夏になるとなぜかくすんでしまう!そのくすみ肌の原因と対策法とは

夏の夕暮れの海で陽を浴びている外国人女性のアップ くすみ

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夏になって疲れていないのに顔色が暗い時はありませんか。
それは夏のくすみが原因かもしれません。
今回は夏のくすみの原因やUVAとUVBの違い。
またそれぞれの肌への影響、夏の紫外線の予防と対策等をご紹介します。

夏のくすみ肌の原因

夏なのに肌を見るとくすんでいる…そんな経験はありませんか。
原因は3つあります。
それは紫外線や角質、乾燥です。

紫外線

1つ目は、夏の紫外線で日焼けしているとくすみになります。
通常、肌の生まれ変わりのサイクルを指すターンオーバー:そのサイクルが周期的に行われてれば、肌は白さを取り戻しますが、メラニンの排出が追い付かない場合ターンオーバーの周期が遅れてくすみとなります。

くすみとは肌の透明感や明るさが失われて、暗く見える状態のことです。
透明感を出せるビタミンCが入った化粧品を使用することで、過剰な皮脂の分泌を抑制してくれます。
皮脂が気になる方は使用してみましょう。

ターンオーバー
ターンオーバーは肌の生まれ変わりのことを言います。
皮膚は真皮や表皮、皮下組織に分かれています。

表皮は4種類からなっており、基底層や有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層や角質層から出来ています。
基底層で生まれた細胞は最後には垢となって剥がれ落ちる仕組みになっています。
このことをターンオーバーと言います。

周期は28日~56日ですが、年齢によって変わります。
自分の周期が気になると思いますので周期を出す計算式を紹介します。
自分の年齢×1.5~2で周期を出すことができます。

角質

2つ目は角質です。

古い角質が溜まっているとターンオーバーが正常に働きません。
それに角質が溜まっていると、肌がごわつき化粧水や美容液なども正常に働きません。

ターンオーバーを促すピーリングを週1回行うと、透明感がある肌へと導くことができます。

乾燥

3つ目は乾燥です。

例えば、エアコンや紫外線の影響で乾燥してしまいます。
乾燥している肌はキメや潤いがなく顔がくすんでしまうのです。

夏でも保湿することは大切です。
しっかり乾燥対策をしましょう。

くすみの原因は1年中ある!?それぞれの季節と肌質に合った対策法とは

UVAとUVBの違い、またそれぞれの肌への影響

紫外線イメージ図UVAとUVBは簡単に言うとこのような特徴を指します。

  • UVAは波長が長く真皮層まで到達します。
  • UVBは表皮にダメージを与えます。
紫外線はUVAとUVB、UVCに分けられます。
この中でUVCはオゾン層に吸収される為、地表に届かないのでUVAとUVBが重要です。
UVAとは
UVAは紫外線の9割を占めており、家の中や車の窓ガラスなどを通してしまうことから生活紫外線と呼ばれています。
UVAは波長が長いので真皮層まで到着してしまいます。

UVAの肌への影響はコラーゲンやエラスチンやヒアルロン酸といった真皮の成分を作り出す細胞が傷つけられると、肌が弾力を失ってシワやたるみになります。

UVBとは
UVBはスポーツなどを屋外で行い、日焼けをしてしまうことが多いのでレジャー紫外線と呼ばれています。
波長が短いので真皮までは到達しないのですが、表皮にダメージをもたらしてしまいます。

UVBの肌への影響は皮膚が真っ赤に腫れ、水ぶくれができるサンバーンや色素沈着を起こすことで小麦色・褐色など黒っぽく色変化が起きるサンタンがシミやそばかすになります。

紫外線の『uva,uvb,uvc』って何?対策ってあるの?

夏の紫外線の予防と対策

夏は紫外線が強くなる季節です。
そこで、綺麗なお肌を目指すためにもくすみの原因となってしまう紫外線を予防、対策をしましょう。

紫外線予防

まずは「予防」の方から見ていきましょう。
紫外線から肌を守るために予防しましょう。

予防は麦わら帽子や日焼け止め、ひんやりウエアとアームカバー、サングラスです。
これら夏の紫外線を予防する方法を5つご紹介します。

麦わら帽子

1つ目は麦わら帽子です。

昔からある麦わら帽子ですが、これはつばが広くなっている為、日中の日差しや紫外線予防しやすい造りになっています。
また、蒸れにくく体温上昇を防ぐことができます。

今ではお洒落な麦わら帽子も販売されているので、ファッションコーディネートも楽しみながら紫外線対策ができたら良いですね。

麦わら帽子

日焼け止め

2つ目は日焼け止めです。

紫外線は1年中ありますが、特に日差しが強いのは夏なのでこまめに日焼け止めを使用することが必要です。

日焼け止めの選び方ですが、次の項目でお伝えします。

ひんやりウエア

3つ目はひんやりウエアです。

長袖の場合、紫外線の予防をしながらクールでドライな着心地を実感できます。
肌トラブルにならずに済み、UVケアもできるので敏感肌の人にオススメです。

アームカバー

4つ目はアームカバーです。

屋外に出る時にだけ紫外線に気を付けたい方はアームカバーがオススメです。
お洒落な物も多くあり、洋服のコーディネートをする際にも邪魔にならないアイテムです。

サングラス

5つ目はサングラスです。

目も日焼けをするのでUVケアには欠かせないアイテムです。

様々なシーンで使用できるようにサングラスのデザインを選ぶことで、違和感なく紫外線予防ができます。

サングラス

紫外線対策

今度は「対策」方法についてお伝えします。
対策は肌を冷やすことや水分補給、トマトジュースや敏感肌用アイテム、睡眠です。

では対策法をご紹介しましょう。

冷やす

1つ目は肌を冷やすことです。

日焼けしてしまったら、まずアイスパックをタオルで包んだ物で肌を冷やすことが大事です。

水分補給

2つ目は水分補給です。

紫外線を浴びると乾燥してしまうので、汗を掻かない時でも水分を補給することで効率よく内側からも保湿することが出来ます。

トマトジュースがおすすめ
飲み物の中で紫外線対策に向いているのは、トマトジュースです。
トマトに多く含まれるリコピンは日焼けで受けた肌ダメージを軽減してくれます。
生のトマトよりジュースの方が多くリコピンが含まれているそうです。
トマトジュース

敏感肌アイテム

3つ目は敏感肌用アイテムです。

日焼けした肌は炎症して敏感になっているので、低刺激の敏感肌アイテムをオススメします。

低刺激の化粧水や乳液を使いましょう。

睡眠

4つ目は睡眠です。

寝不足だとターンオーバーが乱れ、肌の回復が遅れてしまい深刻なダメージにもつながります。
早めに寝るようにしましょう。

女性の紫外線対策とは?美しい肌のために行うべきことは何?

日焼け止めクリームの選び方と効果

夏の紫外線には日焼け止めが書かせませんが、選び方はシーン別に選ぶことが大切になってきます。
効果も塗り方によって違ってきます。

SPFとPA

選び方の1つとして日焼け止めはシーン別に分けましょう。
SPFとPAを選ぶことです。

SPFとPA値は高くなればなるほど効果が上がります。

SPFとは
SPFは日焼け止めを塗った場合、塗らない場合に比べて何倍の紫外線を当てると翌日に肌がかすかに赤くなるかを表しています。
PAとは
PAは一時的な黒化を引き起こし、長い間かけて肌の弾力を失わせるUVAを防ぐ効果を表しています。
PAは+が4段階になっており、+の数が多くなるにつれてUVAを防ぐ効果が高いことを表しています。
SPF PA イメージ図

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

日焼け止めには2種類の防止剤のタイプがあります。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤です。

紫外線吸収剤は紫外線を防ぐ力が高く、伸びが良く塗りやすいです。
一方、紫外線散乱剤は紫外線を散乱・反射させ、皮膚に紫外線が届くのを防いでくれる働きがあります。

近年、化学的な反応が起こらず、肌への負担が少ない紫外線散乱剤が推奨されていますが、日焼けをしたくない方は紫外線吸収剤が使用されている商品も視野に入れましょう。

ただし、肌が弱い方はかゆみや湿疹等が出る場合があるので注意しましょう。

ウォータープルーフ

海やプール等で汗を掻くときは落ちにくいウォータープルーフを選びましょう。
しかし、あくまで落ちにくいのであって、こまめな塗り直しは必要です。

使用説明書に従って使用することが大切です。

ノンケミカル

肌が弱い方はノンケミカルのものを選ぶことも必要です。
ケミカルは紫外線吸収剤のことです。

紫外線吸収剤を含む日焼け止めは人によって刺激を感じる方もいるので、敏感肌の方はノンケミカルのものを選ぶことも良い選択です。

効果を引き出す日焼け止めの塗り方

塗り方
  1. 塗り残しやムラが出来ないように塗ります。
    塗り残しやムラがあると紫外線のダメージを受けてしまいます。
  2. 肌をこすらないことです。
    こすってしまうと肌が敏感になりダメージの原因になります。
  3. 汗などで日焼け止めが落ちてしまうので2~3時間ごとに塗り直しましょう。

UVクリームのポイントと選び方とは?ノンケミカル・SPF・PAとは何を示している?

化粧下地にもなる日焼け止めってあるの?

化粧下地にもなる日焼け止めは様々なブランドから販売されています。
選び方は様々な機能を知りその中から選ぶことです。

選ぶポイントや機能 説明
日焼け止めの効果があるか 最近ではほとんどの化粧下地に含まれています。
日焼け止めとして使用するには、量を使うことになるので日焼け止めをもう1つ用意することが必要です。
肌色を補正する 正反対の色を使うことで肌を均一に整えてくれるコントロールカラーの役割をしてくれます。
肌が明るく見える為、化粧下地の後につけるファンデーションの量を減らすことができます。
メイク崩れを抑える 皮脂を吸着する粉体が入っており、皮脂が広がりにくい為、化粧崩れを防ぐことができます。
保温機能 肌の乾燥が気になる方や空気が乾いた環境で過ごす時に、オススメの下地です。
使い方
正しい使い方は一気に塗るのではなく、おでこから鼻筋の部分のTゾーンや顎と口周り部分のUゾーンといった部分ごとに乗せて伸ばしていくと、肌の負担が減ります。
塗る際は優しく塗りましょう。

ビオレUV アクアリッチウォータリーエッセンス

ビオレUV アクアリッチウォータリーエッセンス
  • メーカー名:花王
  • 商 品 名:ビオレUV アクアリッチウォータリーエッセンス
  • 価   格:¥968(参考価格)
  • 容   量:50g

汗や水に強いウォーターブルーフタイプで化粧下地にもなる日焼け止めです。
SPF50ですが、石鹸で落とすことができ、顔や体に使用できます。

肌を長い間、強い紫外線から守ることができます。

UVイデア XL プロテクショントーンアップ

ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ
  • メーカー名:La Roche-Posay(ラロッシュポゼ)
  • 商 品 名:UVイデア XL プロテクショントーンアップ
  • 価   格:¥3,740(税込)
  • 容   量:30ml

敏感肌の方でも使用できる乳液タイプの化粧下地にもなる日焼け止めです。

塗ると透明になり素早くなじみます。
紫外線を防ぐ他にほこり等の細かい汚染物も保護します。
石鹸で落とすことができます。

サンガード50+ プロテクトUV

ファンケルのサンガード50+ プロテクトUV
  • メーカー名:ファンケル
  • 商 品 名:サンガード50+ プロテクトUV
  • 価   格:¥3,850(税込)
  • 容   量:60ml

さらりと軽い付け心地で顔だけでなく、体も徹底的に日焼けから守る日焼け止めです。
みずみずしいローション状の付け心地です。
ノンケミカルなのにウォータープルーフ処方。
落とすのもボディソープでさらりと落とせます。

お肌を日焼けから守るには!?焼きたくないための美白を守るUV下地をご紹介!

夏でも健やか肌になりましょう

夏の季節になるくすみ肌のメカニズムと対策をテーマにご紹介してきました。
夏の季節になるくすみは日焼けや乾燥、古い角質が原因でなります。
くすみにならない為にUVAとUVBの違いや肌への影響を理解することが重要です。

紫外線の予防ができるアイテムを紹介しましたので参考にしてみてください。

また、日焼け止めクリームの選び方や化粧下地にもなる日焼け止めを紹介させていただきましたので、自分に合うものが何か?といった参考になれば幸いです。

塗り方によっても効果が変わってきてしまいます。
正しい塗り方をして夏のくすみを防ぎましょう。

 

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