ニキビ対策を行なっているのに、発生したニキビの原因がよくわからないってことありませんか?
そういったニキビは、もしかしたらストレスなどによる体調不良のサインかもしれません。
今回はそんな「原因のよくわからないニキビ」について紹介したいと思います。
Contents
ニキビの進行状態と色の違い
一度ニキビの状態についてみてみましょう。
ニキビには白、黒、赤、黄の4色の種類があり、左から順に段階のような形で進行していきます。
そして、最後にはニキビ跡ができてしまいます。

白ニキビ
まず、最初は白ニキビから始まります。
白ニキビはまだ炎症が発生する前の状態でコメドと呼ばれていたりもします。
ここではまだしっかりとスキンケアやピーリングなどを行い、対処することでニキビを改善することが可能です。
ですが、次以降の段階でも言えますが、ニキビは基本的に潰すのはNGで中途半端に潰してしまうことで悪化してしまうので我慢しましょう。
黒ニキビ
黒ニキビもまだ炎症は起こってないので症状は軽いですが、白ニキビと比べると悪化はしてしまっているのでより注意する必要があります。
黒ニキビは白ニキビの先端が空気に触れるなどして、徐々に酸化していって黒ずみとなっている状態のことです。
見た目としても悪くさっさと消してしまいたくなってしまいますが、下手な対処はニキビを刺激してより悪化させてしまい、ついには炎症を起こしてしまうかもしれないのでやめましょう。
赤ニキビ
赤ニキビは皮膚のアクネ菌が増殖してニキビに炎症を起こし、治してもニキビ跡がついてしまう可能性があります。
より悪化させないために出来るだけ触ったり潰したりしないのはもちろん、皮膚科へ行って診察してもらうのも良いでしょう。
また、スキンケアする際も油性分の強い化粧品はアクネ菌の餌になって炎症が進んでしまう可能性があるので避けましょう。
黄ニキビ
赤ニキビから膿が溜まって悪化した状態のニキビです。
ここまで来てしまうと、きちんとしたスキンケアや対策で治ってもニキビ跡が残りやすいです。
膿を持った黄ニキビは病気のようなものと捉えても良いので、早めに皮膚科などに相談に行く方が良いです。
下手に潰そうとすると、今度はそこから細菌が入り込んで皮膚が傷つく可能性がありますのでやめましょう。
そして、それらが要因となり、肌の深部や皮下組織に炎症やダメージが発生してニキビ跡となります。
ニキビ跡にはクレーター、色素沈着、赤みなどの種類があり、それぞれ治療法は違いますがどれもセルフケアでは改善は難しく医療機関を通して適切な治療を受けた方が良いです。
ニキビとはどんな物?ニキビの種類による症状と原因について詳しく解説します!!
副賢の疲れがニキビの原因にも
まず、副腎(ふくじん)についてお話します。

副腎とは何か
臓器の中ではあまり目立たず有名ではないですが、副腎疲労は万病のもととも言われるほど重要で、分泌するホルモンの中にはストレスホルモンとも呼ばれる、生体には必須とも言えるコルチゾールというホルモンがあります。
そして、コルチゾールは分泌される際に男性ホルモンも同時に増えます。
男性ホルモンは皮脂の分泌を増やす効果があるので、その結果、副腎の疲れがニキビができやすくなってしまう原因になります。
副腎の疲労を改善するには食物
ですが、副腎から分泌されるホルモンの材料は食物であるためか、食生活によってかなり改善されるという結果があります。
この副腎疲労に有効な食材はビタミンBを含む食材や良質な脂質やタンパク質の入った食材、体内の毒素を解毒させることのできる野菜などがオススメです。
とはいえ副腎疲労のために苦手なのに無理して食べたり、極端に摂取するのは別の症状を引き起こしかねないのでほどほどにしましょう。
逆にカフェインや大量のお菓子(間食程度の少量なら問題なし)は副腎の負担になるので避けた方が良いです。
食事からでもニキビケアはできる!ニキビの原因を改善する栄養素とは
胃腸の不調によるニキビ

続いて、胃腸の調子もまたニキビに関係しています。
あなたのおでこや口周りといった場所にニキビが多くあったりしませんか?
もしそうだった場合、暴飲暴食や睡眠不足等の理由で胃腸の調子が悪化している可能性があります。
そうなると代謝機能や消化機能の低下で、肌トラブルや皮脂分泌を抑えるビタミンB群が不足してニキビができやすくなる原因になります。
その対策としては、生活環境や食生活を見直し改善すると良いでしょう。
胃腸の不調に対しては効果的な食材を摂取することも対策になります。
具体的には食物繊維や脂肪の少ない消化の良い食品です。
- にんじん
- 青菜
- じゃがいも
- りんご
- 鶏ささみ
- 白身魚 等
また、逆に胃腸に悪影響なのは、胃酸の分泌を高めてしまう香辛料や食塩の多い物、甘味や酸味が強い物が刺激となって悪いので控えるようにしましょう。
ホルモンバランスの乱れによるニキビ
ホルモンバランスの乱れによってもニキビができてしまう可能性があります。
乱れが発生する原因は脳の視床下部という場所がストレスなどが原因となって狂うことで、ホルモンの分泌も狂ってしまうからです。
視床下部はホルモン生成の重要なところで、ここが狂うだけで全身のホルモンが狂って体調に著しく変化が生じます。
ホルモンバランスが崩れることでニキビの原因となる皮脂が分泌されやすくなり、毛穴周りの皮膚を厚くする効果がある黄体ホルモンが原因で毛穴が詰まりやすくなってしまいます。
それでより一層ニキビができやすい状態になります。
また、その他にも自律神経のバランスも乱れて頭痛やめまいが出たり、便秘になったりします。
乱れが発生しやすくなる要因は色々ありますが、特に影響が大きいのは不規則な生活とストレスだと言われています。
生活習慣は改善しやすいですが、ストレスを無くすことはなかなか難しいのでストレスを抑えるという形で対策すると良いでしょう。
このホルモンバランスの乱れに対処する方法は、しっかりとした睡眠や食生活、適度な運動などが最適です。
頬のニキビは男性ホルモンのせい?ホルモンバランスってどう整えればいいの?
ストレスからもニキビができる
ストレスがホルモンバランスの乱れや副腎の調子に大きく影響することは話しましたが、ストレスは他にも様々な要因でニキビに影響を与えてきます。
- 免疫力の低下
- ニキビに有効的なビタミンCの低下
ニキビのためにはストレス対策
ニキビを作り出さないためにもストレスへは対策は重要です。
では、どうやって対策したら良いのでしょうか。
まず1度ストレスについて勉強してみましょう。
この外部の刺激というのはポジティブなことも含まれていて、微弱ではあるもののあらゆることで刺激を受けるのでストレスのない生活というのはまず存在しないといっていいくらいです。
- 今ストレスだと感じていることやその要因を少なくする
- 原因を避けるようにしてストレス自体を感じることの回数を減らす
なども効果的です。
体を動かす・適度な運動をする
まず、一つ目は体を動かしたり適度な運動をすることです。
ストレス解消方法としてはよく聞くような気がしますが、体を動かすと言ってもただ動かすのではなく、ジョギングやサイクリングなどの軽い有酸素運動が最も適していると言われています。
一日20分程度が、スッキリした感じがするくらいのちょうど良い運動量と言われています。
リラックスする
二つ目はリラックスをすることです。
多くの方が感じるリラックス方法では、これらのことが挙げられるでしょう。
- 深呼吸をする
- お風呂に入る
- 音楽を聴く
- ボーッとしてみる
- 大声を出してみる
- 泣いたり笑ったり感情を出す
寝る
非常に単純ではありますが、嫌なことなどがあったときには最も簡単な方法かつ、一番とも言える方法です。

ストレスに対しても寝るというのはかなり効果的で、しっかり睡眠をとることでストレスに対しても耐性も付くでしょう。
また、ストレス以外でもターンオーバーの関係や、上記の項目での生活環境の改善等での関係でしっかりした睡眠をとるようにするのは良いニキビ対策にもなります。
より質の良い睡眠をとるには寝る前に暖かい飲み物で体の内側から温めたり、寝る前にできるだけスマホやパソコンの画面を見ないようにすると効果的です。
寝ている間にもニキビの原因が!?睡眠と生活習慣に潜むニキビの原因とは
ニキビのためにも体調不良の改善を
いかがだったでしょうか。
体調不良がニキビの原因になったりすることが知っていただけたでしょうか。
その体調不良にはストレスも大きく関係しているかもしれません。
ニキビを作らないためにも、ご自分の身体を見直してきちんとした生活を送りましょう。
もし、ニキビで悩んでしまったなら皮膚科に行くことも忘れないようにしましょう。
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