シミそばかすを予防して輝く美肌になるためには原因や対策を知っておく必要があります。
今回はシミ・そばかすの原因や対策、アイテムや予防するスキンケア、予防する食べ物を紹介します。
Contents
シミ・そばかすが出来る原因は
シミの主な原因は紫外線ですが、種類によって原因が違いますのでそれぞれの原因を知っておかなければいけません。
そばかすは遺伝によってできるものと紫外線を浴びてできるものがあります。
一方、シミの原因は種類によって違います。
- 老人性色素斑
- 肝斑
雀卵斑(そばかす)
そばかすは雀卵斑(じゃくらんはん)と言われています。遺伝的な要素でできるものと紫外線を浴びてできるそばかすがあります。
鼻の周りに三角形や四角形の淡い褐色や黒褐色の斑点ができます。
遺伝的なそばかすは3歳頃から現れるのが特徴ですが年齢とともに薄くなります。
強い紫外線を浴びると濃くなる可能性もあります。
老人性色素斑
老人性色素斑は40代以降に現れるシミと言われていますが、長年紫外線を浴び続けてきた人ほど出来やすいので年齢問わず現れるシミです。
更に紫外線を浴びると濃くなったり増えたりします。

肝斑(かんぱん)
肝斑は30代後半~40代の女性に多く見られ、広範囲、左右対称におでこや頬、口の周りに現れます。
妊娠中にも現れることがあります。
それは女性ホルモンの影響を受けやすい為です。
また、紫外線を浴びると老人性色素斑のようにシミが濃くなったり、広がったりする可能性もあります。
シミやそばかすはなぜできる?シミとそばかすのメカニズムから見分け方まで詳しくご紹介します!
欠かせない紫外線対策とその基本アイテム
対策はターンオーバーを正常にすることや日焼け止め、帽子や日傘、サングラスで予防することです。
紫外線にはUV-AとUV-Bや日焼けの種類があることを知ることが必要です。
基本のアイテムの日焼け止めや帽子、日傘やサングラスの選び方を紹介します。
ターンオーバーとは
欠かせない紫外線対策はターンオーバーを正常にすることです。
その他に日焼け止めや帽子、日傘やサングラスを使用して予防することが必要です。
肌は表皮と真皮、皮下組織からなっています。
表皮も4種からなっており、基底層と有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層と角質層で出来ています。
基底層から新しい皮膚細胞が作られ、上へ上へと押し上げられて肌の表面に出てきます。
それが垢や古い角質として剥がれ落ち、新しい細胞と入れ替わります。
この繰り返しをターンオーバーと言います。
周期は28日~56日で年齢によって変わってきます。
ターンオーバーを正常にするには睡眠不足の改善や偏った食事の改善、規則正しい生活をすることです。
ターンオーバーの周期を計算する方法は「自分の年齢×1.5~2」で出すことができます。
紫外線対策するには
紫外線には種類があり、UV-AとUV-Bがあります。
紫外線の種類 | 紫外線の説明 |
UV-A | 雲や窓ガラス等を通り抜けてしまい、室内にいる時や曇りの日も気づかないうちに浴びてしまっています。 肌の深部まで届いてしまうのでコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、シミの他にもシワやたるみの原因になってしまいます。 |
UV-B | 紫外線の強い時期に大量に浴びると、やけどをしたように肌を赤く炎症させ、乾燥させてしまいます。 |
日焼けにも種類があります。それはサンバーンとサンタンです。
日焼けの種類 | 日焼けの説明 |
サンバーン | 紫外線を浴びてすぐに真っ赤になる日焼けのこと |
サンタン | 赤い日焼けがなくなり、数日後に現れて数週間から数か月後に黒く出る日焼けのこと |
次は基本のアイテムの日焼け止めや帽子、日傘やサングラスの選び方を紹介します。

日焼け止めの選び方
日焼け止めにはSPFとPAという表示がされています。
SPFは何も塗らない状態に比べてUV-B波による炎症を長時間どのくらい防止できるのかを表しています。
数値が大きくなるほど、防御効果が高いことを意味しています。
+は4段階でレベルを表しており、プラスの数が多いほど防御効果が高いことを意味しています。
- 屋外で短時間スポーツを行う方はSPF30・PA+++がお勧めです。
- 炎天下でのレジャーを行う方はSPF50+・PA++++がお勧めです。
冬場でも屋外でスポーツをする方はPA値の高い日焼け止めを選びましょう。
また、汗をかいた後などは、2~3時間おきに付け直しましょう。
帽子の選び方
帽子はUVカット効果が高い物を選ぶことです。
色は黒や紺色を選びます。
逆に淡い色の防止はUVカット効果が低いです。
帽子の「つば」は頭の周囲を覆う「つばタイプ」と7cm以上の「つば」が付いている帽子を選びましょう。
日傘の選び方
日傘は完全遮光タイプで内側の色が濃い色と折り畳みの日傘を選びましょう。
完全遮光タイプは100%紫外線をカットしてくれます。
熱も遮断してくれるので日差しが強くても涼しく過ごせます。
地面から照り返される紫外線も吸収してくれて、日焼けしにくくなるので内側が濃い色が良いです。
サングラスの選び方
サングラスは紫外線カット率や紫外線透過率と記載されているものを選びます。
紫外線カット率は、どのくらい紫外線をカットできるかを示していますから、数値の高いものを選びましょう。
紫外線透過率は、どのくらい紫外線を通してしまうのかを示しています。
これは数値の低いものを選びましょう。
サングラスで紫外線対策!紫外線から目を守るにはどのようなサングラスが必要?
シミそばかすを予防するスキンケア
シミ・そばかすを予防するスキンケアの化粧品を紹介します。
メラノCC 薬用しみ・そばかす対策 保湿クリーム Wのビタミン配合

- メーカー名:ロート製薬
- 商 品 名:メラノCC 薬用しみ・そばかす対策 保湿クリーム Wのビタミン配合
- 価 格:¥955(参考価格)
- 容 量:23g
朝晩の使用で2か月分持ちます。
ビタミンC誘導体とビタミンE誘導体の働きで、メラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぐ保湿クリームです。
アクアレーベル シミ対策 美容液

- メーカー名:SHISEIDO
- 商 品 名:アクアレーベル シミ対策 美容液
- 価 格:¥1,653(参考価格)
- 容 量:45ml
メラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスを防いでくれるトラネキサム酸を配合しています。
紫外線を浴びてしまった後のダメージケアをしてくれるヒアルロン酸を配合しています。
チョコラBBルーセントC

- メーカー名:エーザイ
- 商 品 名:チョコラBBルーセントC
- 価 格:¥2,501(参考価格)
- 容 量:120錠
ビタミンC 600mgとL-システイン240mgを配合しています。
L-システインは表皮の下からメラニンを無色化していきます。
ビタミンB2・B6を配合しているのでターンオーバーを正常にし、綺麗な肌に取り戻していきます。
体の中からシミ・そばかすを予防する食べ物
シミ・そばかすを予防する食べ物を紹介する前にどのような栄養素が必要なのかを説明します。
その後、予防する食べ物を紹介します。
シミ・そばかすに効果的な栄養素とは
シミ・そばかすに効果的な栄養素は以下の通りです。
- ビタミンC
- ビタミンE
- 食物繊維
ビタミンC
ビタミンCはチロシンという成分がメラニンに変わるのを抑えてくれる作用があり、黒く沈着してしまったシミやそばかすにも効果があります。
ビタミンCと聞くと柑橘類が浮かびますが、気を付けなければいけません。
柑橘類に含まれているソラレンやフロクマリンという成分が紫外線を吸収しやすくさせます。
夜に摂取すると肌を修復してくれる役割があるので効果的です。
ビタミンE
ビタミンEは強い抗酸化作用があります。
ビタミンEを摂ることで紫外線や様々な肌の刺激から守ってくれます。
ビタミンEが多く含まれている食材はアーモンドやヘーゼルナッツ、アボカド等になります。
食物繊維
水溶性と不溶性の食物繊維は腸内を整える効果があります。
水溶性と不溶性の意味は水に溶けるか溶けないかということです。
シミ、そばかすを予防する食べ物
では、具体的に予防する食べ物を見てみましょう。
予防する食べ物はトマトやブロッコリー、ほうれん草やかぼちゃです。
食べ物名 | 栄養素含有量などの説明 |
トマト | トマトはリコピンという成分が含まれており、メラニンの生成を抑える作用があります。 リコピンとビタミンEを一緒に摂ることでより効果が高まることが分かっているそうです。 1個当たりビタミンCが25mgでビタミンEが1.8g、食物繊維が1.7g含まれています。 |
ブロッコリー | 葉酸やカリウム等、色々なビタミン・ミネラルをバランス良く持っています。 一株にビタミンCが150mgでビタミンEが3.6mg、食物繊維が5.5g含まれています。 色々なビタミン・ミネラルをバランス良く持ち合わせています。 |
ほうれん草 | 鉄分が多いことで知られていると思いますが、抗酸化作用があるビタミンAも沢山含まれています。 一束にビタミンCが95mgでビタミンEが6.2mg、食物繊維が7.6g含まれています。 1束食べるのは難しいと思いますのでスープや炒め物等にしてかさを減らしてから食べる方法をお勧めします。 |
かぼちゃ | 色々なビタミンを持っています。 かぼちゃ1/4カットにはビタミンCが110mgでビタミンEが16.6㎎、食物繊維が9.2g含まれています。 かぼちゃは甘いので煮ものなどやお菓子作りに使用してはいかがでしょうか。 |
シミ・そばかす予防にはどんな食べ物を?シミやそばかすのためにはこの食品を摂りましょう!
シミ・そばかすを予防して美しいお肌になるために
シミ・そばかすを予防して美しいお肌になるためには、紫外線対策をする前にターンオーバーを正常にしなければならないことが分かったと思います。
生活習慣等を見直してみましょう。
紫外線の基本のアイテムを正しく選べばシミ・そばかすを予防することができます。
予防してくれるスキンケアも紹介しましたので参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、予防してくれる食べ物も沢山あり、作用も様々でした。
食事からも日頃から取り入れてみましょう。

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