肌荒れと聞いて、皆さんはどういうイメージを持っていますか。
カサカサやブツブツ、赤み、またはニキビなど色々想像できるかと思います。
今回はそんなことをひっくるめて肌荒れとは何か?
肌荒れの原因や予防・対策法をお話したいと思います。
Contents
肌荒れの原因
肌荒れの原因と一言でいっても、様々な要因があります。
また、肌荒れの中でも種類が多く存在しています。
その中で基本的な要因としては、「ホルモンバランスの乱れ」「肌の機能の低下」「肌のターンオーバー」などが挙げられます。
ホルモンバランス
ホルモンバランスという言葉を聞いたことがあるかと思います。
例えば、女性の方で生理前などになると何か肌のコンディションが悪いなと思う方が少なくないかもしれません。
ホルモンバランスと肌はとても密接な関係があり、ホルモンバランスが乱れると同時に、肌も乱れやすくなってしまうのです。
また、ホルモンバランスは食生活や普段の私生活からでも乱れることがあります。
食生活やストレスによってもホルモンバランスが乱れるのです。
そうしますと、肌はどんどん調子が悪くなり肌荒れの原因になってしまいます。
肌の機能の低下
次は肌の機能の低下です。
具体的にいいますと、肌の素から備わっているバリア機能の低下です。
普段、人間の肌というのは外部からの刺激や菌などから肌を守る機能があります。
そのバリア機能がある箇所を角質層と呼びます。
そのバリア機能が働いている状態ですと、肌は潤いをきちんとキープし、健康で綺麗な肌の状態を保ちます。
しかし、その機能が何らかの要因で肌の水分と皮脂のバランスがおかしくなりますと、バリア機能が低下しそれによって肌荒れが起きるのです。
低下した状態が続きますと、肌荒れはどんどん悪化してしまう状態になります。
肌のターンオーバー
次は肌のターンオーバーの乱れです。
そもそも、肌のターンオーバーってどういうことか少し説明したいと思います。
人の肌は毎日生まれ変わるということはご存知でしたか。
寝て起きて日々生活している中で、一定のサイクルで肌が生まれ変わり、その生まれ変わる状態を肌のターンオーバーと呼びます。
古くなった角質が剥がれ落ち、そして新しい肌の細胞が作り上げ、それが皮膚の表面に出てきて新しい皮膚ができます。
それが肌のターンオーバーの仕組みです。
そのサイクルが乱れますと、ニキビなどの肌荒れの原因になってしまうのです。
ダニによって出来る肌荒れとその予防法
先ほどまでは、基本的な肌荒れの原因をお話しました。
しかし、上記で話したように要因はまだたくさんあります。
例えばダニもそうです。
ダニと肌荒れの関係
ダニと言えば、普段寝ている布団やベッドなど見えないところに潜んでいます。
知らぬ間にダニが体に付いていることもあるのです。
普段からきちんとケアしてるのに肌荒れが起きてしまったり、全然改善されなかったりしたらそれはダニの原因も考えられます。
皆さんは、布団などをどのくらいのペースで干したり洗ったりしていますか。
見た目が綺麗だからといって放っといてしまうとダニは恐ろしいことにどんどん繁殖していきます。
そうなると肌荒れが起きてしまうのです。
予防するには
予防としては、綺麗に見えても最低でも週1は洗濯して、干すなどすればダニは死んでいきます。
また、アイロンをかけるのも予防法としてオススメです。
ダニは熱に弱いといわれています。
もちろん、天日干しするのも効果がありますが、アイロンを普段かけてあげるとダニの発生をさらに予防することができるのです。
顔ダニというのは、その名の通り人の顔に潜んでいるダニのことをいいます。
顔ダニは本来肌に影響がほとんどないと言われていますが、例えば洗顔をしなかったり、逆に洗いすぎてしまうと肌のトラブルの原因になってしまうのです。
きちんと、毎日なるべく朝晩洗顔をし適度な回数で清潔に保つことが大切ですよ。
タバコによって出来る肌荒れとその予防法
タバコは肌にとってとても悪影響を及ぼすとして美容業界では有名な話です。
全く吸わない方には関係ない話かもしれませんが、知っておいて損はないかと思います。
では、タバコが実際に肌にどのように悪影響を与えるのか説明していきたいと思います。
肌とタバコの関係とは
肌には3つの成分があります。
- コラーゲン(肌の弾力を維持する)
- エラスチン(肌のハリを維持する)
- ヒアルロン酸(肌の水分を調整して保持する)
また、タバコにはニコチンという有害物質があります。
聞いたことある方が多いかもしれませんが、このニコチンは肌だけではなく身体に様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。
肺ガンなどもニコチンが原因というのが大きいのは有名ですよね。
さらにいうと、ニコチンには血液の循環を悪くしてしまう働きもあります。
血液の循環が悪くなりますと、肌がくすんできてしまうのです。
それに乾燥の原因にもなってしまいます。
血液の流れが悪くなりますと、先ほど説明したヒアルロン酸が正常に働かなくなりその結果、乾燥しやすい肌になってしまうのです。

予防法はやはり…
では、予防法ですが一番は何といっても禁煙することが最大の予防法です。
しかし、実際問題タバコを吸う方は突然止めることは難しいかと思います。
本数を減らしたりするのもありますが、タバコを吸う方は特にビタミンを多く摂ると肌荒れになりにくいと言われています。
タバコを吸う方は、吸わない方に比べてビタミンが少ないという研究結果もあります。
それはタバコを吸うことによってビタミンが分解されていき早く体から抜けてしまうのです。
ですから、ビタミンを多めに摂取することが肌荒れ防止になります。
ですが、一番はタバコを止めるに越したことはないことだけ頭に入れておいて頂けたらと思います。
アルコールによって出来る肌荒れとその予防法
大人の方はアルコールを飲む方が多いかもしれません。
趣味で飲んだり、職場の飲み会などで飲んだり、友人と飲んだり、場合によってはストレス解消で飲んだりと普段からアルコールを飲む機会は多いという方もいるのではないでしょうか。
お酒と肌の関係
そんなアルコールですが肌には多くの様々なダメージを与えてしまうのはご存知でしたか。
もちろん、ストレス発散でたまに飲むことは悪いことではありません。
実際にお酒は飲み過ぎない程度に、ほどほどに飲めば逆に健康に良いとまでいわれています。
ですが、実際問題アルコールには肌にどうしても影響を及ぼしてしまうのです。
具体的にどう影響を及ぼすか説明していきたいと思います。
水分排出の問題
まず一つは、水分が過剰に排出されてしまいます。
よくお酒を飲みますと、普段よりトイレが近くなる経験をする方が多いかもしれません。
それが肌にも影響をしてしまうのです。
アルコールの中には、化学物質であるコンジナーというのが入っています。
あまり聞いたことない名前かもしれませんが、これはアルコールの臭いや味に関係しています。
二日酔いはお酒を飲み過ぎてしまうと肝臓で分解しきれなかったアルコール成分が残り、翌日に頭痛や吐き気が起きることをいいます。
これらは人の体から水分を奪ってしまい、さらには肌の水分まで奪ってしまうのです。
つまり、アルコールを摂取するということは肌などの潤いも奪ってしまう要因になってしまいます。
ニキビや炎症が起きやすい
もう一つは、ニキビや炎症が起こしやすくなってしまうということです。
ニキビとお酒はあまり関係ないように思うかもしれませんが、とても近い関係でもあります。
アルコールには日本酒やワイン、カクテルなど様々な種類があります。
最近のお酒は特に甘い物やジュースのような口当たりがいいのが好まれてよく飲まれていますが、実はこれらにはむくみやニキビや炎症などの大きな原因になってしまうのです。
元々、アルコールには塩分が大量に含まれています。
他にもなるべく苦みをなくすために糖分なども大量に含まれています。
この糖分や塩分は肌の脂などを過剰に分泌してしまう原因になってしまうのです。
その結果、肌に余計な脂が増えていきニキビなどが出来てしまうのです。
また、アルコールは炭水化物も多く含まれておりとても高カロリーな飲み物なのです。
それをしょっちゅう飲んでいると、肥満になりやすくさらに肌のたるみなどにもなってしまうのです。
老化を早めてしまう
最後に挙げる理由として老化を早めてしまうということです。
実はアルコールは細胞にダメージを大きく与えてしまうのです。
なぜそのようなことになってしまうかというと、アルコールは肝臓で分解します。
細胞がダメージを食らうと肝臓機能の低下に繋がってしまうのです。
具体的にもう少し細かくいうと、肝臓内にある肌を様々なものから守るビタミンAが増えなくなり蓄積されなくなってしまう現象が起きます。
その結果、身体だけではなく、肌の老化を早めてしまい肌荒れが起きやすい状態になってしまうのです。
どんな予防法を
もし、自分がアルコールを飲み過ぎていると感じているのならば、まずは少しでも減らすことが大事です。
ちょっと酔ってきたところで止めるなどすれば二日酔いにもならなくて済みます。
もし、二日酔いになってしまった時はなるべく熱いお湯に浸かるのを避けましょう。
なぜかというと、血の流れが急に早くなり体調不良になりやすいからです。
体調不良になりますと肌荒れの原因にもなってしまいます。
さらには、熱いお湯というのは肌の脂を奪うことになり、それによって乾燥肌になりやすくなってしまいます。
二日酔いになってしまったら熱いお湯に浸かるのではなくシャワーがオススメです。
シャワーでしたら多少熱くても血液の循環を良くしてくれ、不必要に脂が奪われることがありません。
特に、ビタミンの中でもビタミンCやビタミンEはアルコールの有害な成分を素早く分解する役割があり、肌にダメージなどが受ける前に体内から排出することができます。
アルコールを分解させる肝臓の働きを助ける役割があるからなのです。
なので、アルコールを飲みながらなるべくカロリーが低いタンパク質な食品も一緒に摂ることも予防法です。
それを忘れないで上手くアルコールと付き合うことがオススメですよ。
肌荒れになってしまう原因に枕?
皆さんは寝る前またはお風呂やお風呂上がりに、洗顔やその後の肌ケア(美容液や乳液など)をしているかと思います。
それでもう安心して大丈夫だと思っていませんか。
油断できない寝具の問題
ところが、寝るときに何気なく使っている枕が思わぬ肌荒れの原因になってしまう可能性があります。
皆さんが思っている以上に枕には多くの菌や脂が付着しています。
それが肌荒れを起こす原因になってしまうのです。
なぜかというと、枕に顔を当てて寝るかと思いますが、いくら顔の肌が綺麗な状態でも寝ている間に人間は汗などを掻きます。
他にも頭も付けて寝ることも多いため、頭皮の脂も枕に付いてしまうのです。
それがどんどん溜まっていくと菌が増え、いくら綺麗な肌の状態にして寝ても寝ている間に菌などが肌に付いてしまうのです。
また、その脂などはダニを増殖させてしまう原因にもなってしまいます。
ダニの死骸は肌に悪影響を及ぼしニキビの原因にもなったりしてしまいます。
予防策は
では、このような状態にならないためにはどんな予防や対策があるのでしょうか。
普段、枕カバーはどのくらいの頻度で洗ったりしていますか。
ある統計では4日から7日以内で洗う方が多いという結果がありました。
ですが、理想は毎日洗うのがベストなのです。
しかし、毎日洗う事は実際大変でなかなかできませんよね。
そんな時に霧吹きなので毎日カバーに水や肌にも使えるアルコールなどをかけてあげると、枕に付いている菌や脂などが除去できます。
他には、直接枕カバーに顔を当てるのではなく、フェイスタオルなど枕カバーの上に乗せて寝るのもオススメです。
そうすれば、フェイスタオルを換えれば枕カバーを毎日洗わなくても問題ありません。
このように、普段使っている枕でも肌荒れが起きるということが分かりました。
どうしても顔をケアすることが注目されがちですが、こういった日常品に工夫を加えることによって肌荒れ予防にもなるのです。
身近の物に肌荒れが
今回は肌荒れ予防とその対策についてお話しました。
上記で紹介したように、普段生活している中の習慣や身近なものなどに肌荒れの原因となるものが隠されています。
どういったことで原因になるかを知ることで、予防や対策がしやすくなるかと思います。
もし、変えられることや工夫できることはすぐに始めて肌荒れにならないように常に心掛けましょう。
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