お肌のためにも喉を潤すためにも水分が必要です。
水分補給のために飲み物を摂るでしょう。
でもその水分補給は一歩間違えると糖化として、たるみの要因になるかもしれません。
飲み物と糖化にはどんな関係があるのかその真相を見てみましょう。
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肌のたるみと糖化の関係
読書やスポーツなど秋のイメージと言えば何でしょうか。
私は食欲の秋、中でもスイーツの秋です。
栗やサツマイモのお菓子がおいしいのでつい買って食べてしまいますが、糖分の多さからなのかお腹のたるみが焦りますね…
では、この糖分を摂りすぎるとどうなるか。
肥満や糖尿病のイメージがある人もいると思いますが、最近は「糖化」という言葉が注目されています。
別名ではメイラード反応と呼ばれ、加熱により香ばしい風味と焼き色がつく反応を言い、ステーキやあめ色玉ねぎなどの褐色はこの反応を利用しています。
人間は体の約20%がタンパク質で構成されているため、様々な場所に結びつきます。
糖化された細胞が体温で加熱されることでAGEs(糖化最終生成物の総称、AGEとも載せてある)に変質し、硬く、褐色の組織になります。
肌のたるみはハリや弾力の元であるコラーゲンとエスラチンという2つのたんぱく質が硬く変質することでおこり、肌のデコボコやくすみなどとも関係があります。
また、一度変質してしまうと元に戻らないようで、15年で入れ替わると言われる肌のコラーゲン繊維のように、場所によっては長年留まり続けて脆い部分をつくり炎症を起こすこともあります。
そして、肌以外にも髪や骨、血管など体のいたるところでAGEsはできるため、髪質の変化など自分で感じられる老化よりも骨折や動脈硬化といった目に見えない部分で進行して、気づいた時には遅いこともあります。
米やパンなどの主食内に多く含まれるデンプンが体内でブドウ糖となり脳や身体を動かすエネルギーとなるのですが、使いきれない分は予備のエネルギーとして筋肉や肝臓に別の形で貯蓄され、それでも余ると血中に流れていきます。
血糖値はこの血中に流れるブドウ糖の濃度のことです。
小麦粉やパン粉、米粉や片栗粉など、甘い物だけでなく色々な形でデンプンを摂取しているため、食べるものによっては主食も含めて糖分だらけのメニューになることもあり得るのです。
糖化は飲み物で防げるのか?
では、糖化の防ぎ方はどんなものがあるか、調べたところ共通して挙げていることがあります。
- 血糖値の急上昇、高血糖状態が長く続くことを防ぐ・・・食後のウォーキングや主食以外から食べるなど血糖上昇をゆるやかにし、間食は控える
- 糖質を摂り過ぎず、抗糖化食材を摂る・・・白米を玄米に変えるなど糖質を抑えた食品を選び、お茶やワインなど抗糖化食材を食事に取り入れる
- AGEsが低い食品を選び、下げる調理法を摂る・・・加熱温度が高い程多く発生する。
揚げ物、焼き物より生や蒸し物を中心に作り、選ぶようにする
この中で私が気になったのが抗糖化食材です。
例えば、ウナギや豚肉、玉ねぎが抗糖化に役立つとしてありましたが、食事は毎日摂るものなので効果が出るまで食べ続けるとなるとメニュー作りなどのひと工夫がいります。

なら、飲み物ならどうかというと、クエン酸によりブドウ糖の燃焼を促す酢、AGE化を予防するビタミンB1とB6が豊富な豆乳などありますが、特におススメされているのが健康茶でした。
種類が豊富で効果も様々であるため、自分に合わせて選択できることが人気の理由のようです。
運動もそうですが、無理せず簡単に楽しく対策するほうが長続きしやすいと思いますので、好きなお茶を飲みつづけるのはアリだと思います。
甜茶、グアバ茶、柿の葉茶
健康茶の種類は本当に豊富です。
日本人になじみ深い緑茶を筆頭にドクダミ茶やルイボスティーなど数多くあり、今回の糖化関係でも3種類の効能が紹介されていました。
大まかな内容として先ほども申した「AGEを増やさない」「血糖を抑えて糖化反応を防ぐ」「AGEの分解を促進する成分を含んでいる」ものに分けられていましたので、効能別によく名前が挙がるお茶を3つ挙げさせていただきます。
甜茶(てんちゃ)
AGEを増やさない効能があります(他、ドクダミ茶など)
- 様々な木の葉を使って作られる中国薬草茶の総称で甘さを感じられるが、甘茶とは使っている植物の違う別物
- 主に4種類あり、バラ科、ユキノシタ科、アカネ科、ブナ科の植物が使われている(日本で売られているものはバラ科が多い)
- 天然の甘味成分ルブソシドを持つためノンカロリーで、ノンカフェインのため飲みやすい
- バラ科のお茶はGODポリフェノールという特有の成分を持ち、風邪薬やアレルギー対策に有効とされている
他にカリウムやカルシウム、マグネシウムといったミネラルを持つため身体の代謝や調整に役立つ成分が多いようです。
健康を考えながらも、糖分を抑えて甘味が欲しい人におススメされています。
グァバ茶
血糖を抑えて糖化反応を防ぎます(他、クマザサ茶など)
そして、糖の吸収を穏やかにする特定保健用食品の関与成分として、消費者庁から許可されている正式に安全性が確認された成分でもあります。
葉の栄養素中心で飲むなら100%茶葉のみのもあり、実入りの方が甘みを感じやすく、摂取できる栄養素が多いなど中身により味や香りの強さといった様々な要素が変わるお茶でもあります。
栄養成分の豊富さと選択肢の広さがあるお茶なので、自分の目的や好みで選んで試してみてはいかがでしょうか。
柿の葉茶
AGEの分解を促進する成分が含まれています(他、ルイボスティーなど)
- レモンより10~20倍多いビタミンCを含み、熱に強いプロビタミンCなので温かい茶でも摂取できる
- 豊富なビタミンCから美肌、美白や肌荒れに効果を持ち、抗酸化作用も高いとされている
- 柿タンニンによる消臭、殺菌、防菌効果が見込まれる
- ビタミン、ミネラル、鉄分など豊富な栄養素を持ちノンカフェインである
- タンニン、ルチンといった身体の正常化につながる成分を含んでいる
タンニンがタンパク質と合わさることで硬化や腐敗を防ぐそうですが、そこから殺菌や消臭効果があるとされています。
また、抗酸化作用もあるようで、老化の原因と言われる活性酸素の調整に役立つと言われています。
他の成分として、ルチンには毛細血管の強化や弾力のない血管を新しいものに変える性質があるようで、ビタミンCと共に摂るとさらに強化される様です。
しかし、柿自体は昔から食ベられていたものであり、ビタミンCやタンニンなどの抗酸化作用やルチンなど血管の安定化といった成分が確認されているようで、子供や妊婦にも勧められるとあるくらい信頼があるようです。
なので、あくまで参考にしながら自分に合ったお茶探しをすると良いでしょう。
飲むときのルールとタブー
では、他に参考になるものとして飲むときのルールとタブーの話も少々します。
とはいえ、難しいものではなく基本の部分で分かりやすいものをいくつか載せようと思います。
- 即効性はなく、約一か月以上は飲み続けること
薬ではないため効果が表れる時期は人それぞれです。継続して効果が出るか確認しましょう。
また、ブレンド品は形のある者の場合、なるべく均一に入れることで栄養の偏りを少なくできます。 - 作り方は基本的に守ること
お茶の濃さなど自分の好みに合わせて変える方もいると思います。
ですが、淹れ方が書いてあるものは美味しさや栄養素を一番取り出しやすい方法を載せている場合が多いです。
まずは基本に従い、そこからアレンジを加えてみてはいかがですか。 - 作ったら早めに飲むこと
緑茶のように時間を置くと変色してしまいます。
その際、腐食して味が変わる、栄養素が酸化して劣化するといった美味しさや効能が低下するためなるべく早く飲みましょう。 - 体質や状態に合わせて飲むこと
モモ、リンゴ、サクランボなどバラ科のアレルギーがある方には甜茶は確認して選ばなければなりません。
また、タンニンは鉄分とも結びつきやすいため貧血になりやすい方は飲む量を抑えるか、別のお茶にするなど考える必要があります。 - 飲み過ぎないこと
無理に一度に摂ると胃腸に負担がかかるため、複数回に分けて飲むことが勧められています。
なので、”何でもいいから飲んでみたい”は少し注意すべきかもしれません。
例えば、グァバは原産地が熱帯アメリカですが、東南アジアや地中海沿岸、ハワイで生産されています。
日本でも沖縄や鹿児島で生産されているようですが、どこの産地でもグァバの葉でお茶を作ればグァバ茶です。
海外の物の中には農薬を使うところもあるため、葉に残ってないか、身体への影響がないかなど、安全性が分からない物の使用はあまりお勧めできません。
また、柿の葉茶など自分で作れるものもありますが、洗浄や乾燥など必要な工程を忘れたり中途半端にやると、アクが残りやすく余計なものが混ざりやすいそうです。
それに、季節によって苦みなど成分の量や採取できる量も変わってくるため、飲むためには時期などを考えて正しいやり方で作った方が安全面でも味的にもよさそうですね。
ハーブから自分で作っても良いし、メーカー別に買ってみるなど楽しみ方は色々あると思いますが、自分の安全を考えたうえでお茶を飲むようにお願いします。
逆に糖化を進めてしまう飲み物と成分
最後に糖化を進める飲み物と成分です。
糖分が含んでいる飲み物の摂り方
糖分の入っている飲み物は色々ありますが、特に人工甘味料入りの清涼飲料水が糖化を進めるといわれています。
コーラなど炭酸飲料やスポーツドリンクには砂糖や異性化糖(主に果糖ブドウ糖液糖)を含んでいるため、かなり甘い商品もあります。
この中で果糖というのがとても吸収が良く、ブドウ糖の10倍程AGEを出しやすくすると言われています。
果糖ブドウ糖液糖はブドウ糖を果糖へ変化させて吸収しやすくした上で甘みを強くしたものですので、一度に大量の糖分を素早く摂れる良い点もありますが、血糖値の急上昇のリスクもあります。
なるべく一日に飲む本数を決める、運動後などエネルギーを使った後に摂る形にした方が糖化を抑えつつ、美味しく楽しめる方法でしょう。
肝臓や腎臓にも配慮すべきこと
また、肝臓や腎臓といった体の機能の安定化もAGEを抑える元となります。
例えば、過剰なアルコールはブドウ糖の代謝とエネルギーの貯蔵に関わる肝臓にダメージを与えますし、アルコール自体も高カロリーのため中性脂肪となり、脂肪肝や糖尿病の元になると言われています。
そして、塩分の多いスープ等の摂り過ぎもAGEや老廃物の排泄にかかわる腎臓に負担をかけ、機能の低下から体内に余分な成分が蓄積されやすくなるため結果的に体の糖化部分を増やすことになります。
清涼飲料水もそうですが、なんでも摂り過ぎは体に毒ですので、適量を守り身体に負担のない生活が望ましいですね。
飲み物の摂り方でもたるみを防げる!?
色々と糖化について説明しましたが、大きくたるみなどが出始めるのは40代前後のようです。
年齢とともに身体機能の低下から、糖化の影響もでやすくなるため食事や運動などで対策をしたいものです。
アルコールや塩分も含め塩・糖・脂の摂り過ぎを防ぐために、間食をやめてバランスよく食べることも必要です。
また、糖化対策に焼き物や揚げ物を控えて、腹ごなしの散歩やお茶を飲む習慣をつけることでも健康への影響は違うと思います。
この中でも、お茶は紙パックやペットボトルで買えるほど身近な存在でありますし、飲食店の中にはお茶を出してくれるところもあります。
ケーキに紅茶が付くように、甘いものとお茶の組み合わせはどこにでもありますし、タピオカミルクティーのようにデザートとしてお茶が出てくることもあります。
日本はお茶に恵まれた国ともいえるため、甘い物や食事の際に合わせて飲むお茶を探してみてはいかがでしょうか。
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