そばかすは鼻や頬にボツボツ表れるのが特徴と言えます。
そばかすの肌がすごくコンプレックスになっているため、素顔を見られるのが嫌で、毎日化粧をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
隠そうとしてついつい厚塗りをしたくなる…
その結果、メイクを落としたときの自分の素肌や厚塗りをしなければいけなくなる時間に嫌気がさすかもしれません。
こんなそばかすとはお別れしたい…!と思う方にそばかすの肌を何とかする方法をお伝えしていきましょう。
Contents
色白でも、そばかすのせいで顔がくすんじゃう
まず、そばかすの話をする前にくすみとは何かをご説明しましょう。
くすみとは肌が本来持っている明るさや透明感、ツヤが失われ、その人が本来持っている肌の色より暗めになることを指します。
鏡を見ていて、顔色がなんだかさえない、化粧をしても浮いているような気がするといった感じを持っている方の多くの原因はくすみです。
なぜそばかすがあると肌がくすんでしまうのか。
実はそばかすとくすみには紫外線という共通点が隠れているからです。
そばかすと紫外線の関係
そばかすはよく先天性の物だと聞きます。
たしかに3歳ごろから現れ、年齢とともに目立たなくなるのが先天性のそばかすと言えます。
ところがそばかすには「後天的に現れるそばかす」もあるのです。
その原因は紫外線で、強い紫外線を浴びるとそばかすが濃くなります。
多量の紫外線を浴びるとメラニンの生成が活発になります。
本来、メラニンの生成は紫外線が体の内部に侵入するのを防ぐために行われていますが、活発になるとメラニンの排出が間に合わずどんどん蓄積されて色素沈着になってしまうのです。
その色素沈着がそばかすやシミになります。
また、紫外線は肌の奥深くのコラーゲン細胞にも影響を与え、肌の正常な生まれ変わりを示すターンオーバーも乱していくのです。

くすみと紫外線の関係
くすみもそばかすと理論的な部分は一緒かと思われます。
くすみも紫外線を浴びることでメラニン色素が増加してきます。
通常は先ほども触れたターンオーバーが正常に行われていると、自然とメラニンも排出されますが、過剰な紫外線によってメラニンが残ったり日々の生活でターンオーバーが乱れていると、シミやくすみを起こしやすくなってしまいます。
メラニンは通常褐色なため、肌の色がトーンダウンしてしまうのです。
このことから「メラニンぐすみ」とも呼ばれています。
なので、後天的なそばかすの場合、そばかすのせいで肌がくすむというのは気持ちからではなく、肌のトラブルが起きているときなのです。
では、そばかすをきれいにするにはどうしたら良いか考えていきましょう。
外国人は、そばかすだらけでも隠さない
そばかすは日本だとコンプレックスに思う方が多いですが、海外でのそばかすはとても大きな特徴があるため、個性やチャームポイントとして受け入れられており、たくさんのモデルや女優が活躍しています。
そばかすにはナチュラルさ、素朴さ、イノセントな雰囲気があり、それらが魅力なのです。
そばかすは赤毛の人などの肌の白い人によく見られます。
一般的にそばかすは皮膚の中で受け継がれていますが、それを引き出すのは紫外線です。
肌の白い人は通常メラニンが少ないので刺激に弱く、太陽に当たるとすぐに紫外線によりメラニンが作り出されます。
それがそばかすを作ります。
夏場の方がそばかすは多くなり、夏は顔が暗く見え、冬にはより明るく見えるのです。
そばかすのある外国人女性を「そばかす美人」と言うことがあります。
もっとも、そばかすは欧米人に多く発生して、日本人には少ないのですが、そばかすのある女性は可愛らしい美人が多いように感じる人も多いと思います。
これはそばかすのある女性は男性から見ると、そばかすがあるため美人でも近寄りがたさが薄れるからだそうです。
また、友人や男性にアウトドア活動に誘われやすい親しみある特徴なのです。
こういった女性はそばかすをあまり気にしませんし、欧米人に多いようです。
ヨーロッパの女性はそばかすがあっても隠そうと思わない女性が多いのです。
これはヨーロッパの女性が化粧をしない人が多いのも要因の一つとして考えられます。
なぜヨーロッパの女性が化粧をしないのかというと、理由は単純で気にしないからだそうです。
なぜ気にしないのかというと女性はいつでもどこでもきれいにしなくてはならないという考え方が、日本に比べて低いのです。
つまり、社会において女性と美をそれほど関係づけていないともいえます。
社会的・文化的な美的センスも影響しているようです。
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これ以上増やしたくない人がやるべき毎日の習慣
とはいえ、これ以上そばかすが増えるのが嫌だという方に、どんな方法をすればそばかすが改善できるのか考えてみましょう。
紫外線対策をする
まず、何といっても紫外線対策です。
日焼け止めクリーム、日傘、帽子などを利用して紫外線対策をすることにより、そばかすが増えたり、濃くなることを予防することが大切になってきます。
シミもそばかすも紫外線に当たると出来やすいという事は一緒です。
紫外線に当たると皮膚は細胞核を守るためにメラニン色素を生成します。
紫外線を浴び続けるとメラニンが多くできてしまうのです。
メラニンが出来なければそばかすをできないようにすることが出来ます。
つまり、紫外線を常に浴びないように心がける必要があるのです。
しかし、太陽の光、紫外線を浴びないで生活するのは不可能ですので、スキンケアが大切になってきます。
美白化粧品でスキンケア
スキンケアには美白化粧品を使用します。
それには、そばかすを分解する成分が配合されているものを選びます。
例えば、ビタミンC誘導体が効果的です。
そして、値段が高く、少し刺激が強いのですが、ハイドロキノンという成分もオススメです。
ハイドロキノンを使うとより高い効果が期待できます。
朝と夜は洗顔料を使ってしっかりと顔を洗います。
洗顔の後は保湿です。
保湿をすることにより、潤いバリアを維持します。
保湿には高い化粧品を使う必要はなく、自分の肌に合って長く続けられる物を選びましょう。
生活習慣を良くする
ストレスはターンオーバーに影響与えます。
自分なりの健康的なストレス発散方法を考えましょう。
そして、体や肌は睡眠中に作られます。
睡眠を十分に取ると健康体であれば、正常にターンオーバーが実施されてメラニンは無くなります。
しかし、睡眠が不足ですと肌にメラニンが残ってしまいますので、そばかすが増加してしまう事になるのです。
睡眠は十分に取るようにしましょう。
早めに寝ることが重要です。
そばかすを増やさない食事
食事も有効です。
ビタミンは肌のターンオーバーを促すなど、肌の健康維持のためには必要不可欠な栄養素です。
野菜などをたくさん食べて、ビタミンを毎日摂るように心がけることが大切です。
ビタミンA | カボチャ、にんじん、レバー、うなぎ、卵 |
ビタミンB | 大豆、豚肉、玄米、ナッツ類、ネギ |
ビタミンC | フルーツや緑黄色野菜 |
ビタミンE | 魚類 |
食生活の乱れもターンオーバーに悪影響を及ぼすため、体にとって必要な栄養素をバランスよく摂取できるように、毎日の食生活を健康的に送る必要があります。
そばかすが出来るとつい触れてみたくなります。
しかし、過剰に触ることはあまり肌のためには良くありません。
シミ・そばかすを予防して輝く美肌になりたい!その方法とは何?
どうしても消したいそばかすにはこの治療
どうしても消したいそばかすには、レーザー、フォトフェイシャル、IPL光治療がオススメです。
レーザーを照射したところはしばらくするとかさぶたになり、そばかすと一緒に剥がれ落ちます。
程度にもよりますが10分程度で終わります。
かさぶたになって取れるまでは顔を洗ったりするのにも気を遣いますが、10日ほどできれいになります。
かさぶたの期間は見た目に驚くかもしれませんが、我慢と注意で乗り切ることが必要です。
広範囲に照射して色素が沈着している所を浮き上がらせて、その後にそばかすがきれいに剥がれ落ちる仕組みです。
レーザーはシミに効く波長のもの、その他の病状に効く波長のものなど複数の種類の機械に分ける必要があります。
IPLの特殊な光は広域波長なのでいずれの波長も含んでいるのです。
つまり、一度の治療で異なる病状を改善することが出来ます。
レーザーに比べるとIPLは光の照射時間が長いのですが、エネルギーが弱いのでレーザーをよりも優しい作用になります。
その分、治療後の炎症後色素沈着が発生する危険性が低く、より安全な治療です。
遺伝性のそばかすのあった方は再びそばかすが出来やすいので、注意が必要です。
どうしてもそばかすが気になる方は、一度、皮膚科を受診してみてください。
そばかすの改善など美容的な分野にも積極的な皮膚科も増え始めているようですので、調べてみてください。
レーザー治療でシミ・そばかすとサヨナラ!治療の種類や注意点をまとめました
そばかすを改善させて素肌を大事に
そばかすが嫌だという人へ改善させるための要点をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。
そばかすが悩みだという方も確かにいます。
しかし、一方で「そばかす女性が可愛い」と男性たちからの評価もあります。
そばかす女性の印象は親しみやすい・天真爛漫なイメージを持つからです。
そんなイメージからか、そばかすを自ら描くというそばかすメイクも登場しました。
そばかすメイクというものがあるくらいなので、そばかすに悪いイメージばかり感じてしまう人ばかりではありません。そうは言っても、そばかすに真剣に悩んでいる女性にとってはそばかすは邪魔者でしかありません。
紫外線対策をはじめ美白化粧品を使ったスキンケアや日々の生活習慣を見直すことから徐々に改善されるのではないかと思います。
若い・思春期の頃は自分の欠点が気になるものです。
あまり深刻にはならずにとはいえども、どうしても気になるようでしたら専門家に相談してみるのもアリです。
上手にそばかすと付き合い、または改善させて日々の生活を楽しみましょう!
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