思春期ニキビと大人ニキビは同じと考えていませんか?
思春期の時は丁寧な洗顔だけでニキビが良くなったり、予防できたりしましたよね。
しかし、成人すると大人ニキビができる条件は洗顔だけでは防ぎにくくなったりします。
ニキビが治らない・ニキビケアをしているのにうまくいかないのは、人によってはストレスだったり、食事だったり良くならない理由はそれぞれだと思います。
どうすればもっと快適にニキビケアができるのか、まとめましたので読んでみてくださいね。
Contents
ニキビケアのやり過ぎは逆効果
ニキビは皮脂を餌にアクネ菌が繁殖し炎症が起こる事は、皆さんご存知ですよね。
しかし、ニキビを治そうと一生懸命対策をしているそのケアがやり過ぎで逆効果という場合もあります。
洗顔のしすぎ
皮脂が原因・アクネ菌が原因だからと洗顔しすぎていませんか?
なぜ、洗い過ぎは良くないのかは実は乾燥しすぎてしまうからが答えです。
乾燥すると肌が危険を察知して、皮脂が分泌されてきてしまい、その結果皮脂が毛穴に詰まります。
その他にも乾燥により毛穴が縮まり、溜まった皮脂が閉じ込められてしまったりするからです。
角質ケアのしすぎ
角質ケアもやり過ぎると肌を傷める原因になります。
頻繁にスクラブ洗顔料やピーリング剤を使っていると肌が赤くなったり、炎症を起こしたり、あるいは痒くなったりしてしまいます。
健康な肌細胞を剥がすだけでなく、ニキビがあると傷を悪化させてニキビ跡になってしまう可能性もあるので、多くても週2~3回が限度の回数だと留めておきましょう。
研磨剤を使用することで毛穴の奥にある角質や皮脂を取り除くことが出来ます。
取り除くことで、肌を健やかな状態に保つことが期待されます。
洗顔料の中にはスクラブに加えてメントールが配合されている商品もあります。
メントールにより肌がスースーして清涼感が感じられます。
しかし、スクラブもあくまでも使い過ぎは肌を痛める場合があります。
ニキビを隠そうとマスクのしすぎ
顎ニキビや口周りにできたニキビでは人に見られたくないと、マスクで顔を覆いたくなりますが、マスクを付けると湿気もこもるためマスクで皮膚を摩擦してしまいます。
また、マスク内の蒸れも心配でこれも雑菌が繁殖しやすい状態になりやすいのです。
顔ニキビの原因はマスクやパフの汚れかも?顔ニキビの予防法や治し方とは
こんなニキビケアならしない方がマシ
皆さんはニキビケアをするとき、こんなケアをしていませんか。
今すぐやめて改善しましょう。
- クレンジングは肌に擦り込むように付ける
- 朝は洗顔料を使わずお湯だけで洗う
- 熱いシャワーのお湯で洗い流す
- 皮脂を気にして何度も洗顔
- タオルでゴシゴシ拭く
- 自己流ケア(歯磨き粉やアルコールをニキビに付けると消えるという迷信)
- 化粧や肌の汚れを落とすには物理的な刺激を与えずにメイク料などを溶かし、肌に残さずに洗い落とすことのできるクレンジングが有効です。
ですが、肌に擦り込むのではなく、クレンジングをなじませる方法で落としましょう。 - 朝は時間が無いし洗顔料を使いたくないと思うかもしれませんが、寝ている間にも皮脂や汗が出るので、そのままにしておくとくすみや酸化の原因になるので、朝もしっかりと洗顔料を使いましょう。
- 特に夜の入浴の場合も当てはまると思いますが、熱いお湯で洗うと皮脂を取り過ぎてしまうのです。
もし、洗い終わった後に肌がつっぱるなら、シャワーの温度が高すぎている可能性があります。 - これも③と重なりますが、何度も洗顔するということはその分皮脂を取り過ぎてしまうと考えられます。
洗顔は朝晩2回までとしましょう。 - 洗顔後にタオルでゴシゴシ拭くというのは摩擦の点で、肌に刺激を与えることになりかねないので肌荒れを防ぐためにやめましょう。
- こちらのサイトやニキビ関係の情報ではなく、自己流はニキビを治すどころかかゆみや乾燥の原因になってしまいます。
ニキビの原因は間違った洗顔方法にある!?ニキビ効果のある洗顔方法と洗顔料とは
正しいニキビケアの基本
ニキビには10代の成長期に出来る思春期と大人になっても出来る大人ニキビがあります。
思春期ニキビは10代の頃男女ともに男性ホルモンのアンドロゲンが急激に増えていきます。
男性ホルモン・アンドロゲンには皮脂の分泌を高める性質があります。
思春期ニキビでも大人ニキビでも基本的な対処法は同じで、ニキビの根本的な原因を取り除くことが大事です。
そのためには洗顔でしっかり皮脂や汚れを取り清潔にすることです。
もちろんそれだけではなく、肌を乾燥させずにきちんと保湿をするのも大事です。
オイルフリーの化粧水やジェルなどが最適です。
空気にさらされる肌を乾燥から守るには!?ニキビ肌と毛穴を乾燥させない洗顔方法と化粧水をご紹介!
体の内側から治そう
ニキビの予防や悪化を防ぐ、積極的に摂りたい食べ物を紹介します。
タンパク質を摂取しなかったら、肌を生まれ変わらせるターンオーバーが上手く機能しないためニキビの原因となります。
肉や魚の赤身などがタンパク質を多く含んでいます。
他にも鶏胸肉や卵も積極的に摂りましょう。
オメガ3脂肪酸は血液の流れを良くし、動脈硬化を防ぐと全身に栄養分・酸素を行き渡らせます。

- 納豆
- レバー
- 焼き海苔
- 卵
- マグロ
- カツオ
- サケ
- 肉
- バナナ
- にんにく
活性酸素と呼ばれている皮膚に悪影響を与える物質を無害化したりします。
- 赤ピーマン
- 芽キャベツ
- ブロッコリー
- レモン
食事からでもニキビケアはできる!ニキビの原因を改善する栄養素とは
ストレスを溜めない生活習慣
女性の場合はストレスが溜まると男性ホルモンが増加します。
男性ホルモンは角質を分厚くする作用と皮脂の分泌を活性化させる作用の2通りあります。
- 角質を分厚くする=毛穴を塞いでしまう
- 皮脂の分泌を活性化させる=毛穴に皮脂が溜まる
アクネ菌は皮脂が大好きですから、皮脂をエサにどんどん繁殖してニキビが出来てしまいます。
生理前になるとニキビができるという方も多いと思いますが、生理になるとホルモンバランスが崩れるためです。
男性ホルモンが多く分泌されて優位に立ってしまい、皮脂の分泌と毛穴が塞いでしまう為に起こることです。
ストレスとは何か
ストレスとは不快な刺激を受けた時の心身の反応です。
アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、心拍数や血圧が上がったり、汗を掻いたりします。
肝臓から糖が排出され筋肉に伝わり素早く動くことができます。
ストレスには大きく分けて4種類あります。
- 物理的:暑さ、寒さ、騒音
- 化学的:栄養不足、薬害
- 生物的:不規則な生活、睡眠不足、過労、病気
- 精神的:人間関係トラブル、解雇、怒り、不安
就職、結婚、子育てなどストレスがない生活環境は昔も現代もないのが現実です。
ストレスが長期にわたり続くとどうなるでしょう?
ストレスは無限には耐えられないので、ストレスが過度になると心身を守る仕組みが破壊され、心拍の増加や血圧の上昇などが現れます。
この状態が続くと疲労が溜まり、病気へのリスクが高まります。
それはニキビだけではなく、時には命に関わることもあります。
ひどいストレスは心身に良くないですが、適度なストレスは良い緊張感になり脳への刺激になり、高い集中力を発揮したり、新しい発見へと導いてくれたりします。
ストレスを溜めない方法とは
ストレスが原因なのは分かりましたが、ストレスを溜めない方法はないのでしょうか?
それは工夫次第で軽減できるものなのかもしれません。
- Rest(休養)
- Recreation(娯楽・楽しみ)
- Relax(リラクゼーション)
脳内物質セロトニン(心の安らぎや心身の安定に関わり幸せホルモンとも言われる)を分泌させるのが大事なのです。
- 水泳
- ジョギング
- サイクリング
- ウォーキング
- 呼吸法(一定のリズムで行う呼吸法)
しかし、トリプトファンは食事からしか摂れません。
- 納豆・味噌・豆腐・しょうゆなどの大豆製品
- 牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品
- ごま
- バナナ など

つまり、トリプトファンが不足すると眠れなくなったり、睡眠の質が落ちたりしてしまいます。
逆に睡眠の質が良ければ朝起きて仕事に行くのも楽になりますし、仕事も楽しくなると思います。
そればかりか表情も明るくなり良いことづくめになるでしょう。
このようにストレスを溜めない方法とは、多方面ありそれぞれ関連し合っているのです。
背中のニキビはストレスが原因!?ニキビを発生させるストレスとその軽減方法とは
どうしてもダメなら皮膚科でニキビ治療
どうしてもセルフケアをしても、ニキビが改善されなかったら皮膚科での治療を受けましょう。
皮膚科のニキビ治療には色んな治療があります。
外用薬・内服薬(保険適応) | |
外用薬 |
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内服薬 |
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薬以外のニキビの治療法 | |
赤外線治療(保険適応) | 遠赤外線を肌に当て、皮膚の血行を促進し、軽度のニキビを改善することができます。 |
面皰圧出(保険適応) | ニキビの中に詰まっている皮脂や汚れ、膿などを潰して取り出す治療です。 |
BBL光治療(保険外) | BBL光治療器は、アメリカでは「キング・オブ・レ―ザー」と呼ばれ、信頼性の高い医療機器です。 炎症した赤ニキビや膿んだ黄ニキビなど重症化したニキビでも、速やかに効果を発揮します。 |
スペクトラQスイッチヤグレーザー(保険外) | 二キビ治療では深層へ熱を伝えるロングパルスモードを使用して、肌の奥で増殖してしまっているアクネ菌を殺菌しニキビを治します。 |
治らないニキビの原因を病院で!皮膚科や美容皮膚科での検査、診断、治療方法とは
間違ったケアで肌をダメにする前に
ニキビケアはやらなさすぎても肌に悪いですけれども、逆にやり過ぎても肌に逆効果ということがわかりました。
セルフケアできるニキビケアは以下の通りになります。
- 洗顔
- 保湿
- 睡眠や食事やストレス緩和
- 生活習慣の改善
ドラッグストアの医薬品は最近ではOTC医薬品分類と呼ばれており、以前は大衆薬や市販薬でした。
マツキヨやドン・キホーテなどのドラッグストアは薬剤師や登録販売者が在籍しており薬についての知識があります。
AmazonやYahoo!ショッピング、楽天市場でもOTC医薬品分類の中の一般用医薬品(第1類医薬品~第3類医薬品)の購入が出来ます。
ニキビ治療薬では第2類医薬品が多いです。

一般用医薬品でも治りが悪い場合は皮膚科や美容クリニックに行きましょう。
皮膚科や美容クリニックの保険適用の治療では医療用医薬品を処方されたりします。
医療用医薬品とは医師に処方してもらうことで貰える薬です。
外用薬を塗ったり内服薬を飲んでみてください。
それでも治らない場合は皮膚科や美容クリニックの保険適用外の治療をおススメします。
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睡眠や食事やストレス緩和・生活習慣の改善
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一般用医薬品
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皮膚科や美容クリニックの保険適用の治療
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皮膚科や美容クリニックの保険適用外の治療
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