くすみと言うと夏に紫外線を浴びて秋にくすんでしまうイメージがあると思います。
しかし、くすみは秋だけでなく、他の季節でも起こります。
今回はくすみの原因と肌ごとの対策をご紹介していきます。
Contents
季節ごとのくすみの原因
どうやら年間を通じて季節ごとにくすみの原因はあるようです。
順番に見てみましょう。
春のくすみ
春のくすみは冬から春になると環境が変わり、寒さと温かさが繰り返されるために起こります。
その為、乾燥や血行不良、肌の新陳代謝の乱れ等で肌がくすんでしまいます。
予防は紫外線対策を強化したり、軽めの質感の保湿アイテムに切り替えることです。
1年の中で最も紫外線の量が多いのは春です。
なので、紫外線対策を強化することが重要です。
この時期はSPF30、PA++以上の日焼け止めを使用しましょう。
冬よりも春は乾燥が和らぎ湿気も多いので、重めの質感の保湿アイテムだとベタついてしまう可能性もあります。
この時期は軽い質感のウォーターベースのローションやオイルフリーの保湿化粧品がオススメです。
夏のくすみ
夏のくすみは紫外線と体の冷えです。
紫外線というとシミとそばかすですが、くすみも引き起こします。
メラニン色素が作られくすみになります。
また、エアコンの冷えや冷たい物の過剰摂取で、必要以上に体を冷やし過ぎることでもくすみになります。
体が冷えることで血行不良になり、肌が暗く見えたりターンオーバーを乱したりしてしまうのでくすみの他にゴワつきや乾燥になってしまいます。
肌は表皮や真皮、皮下組織からなっています。
表皮は4種類からなっており、基底層や有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層や角質層で出来ています。
基底層で生まれた細胞は最後には垢となって剥がれ落ちてしまいます。
この仕組みをターンオーバーと言います。
周期は28日から56日で28日は20代の周期になります。
周期は年齢によって変わります。
自分の年齢×1.5~2で自分の周期を出すことができます。
冷たいものを控えて温かい物を摂取することも対策法です。
秋のくすみ
秋のくすみはターンオーバーが乱れやすく、メラニンが肌の内部から蓄積されて色素沈着になり、くすみを引き起こしてしまいます。
紫外線だけではなく、クレンジングや洗顔等をしている際にゴシゴシとこすっていると色素沈着になります。
予防は紫外線対策の他に美白化粧品でのケアをすることです。
ゴシゴシしてしまう方は優しく肌に触れることを心掛けることが必要です。
冬のくすみ
冬のくすみは乾いた空気で肌が乾燥してしまうことと、冷えによる血行不良が積み重なることでターンオーバーが乱れてくすみになります。
予防はセラミドや保湿成分のヒアルロン酸等の保湿化粧水を使用することです。
また、血行不良の場合は血行を促進するビタミンEや鉄分が含まれている食材を食べることがオススメです。
ビタミンEはかぼちゃやアボカドに含まれています。
鉄分はひじきやしじみ等に含まれています。
乾燥肌や敏感肌とはどんな肌?
乾燥肌は肌の水分・皮脂が不足して潤いがなくなっている状態です。
バリア機能が低下して角質層が外的刺激から肌を守り、肌内部の水分・脂質が逃げるのを防げなくなります。
乾燥肌にならない為にはスキンケアによる保湿で肌バリア機能を守ることが必要です。
敏感肌は紫外線や化粧品、外気中の埃などで皮膚トラブルを起こしやすく、多くの人には刺激にならない物でも敏感に反応してしまいます。
予防は刺激が少ない物や肌の天然保湿成分や細胞間脂質などを補う化粧品を使用することです。
敏感肌になるのはどうして?敏感肌になる原因と敏感肌の方に使える化粧品の選び方とは
普通肌とオイリー肌とはどんな肌
普通肌は水分量と皮脂量のバランスが良い肌でトラブルも少なく、キメが整っている状態の肌のことです。
普通肌は基本のスキンケアをすれば大丈夫とされています。
オイリー肌は脂性肌とも言われます。
肌がべたべたとしてテカりやすいのが特徴です。
洗顔や油とり紙等で過剰に皮脂を除去しないようにすることが大切です。
オイリー肌の方はさっぱりした化粧水を使用しましょう。
女性のニキビ脂性肌の特徴とおすすめスキンケアで原因から改善!!
乾燥肌や敏感肌のくすみ対策やオススメの化粧水
先ほどのおさらいをしながら乾燥肌・敏感肌の対策やおすすめ化粧水をご紹介していきましょう。
乾燥肌のくすみ対策
乾燥肌のくすみ対策は4つあります。
対策法 | 説明 |
過度の洗顔をしない | 洗顔の回数を多く行なったり、強く洗ってしまうと保湿成分が流され、乾燥しやすくなってしまいます。 洗顔は朝と夜の2回にして、きめ細かい泡で優しく洗うように心掛けることが必要です。 |
直ぐに保湿をする | 何も付けないで放置していると水分が蒸発してしまうので、洗顔後は直ぐに保湿をしましょう。 |
セラミド配合の化粧品 | セラミドは水分の蒸発を防ぐ働きがあり、乾燥によるくすみはセラミド化粧品を使用することをオススメします。 |
加湿器をつける | 秋や冬は暖房を使うことが増え、空気が乾燥して水分も蒸発してしまいます。 加湿器をつけ湿度を上げましょう。 お湯を入れたマグカップを近くに置いておくだけでも加湿器と同様な働きをします。 |
敏感肌のくすみ対策
敏感肌のくすみ対策は2つあります。
対策法 | 説明 |
洗顔方法 | 敏感肌で角質が気になる時は肌を蒸しタオルで柔らかくしてから、酵素入り洗顔料をきめ細かい泡にして洗顔しましょう。 |
紫外線対策 | 日傘や帽子、サングラス等と飲む日焼け止めを組み合わせれば肌への負担が軽減され紫外線ダメージを防ぐことができます。 |
オススメの化粧水
米肌 肌潤化粧水

- メーカー名:KOSE
- 商 品 名:米肌 肌潤化粧水
- 価 格:¥5,500(税込)
- 容 量:120ml
発酵によってできたとろみのある質感になっています。
肌に吸い込まれるように浸透し、その後の肌のべたつきはほとんどありません。
角層柔軟オイル配合で肌を軟らかくほぐします。
潤いをもたらし、もっちり肌になれる保湿化粧水です。
くすみや乾燥、たるみ毛穴に悩まれている方にオススメです。
また、無香料や無着色、鉱物油フリーや弱酸性でアレルギーテスト済みなので肌が弱い方も使用できます。
アスタリフト ブライトローション(美白化粧水)

- メーカー名:FUJIFILM
- 商 品 名:アスタリフト ブライトローション(美白化粧水)
- 価 格:¥4,180(税込)
- 容 量:130ml
美白有効成分であるアルブチンを配合しており、メラニンの生成を抑制してシミやくすみを防ぐ美白化粧水です。
独自で開発された成分のナノAMA+は角質層を整えながら肌に潤いを作り輝きに満ちた肌へ誘います。
敏感肌用化粧水 モイストタイプ

- メーカー名:Natura Check
- 商 品 名:敏感肌用化粧水 モイストタイプ
- 価 格:¥3,979(税込)
- 容 量:145ml
乾燥肌と敏感肌の方が使用できる高保湿タイプです。
天然素材系で作られており、合成防腐剤も不使用なので安心して使うことができる化粧水です。
毛穴トラブルのケアや抗酸化作用、くすみの改善等や炎症を抑えることに効果を実感していただけるよう各天然美容成分の量にもこだわりました。
ローヤルゼリーエキスや天然のヒト型セラミド等が含まれています。
貴女が使用している美白化粧水は安全ですか?手作り化粧水やオーガニック化粧水など身体に優しい化粧水をご紹介!
普通肌とオイリー肌のくすみ対策やオススメの化粧水
次は普通肌とオイリー肌のくすみ対策とオススメ化粧水です。
普通肌のくすみ対策
普通肌のくすみ対策は2つあります。
外出する時や家にいる時でも日焼け止めを塗ることが必要です。
そして、美白化粧品を使用してお手入れをします。
シミやくすみには美白有効成分配合の化粧品が効果的です。
オイリー肌のくすみ対策
オイリー肌のくすみ対策も紫外線対策です。
活性酸素が発生すると過剰な皮脂が酸化してシミやシワができたり、肌がくすんだりと肌の老化が加速してしまうので紫外線対策が欠かせません。
オススメの化粧水
エクシア アンべアージュ ホワイトニング ローション

- メーカー名:ALBION
- 商 品 名:エクシア アンべアージュ ホワイトニング ローション
- 価 格:¥19,800(税込)
- 容 量:200ml
気持ち良いみずみずしさと濃厚なコクを感じる使い心地で肌の隅々まで充実した潤いを与え、透明感あるしっとりとした肌に整えます。
普通肌の方にオススメの化粧水です。
スキンコンディショナーローションVC G(ビタミンC誘導体)

- メーカー名:NARISUP
- 商 品 名:スキンコンディショナーローションVC G(ビタミンC誘導体)
- 価 格:¥660(税込)(参考価格)
- 容 量:500ml
こちらの化粧水はビタミンC誘導体が含まれており、潤い作用や皮脂を抑えます。
メラニンの生成を抑える働きもあるので透明感のある肌に近づくことも期待できます。
テカりやべたつきで気になるオイリー肌の方にオススメです。
ビタミンC配合の化粧水で美白効果は得られるの?ビタミンの働きまで徹底調査!
ご自身の肌質を確認しながらくすみケアしましょう!
今回はくすみの原因と肌ごとの対策について紹介してきました。
季節ごとに共通するくすみの予防は紫外線対策です。
紫外線は1年中存在するので対策を徹底しなければいけません。
季節ごとのくすみの原因を知って予防することが大事です。
乾燥肌や敏感肌、普通肌とオイリー肌とはどんな肌なのかご説明しました。
なので、ご自身がどの肌質なのか知っておくことはスキンケアをする際に重要なことです。
ご自分の肌質を確認しましょう。
それぞれの肌質でどのようなくすみ対策をすれば良いのか確認をして、くすみに悩まずに過ごせたら良いですね。
こちらではそれぞれの肌質に合う化粧水を記載しましたので、参考にして購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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