男が油断しがちなシミ・そばかす、悩みごと消し去って老け知らずに!

ゴルフをするミドル世代の白人男性 そばかす

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春から秋にかけて日差しが強い中でアウトドアを嗜む男性も多いと思います。
楽しむのはいいですが、シミの対策はちゃんとしていますか?
男性であっても肌の悩みと無縁というわけにはいかず、数年~数十年後にそのツケを払わされて一気に老けた印象になってしまうこともあるのです。
今回は男性のシミ・そばかす原因と対策、化粧品の選び方について調べてみました。

男性のシミ・そばかすの違いとそれができる原因

男性のシミとそばかすも原因はそれぞれ異なります。
シミ・そばかすがどのようにできるのか、原因を詳しく見ていきましょう。

シミの原因

男性のシミは老人性のシミ炎症性のシミの2種類に分かれます。

老人性のシミ 長い期間紫外線を浴びてしまって、30代~40代にできるシミです。
メラニンが排出されずに色素沈着を起こすことで発生します。
年齢を重ねるとともに濃くなる傾向があります。
炎症性のシミ ニキビやすり傷、虫刺されなどで炎症が起こった所にできるシミです。
炎症によってもメラノサイトは刺激されてメラニンは作られます。
それが肌に残ってしまうと色素沈着を起こしてしまうのです。

そばかすの原因

そばかすは主に遺伝性のものだといわれています。
幼少期に鼻や頬にでき始めて、成長とともに増えて思春期には濃くなります。
それ以降は個人差はあるのもののだんだんと薄くなっていきます。

色白な人にできやすいと考えられているようです。

そばかすができやすいのは遺伝!?どんな人がそばかすができやすいのか

男のシミ対策

シミができる大きな原因は紫外線によるメラニンの増加です。
増えてしまったメラニンをシミに発展させない方法には、血行促進・質の高い睡眠・ストレスのケアなどがあります。

血行促進

ランニングする女性と顔が見切れてる男性

血流が滞ると新しい皮膚を生み出して古い細胞を排出するターンオーバーが停滞します。
血行を促進することでターンオーバーをUPさせて、古い細胞をメラニンごと排出すればシミはできにくくなります。
血行を促進するには4つのポイントがあります。

  • 血の巡りをよくする食べ物を摂る
  • 下半身の筋肉を使う・ほぐす
  • 体が冷えないようにする
  • ストレスを解消する

特に効果が出やすいのが下半身の筋肉を使う・ほぐすことです。
ふくらはぎの筋肉は第二の心臓と呼ばれるほど血流にかかわっていて、ウォーキングやマッサージをすることで血流がスムーズになるよう改善することができます。

質の高い睡眠

夜眠る黒い服の男性

眠りについてからの3時間は深いノンレム睡眠が多く訪れます。
このノンレム睡眠の間にはターンオーバーを整えてくれる成長ホルモンが多く分泌されるため、眠り始めの質をいかに高いものにできるかが鍵となります。

次のことを1つずつ取り入れていくと、いい睡眠を得ることができるようになるはずです。

  • 1日のルーティンに運動を取り入れる
  • 夜はスマホ・PCから浴びるブルーライトを減らす
  • できるだけ同じ時間に眠るようにする
  • 就寝前に日記を書く・瞑想するなどのルーティンを作る
  • 夕方以降はカフェインを控える
  • アルコールは就寝2時間前までにしておく

ストレスのケア

叱責する上司と萎縮する部下

ストレスも意外なことに肌トラブルに密接に関係しています。
ストレスによって体内のホルモンバランスが乱れると、メラノサイトが刺激され活性化してメラニンを生み出します。

さらに、ストレスは活性酸素というものを発生させます。
活性酸素は本来外敵から身を守る役割をしていますが、増えすぎるとメラニンを生み出すメラノサイトを刺激し、メラニンを過剰に産出させてしまいます。

いずれの場合によっても増えすぎたメラニンが沈着するとシミになってしまいます。
シミだけでなく他にもさまざまなトラブルを引き起こすストレスは、趣味や運動などでしっかりと解消しておきましょう。

男性の美白にシミの予防と対策方法とは?男性のシミが出来る原因や男性に出来るシミの種類を解説します!

男の紫外線対策

シミの原因で書いたとおり紫外線はシミの大きな原因となります。
男性の紫外線対策では日焼け止め・サングラス・日傘を使うとよいでしょう。

日焼け止め

SPF50・PA+++の日焼け止めのボトルの写真

紫外線対策でもっともポピュラーといえるのが日焼け止めですね。
女性しか使わないイメージが強いかと思いますが、最近では美容目的に日焼け止めを塗る男性も増えてきています。

突然ですが、地上に降り注ぐ紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)があります。

  • UVA … 表皮の下の真皮まで達し、真皮の線維芽細胞を傷つけることでシワ・たるみを引き起こす
  • UVB … 肌を赤く焼いたり皮膚を黒くしたりしてシミなどの原因となる

日焼け止めにもUVA・UVBそれぞれに対応した値があります。

PA UVAを防ぐ効果の目安となり、PA+~PA++++の4段階があります。
「+」の数が多いほど肌のハリを失わせるUVAに対する防御効果が高いということになります。
SPF UVBを防ぐ効果の指数でSPF1~SPF50+の数値があります。
これは何も塗らない場合と比較してどれだけ長くUVBによる炎症を防止できるかの数値で、数値が大きいほど防御効果も高いということになります。

シミの原因となるUVBが多く降り注ぐ4月~9月は特にSPFの数値を気にして選びたいですね。

サングラス

サングラスをかけたスキンヘッドの白人男性

紫外線から肌を守るだけでは完璧ではなく、紫外線を目に浴びた場合も肌に大きな影響があります。
目が紫外線ダメージを受けると脳が全身にメラニンを作るように指令を出し、紫外線が当たっていない部位であってもシミのリスクが高くなるのです。

それを防ぐために有効なのがサングラスです。
紫外線を防いでくれるサングラスはなんとなく黒いレンズのイメージがあるかもしれませんが、ただの黒いレンズは瞳孔が開いた状態を作って目が浴びる紫外線量を増やしてしまいます。

色で判断せずに紫外線カットレンズのサングラスを選びましょう。

日傘

日傘をさす黒いTシャツの男性の後ろ姿

日傘は女性が使うイメージが強いと思いますが、今は男性用も多く販売されています。
紫外線カットの日傘を使えば肌に浴びる紫外線量を大幅に減らすことができます。

さらに本来の日よけの役割として体感温度を全身では1~2℃、頭部では4~9℃も下げることができます。
UVBの量が多く熱中症の危険性が高い夏は、重宝すること間違いなしです。

男性の紫外線対策方法とは?男性は肌が弱いので注意が必要

食べて消す、男のシミ・そばかす

並べられた緑黄色野菜たち

外側からのケアだけでなく内側からのケアも重要になってきます。
シミやそばかすを予防・ケアする栄養素を見ていきましょう。

ビタミンC チロシンという成分がメラニンに変化するのを抑える役割があります。
また、すでに色素沈着したメラニンを還元して色を薄くする作用もあります。
ビタミンE 強い抗酸化作用を持っており、紫外線などの刺激から肌を守ってくれます。
さらに細胞の酸化を防ぐ作用もあります。
食物繊維 食物繊維といえば腸を刺激して排泄を促す作用があることで有名ですね。
毒素が体内に溜まるのを抑え、シミや肌荒れの対策に役立ちます。

これらの栄養素を豊富に含んだ食材が、トマト・ブロッコリー・ほうれん草・かぼちゃです。

  • トマト 1個(165g)… ビタミンC 25mg、ビタミンE 1.8mg、食物繊維 1.7g
    トマトの代表的な栄養素・リコピンにはメラニンの生成を抑える働きもあります。
  • ブロッコリー 1株(125g)… ビタミンC 150mg、ビタミンE 3.6mg、食物繊維 5.5g
    葉酸・カリウム・ビタミン・ミネラルも持ち合わせている優秀な食材です。
  • ほうれん草 1束(270g)… ビタミンC 95mg、ビタミンE 6.2mg、食物繊維 7.6g
    抗酸化作用のあるビタミンAも約900μgと豊富なので積極的に摂取したい食材です。
  • かぼちゃ 1/4個(260g)… ビタミンC 110mg、ビタミンE 16.6mg、食物繊維 9.2g
    カロテン・ビタミンB群も豊富に含んでいるのでこちらも外せない食材です。

シミ・そばかす予防にはどんな食べ物を?シミやそばかすのためにはこの食品を摂りましょう!

スキンケア用品の選び方

男性もまずは自分の肌質を知った上でスキンケア用品を選ぶことが肝心です。

肌質の種類

肌質はおおまかに普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌の5種類に分かれます。

肌質に合ったスキンケア用品の選び方

男性が使用するスキンケア用品は主に洗顔料化粧水乳液の3点でしょう。
どのようなスキンケア用品が合っているかをおおまかに見てみましょう。

洗顔料 化粧水 乳液
普通肌 基本的にどれを使っても問題ない 保湿力を重視する 保湿力を重視する
乾燥肌 洗浄力が強すぎず保湿成分を含むもの 保湿力が特に高いもの 保湿成分を含むもの
脂性肌 洗浄力が強く保湿成分も含むもの 保湿力が高く使用感がさっぱりとしたもの 使用感がさっぱりとしたもの
混合肌 洗浄力の強いもの 保湿力が高く低刺激のもの 保湿力が高く使用感の軽いもの
敏感肌 洗浄力がマイルドで刺激となる成分が含まれていないもの 保湿力が高く低刺激のもの 保湿成分を含み刺激のあるものを含まないもの

男性の肌は水分が少なく乾燥しやすいので、全体的に保湿力が高いものを選びます。
脂性肌の方は油分の多い乳液を選ぶとニキビができやすいので気を付けましょう。

化粧水・乳液の両方を塗るのが面倒な方は、オールインワンタイプの化粧品を使用してみるのもいいでしょう。

【男性の肌診断】男性の肌ってどういうもの?メンズスキンケア方法は?

シミ・そばかす知らずで老け知らずに

今回は男性のシミ・そばかすの原因と対策、化粧品の選び方を見てみました。
シミの最大の原因である紫外線はあまり気にしない方も多いと思いますが、普段から対策をしていたりターンオーバーの正常化を意識したりするとシミ・そばかすに悩まずに済みますよ。

また、内側からのケアも重要になってきますので、特に野菜不足の方は摂取するべき栄養素や食べ物を知って改善していきましょう。

化粧品は自分の肌質をよく知って、自分に合った化粧品を見つけることが必要です。
肌質は変わることもあるので普段から自分の肌のコンディションを気にしてみましょう。

シミ・そばかすをリスクごと消し去って老け知らずの男を目指しましょう。

 

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