毎日の食事に潜むニキビの原因!ニキビにとって食事で気をつけるべきものは何!?

野菜を並べて「正解」と結論づけた女性 ニキビ

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ニキビを作らないように毎日の食事で気を付けていることはありますか。
ひょっとしたら、日々の食事にニキビの原因が潜んでいるかもしれません。
ともすれば私たちはどのようなことを見直し、気を付ければ良いのでしょうか。
今回は毎日の食事に潜むニキビの原因をテーマに乳製品、大豆によるニキビの原因や食品添加物についてのニキビへの悪影響、塩分の摂りすぎとニキビとの関係等をご紹介します。

乳製品、大豆も摂りすぎはニキビの原因

まずは乳製品や大豆製品についてです。
体に良い乳製品ですが、実は毛穴が詰まってニキビになることがわかっています。
同様に大豆もニキビを悪化させ、本来あるホルモンの働きを混乱させます。

乳製品とニキビ

牛の置物と一緒に用意されたホットミルク乳製品は体内のホルモンであるプロラクチンやプロゲステロンを刺激するものも含んでいます。
摂りすぎると毛穴が詰まって肌が脂っぽくなりニキビの原因になります。
ニキビが気になるなら量を減らすことが重要です。
口の周りや顎のラインにニキビがある場合は一度見直すことが必要でしょう。

大豆製品とニキビ

豆腐、味噌、納豆などの大豆製品次に大豆製品ですが、大豆製品を食べたことで摂取した植物性エストロゲン(大豆イソフラボン)は女性ホルモンであるエストロゲンのように働きます。
すると、本来あるホルモンの働きが混乱を起こしてしまいます。

ニキビの発生は女性ホルモンの乱れに大きく左右されます。
ニキビになっている方は摂りすぎに注意しましょう。

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食品添加物はニキビへの悪影響

まず、食品添加物について説明していきます。

食品添加物とは

食品添加物は昔から使用されてきました。
肉を天日で干したり煙でいぶして加工したり、海の近くでは塩漬けするなどをして工夫していました。
この工夫から生まれたのが食品添加物です。

例えば日本人にとっては食卓になくてはならない豆腐ですが、凝固剤として使用している‟にがり”も昔から利用されていました。
他には中華麺を作る際に使用される、かんすいや蒟蒻を作る時の消石灰も欠かせない添加物になっています。瓶から注がれたしょうゆ
現在は加工したり、保存したり、味をつけたりする時に使う調味料保存料着色料等をまとめて食品添加物と呼んでいます。
安全性と有効性を科学的に評価し、厚生労働大臣が認めたものだけが食品添加物として使用できるように定められています。

種類は加工する際に使用する製造用剤や見た目や味と香りを良くするために使用する着色料や甘味料や、酸味料等や品質を保つために必要な保存料や酸化防止剤、日持ち向上剤等があります。

食品添加物とニキビとの関係

食品添加物は肝臓で無毒化ができ体外に排出できるものです。
無毒化できるので体に害はないとして使用が認められています。

しかし、無毒化できなかった場合は活性酸素が発生して健康的な細胞を攻撃します。
活性酸素が体内で多く作られてしまうと、身体は炎症しやすくなるのでニキビができやすくなります。
活性酸素は他の物質を酸化させる力が非常に強い酸素のことです。

ここで食品添加物が多く含まれている食品をご紹介します。

コンビニ弁当
1つ目はコンビニのお弁当です。
コンビニのお弁当にはpH調整剤とトランス脂肪酸、亜硫酸ナトリウムと漂白剤が使用されています。
pH調整剤は「pHを調整する食品添加物」でpHを酸性にもっていくことで、菌が繁殖しにくくすることができます。

トランス脂肪酸は、水素添加した植物油を扱う工程で人工的に作られたものです。
アレルギーやアトピー、がんや認知症などへの悪影響が報告されています。
亜硫酸ナトリウムは酸化して腐るのを防いだり、食品の漂白剤として使われています。
漂白剤は食品の色を綺麗に見せたり、野菜や果物を殺菌することに使用されています。

菓子パン
2つ目は菓子パンです。
菓子パンには乳化剤や糊料(増粘多糖類)、香料やイーストフード、保存料(ソルビン酸)やV.C、カルテノイド色素が含まれています。

乳化剤や香料、イーストフードは一括表示されていて何が入っているのか解りません。
保存料(ソルビン酸)は細菌やカビの増殖を抑制し、腐敗を防ぐ働きをしています。
V.CはビタミンCのことを表しており、酸化防止剤として使用されています。
カルテノイド色素はオレンジに着色するための色素です。

食品添加物を摂取しないようにするには、なるべく家庭で料理をして加工品を食べないことが必要です。
防腐剤や保存料などが多く含まれている為、賞味期限が長いものは食べないようにしましょう。
ビタミンCやビタミンEは体内に発生した活性酸素を除去することができるのでお勧めです。

結論として、食品添加物は肝臓で無毒化が出来なかった場合にニキビができやすくなるということです。
(添加物の安全摂取量に関しては、専門成分が多いのでこちらでは省きます)

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塩分の摂りすぎはニキビに悪い?

小さじスプーンですくった塩塩分の摂りすぎも美肌のために注意しなければなりません。

塩分の摂りすぎは細胞内の水分を多く消費しなければならない状態になり、乾燥を招いてしまいます。
内臓の不調が起きるといずれ肌荒れになります。
塩分の摂りすぎに加えて香辛料などの刺激物も内臓に負担を与え、ニキビが発生しやすい状態を促進します。

また、血流が悪くなり、酸素や栄養素がすみずみまで全身に行き渡らなくなり肌細胞にも影響が出ます。
ニキビなどの肌トラブルが起きてターンオーバーが乱れます。
肌のトラブルを招きますので、老化も早めてしまいます。

ターンオーバーとは
ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことを言います。
肌は表皮と真皮、皮下組織からなっています。
表皮は基底層や有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層や角質層の4種類からなっています。
基底層で生まれた細胞は最後には垢となって剥がれ落ちてしまいます。
この仕組みがターンオーバーと言います。

周期は28日~56日ですが、年齢によって変わってきます。
周期を出す計算は自分の年齢×1.5~2で調べることができます。

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ニキビに良い栄養素と悪い栄養素

ニキビや肌荒れ改善のためには、上記で述べた物を注意しつつ、体に良い栄養素を取り込むことが大切です。

ニキビに良い栄養素はビタミンB2とB6、ビタミンEや食物繊維などです。
一方、悪い栄養素は皮脂の成分のトリグリセリドです。

栄養素 説明と含まれている食べ物
たんぱく質 たんぱく質は肌の元となる栄養素です。
肉や魚、卵や乳製品等に含まれています。
ビタミンB2とB6 ビタミンB2とB6は、肌の新陳代謝を促進したり皮脂量を調節したりしてくれます。
納豆やレバー、焼海苔やバナナ等に含まれています。
ビタミンE ビタミンEは血行を促して肌荒れの解消をサポートします。
いわしやうなぎ、かぼちゃ、アボカド等に含まれています。
食物繊維 食物繊維は便秘の改善に役立ちます。
イモ類や果物、きのこ類等に含まれています。

大人のニキビにはこの他にも、ターンオーバーを正常にするビタミンAや肌のバリア機能の低下を防ぐビタミンB1ビタミンCもオススメです。

控えてほしいトリグリセリド
一方、皮脂の過剰分泌に悩んでいる方は糖分の多い食べ物や動物性脂肪の多い食べ物は、皮脂の成分のトリグリセリドを増やす可能性があるので控えめに食べるようにしましょう。
トリグリセリドは中性脂肪のことです。

食事からでもニキビケアはできる!ニキビの原因を改善する栄養素とは

野菜などニキビを改善する食べ物は?

先ほどは大事な栄養素について説明しましたが、今度は野菜を中心に具体的に改善する食べ物を紹介していきましょう。

イチゴ

中くらいのカップに盛られたイチゴ達イチゴは簡単に食べられる果物です。
へたを取らずに洗うとビタミンCの流出を防ぐことができます。
7~10粒食べると1日のビタミンCを摂取できます。
ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持に役立っています。

モロヘイヤや人参

モロヘイヤはビタミンB6が含まれており、過剰な皮脂分泌を抑える働きがあります。
加熱して調理するよりも新鮮な状態で食べることをオススメします。

人参に含まれる抗酸化作用が高いβカロチンは肌の新陳代謝を高めたり、肌荒れを防ぎアンチエイジングをサポートする効果があります。

トマト

トマトも人参と同じく新陳代謝を高める働きがあります。
含まれている栄養素で有名なリコピンは抗酸化作用もあります。
トマトは加熱することで栄養価が高くなるので、デトックススープに入れてみるのはどうでしょうか。

さつまいも

秋の味覚として作られたホクホクの焼き芋さつまいもは食物繊維を多く含んでいます。
善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を吸着して体の外へ排泄する働きがあると言われています。

それにビタミンも多く含まれています。
糖分をエネルギーに変えてくれるビタミンB群や体内のサビを排出してくれるビタミンE、肌にハリを与えコラーゲンの生成を促進するビタミンC等、美肌づくりにはなくてはならない成分が多く含まれています。

他の食べ物に含まれているビタミンCは熱に弱いのですが、さつまいもに含まれているビタミンCはでんぷんによって熱が守られているので加熱しても失われません。
焼き芋やスイートポテトなどにしてみても良いかもしれません。

にんにく

にんにくもニキビ改善に良い食材です。
にんにくに含まれている成分はビタミンB1です。

にんにくというと昔はスポーツ選手等がにんにく注射をしているイメージがあるかと思います。
疲労回復の他にも粘膜の修復や肌代謝を高めニキビを改善する効果があります。
にんにくを食べるよりも注射や点滴の方が高濃度で確実に吸収することができます。

生姜
生姜も薬味に使われているように、天然の治療薬として使われてきました。
消火や免疫機能、代謝機能を促す効果の他に抗炎症性の成分を含む抗酸化物質の働きがあり、肌を健康に保ちます。

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摂りすぎには注意して毎日の食生活を

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乳製品を多く摂りすぎるとニキビになり、大豆も既にできているニキビを悪化させてしまうので摂りすぎに注意することが必要です。

食品添加物は昔から工夫されて使われてきました。
現在も多くの添加物が使われています。
添加物を多く含まれている食品を記載しましたので、購入する際は成分表示を確認して少ないものや賞味期限が長いものに気を付けて選びましょう。

また、塩分の摂りすぎも乾燥や内臓の不調につながり、ニキビの原因になるので日頃から塩分が多く含まれた食品を控えることが大事です

そして、記事の後半にニキビに良い栄養素と悪い栄養素、野菜などのニキビを改善する食べ物を記載しました。
参考にして毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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