20代でも頬に毛穴が目立ち、悩まれている方も多いのではないでしょうか?
実はそれは、たるみが原因かもしれません。
今回は「毛穴とは何か」や「どうして肌はたるむのか」など、毛穴が目立ってしまう原因について探っていきます。
毛穴の役割
まず、毛穴はどうしてあるのか、毛穴の役割から説明します。
毛穴とは
毛穴は肌の保水機能を調節するという重要な役割を持っています。
常に大気に晒されている肌は、水分が蒸発し乾燥していきます。
その水分の蒸発を防ぐために重要なのが、皮膚の一番外側にある角層になります。
しかし、この角層には環境の変化により蒸発していく水分量を小まめに調節する機能はありませんので、十分な保水機能を果たすことはできません。
そこで、保水機能を調節してくれるのが毛穴なのです。
毛穴は皮脂を出し、皮脂膜を作ることによって肌の水分量を調節してくれます。
皮脂膜にはバリア機能があり、肌の潤いを保ったり、肌を外部の刺激から守ったりしてくれる機能もあります。
その他の毛穴の機能
そして、毛穴には体温調節の機能もあります。
暑いときに汗を掻いて、肌表面から汗を蒸発させることで体温が上がり過ぎることを防ぎ、毛穴が開閉することによって体温を一定にする役割があります。
さらに、毛穴には老廃物を皮脂と汗で排出してくれるデトックス機能もあります。
原因はストレスや疲労。
それらによって代謝が落ち、血行が悪くなってしまうのが原因の一つです。

どうして肌はたるむのか
まず、どうして肌はたるんでしまうのでしょうか?
たるみの原因は様々で、その原因によって対策などは変わっていきます。
新陳代謝
新陳代謝が低下すると皮下脂肪が厚くなり、重力の影響で下がりやすくなってしまいます。
筋力の低下
筋力の低下も関係します。
顔の筋力が衰えてしまうと、皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなってしまい、それがたるみに繋がります。
コラーゲンやエラスチンなどの減少
肌だけではなく、体全体のあらゆる部分に存在しており、骨や血管などに多く含まれるコラーゲンの減少もたるみに繋がります。
ほかにも、体内に存在するタンパク質であるエラスチンの減少、ヒアルロン酸の減少などもたるみの原因になります。
乾燥
肌乾燥もたるみの原因です。
特に乾燥する時期は、こまめに保湿をすることが重要になります。
紫外線
紫外線を浴びてダメージを受けることを光老化と言います。
紫外線にはUV-AとUV-Bという2種類があり、その中でもUV-Aはしわやたるみといった原因にもなります。
さらに言うとUV-Aはコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞をも傷つけてしまいます。
損傷を受けた線維芽細胞の働きは弱くなり、それに繋がってコラーゲンやエラスチンが減少し、しわやたるみの原因になります。
肌のたるみは、肌弾力の低下や新陳代謝の低下、筋力の低下、乾燥、紫外線が原因になります。
他にも、先ほど挙げた肌のハリを支えるコラーゲンや体内に存在するタンパク質であるエラスチンの減少などが挙げられます。
そして、厄介なことにUV-Aは年間を通して量が多い紫外線で、雲や窓ガラスを通過してしまい肌の奥の真皮まで到達してしまいます。
これは生活紫外線と呼ばれ、対策としては日焼け止めや日傘などの使用がおすすめです。
一方、UV-Bはシミやそばかすの原因になります。

毛穴が目立つ幾つかの原因
毛穴が目立つ原因は皮脂の過剰分泌と乾燥、肌のたるみです。
対策は正しい洗顔と保湿をすることです。
毛穴が目立つ原因
毛穴が目立つ原因は3つあります。
偏った食事をするなど様々な要因で皮脂が過剰分泌してしまい、皮脂によって出口が押し広げされてしまうのです。
肌を乾燥から守ってくれるのが皮脂です。
ベタつきやニキビ等、肌トラブルが起こりやすくなってしまうのは皮脂が過剰に分泌されることが原因になります。
バリア機能を整える為に皮脂が過剰分泌を行い毛穴の開きにつながる可能性があります。
肌がたるむと頬の毛穴が縦に伸びて目立つようになり、毛穴の開きは滴のような形が特徴です。
毛穴を目立たせない方法とは
毛穴を目立たせないためには、洗顔などのスキンケアが重要になります。
洗顔前には肌にスチームやホットタオルで肌を軽く温めておきましょう。
そうすることで、毛穴の汚れが落ちやすくなります。
洗顔料を泡立てネットで泡立てましょう。
きめ細かい泡を作ることによって、肌を優しく洗えます。
皮膚を刺激しない様に、少しぬるいくらいのお湯で丁寧に優しく汚れを洗い流します。
ゴシゴシと擦って洗ってしまうと肌を傷めたりたるみの原因になってしまうので、泡を転がすように優しく洗いましょう。
すすぐときもぬるま湯ですすぎます。
ぬめりはないか、泡が残っていないか確認しながらすすぎを行いましょう。
最後に優しく押さえるようにして、タオルで水分を吸い取ります。
このときに強く擦って刺激を与えないように注意をしましょう。

加齢ではないたるみの原因
たるみの原因は加齢だけではなく、生活習慣や季節なども関係します。
たるみの原因になりやすい季節は夏です。
夏は紫外線量も強まり、コラーゲンやヒアルロン酸などの肌の弾力を保つ細胞にダメージを与えてしまいます。
そして肌の弾力が失われ、頬のたるみなどに繋がります。
肌の乾燥
乾燥でも肌はたるみます。
肌はセラミドなど、肌のバリア機能を保つ細胞も持っています。
乾燥すると、その細胞の水分を十分に保つことが出来なくなるので、しわやたるみの原因となってしまいます。
食生活
食生活なども原因になりえます。
甘いものは体の糖化につながり、たるみの原因になります。
女性は甘いものが好きな方が多いと思いますが、実は甘いものを食べ過ぎると皮膚の老化速度が速くなりたるみやすくなります。
味の濃いものを食べても、塩分の摂り過ぎでむくみができ、そのまま何もしていないとたるみに繋がってしまうのです。

姿勢
猫背などの姿勢もたるみの原因に関係あります。
猫背や長時間のデスクワーク、スマホの使用などでずっと下を向いていたり、悪い姿勢をしていると頬のたるみの原因になります。
姿勢を正すだけでもたるみの改善にもなりますので、少し意識をしてみましょう。
他にも、水分不足や偏った食事によるターンオーバーの乱れも関係します。
ターンオーバーとは、肌の新陳代謝や肌の生まれ変わりのことをいいます。
このターンオーバーの乱れによって皮膚の老化速度が速くなり、たるみの原因になります。
生活習慣を見直して、たるみを防止
生活習慣の改善だけで、たるみの防止に繋がります。
食生活を見直そう
まず、偏った食事ではなくバランスの良い食事にしましょう。
オススメのたるみ防止の食品は、納豆や豆腐などの大豆製品です。
女性は加齢とともに女性ホルモンが減少してしまいます。
その為に女性ホルモンに似た大豆のイソフラボンという成分を摂取することで、たるみの改善につながります。
また、ビタミンCやB-カロテンも摂りましょう。
ビタミンCには抗酸化作用があるので、シミやしわを防いでくれます。
B-カロテンは不足すると肌荒れを起こしやすくなります。
粘膜や皮膚の保護をしてくれる成分なので摂取しましょう。
きちんとした生活習慣をしよう
睡眠も大切になります。
睡眠は成長ホルモンが最も分泌される22時~2時に眠れるようにすると肌に良いでしょう。
そして、猫背は常に姿勢を意識することが大切です。
猫背の人は肩が前に入りやすくなっているので、肩回しをするなどして肩を元の位置に戻してあげることが必要です。

生活習慣を見直して、たるみの改善に繋げよう!
いかがでしたか?
20代のたるみの原因は、主に生活習慣から繋がります。
睡眠不足や食生活、猫背などの姿勢からもたるみの原因に繋がってしまうのです。
そのためには一度生活習慣などを見直し、普段の姿勢を意識することによって改善されます。
また、紫外線対策を怠っていると、紫外線によって肌にあるコラーゲンやエラスチンが壊れてしまい、そこからたるみが始まってしまいます。
肌のたるみの予防や改善のために、生活習慣や普段のスキンケア方法から見直してみてはいかがでしょうか。
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