成分などをよく見極め、日本でもすでに販売されているような信頼性の高いブランドの商品を選び使用するようにしましょう。
その他のくすみと韓国コスメに関する記事はこちら
韓国コスメが人気なのは何故!?韓国コスメを選ぶ際のポイントと韓国で人気の美白クリームをご紹介します!
韓国のボディクリームで身体を美白に!韓国コスメの特徴とおすすめの韓国の美白ボディクリームとは
魅力的な手の美白!韓国オルチャンが使用しているハンドクリームとは
その他のくすみアイテムはこちら
マナラBBリキッドバーは紫外線対策成分がたっぷり!!使い方と成分も詳しく解説します