女性であれば誰もが羨む透き通る様な白い美白肌。
元から肌が暗めのいわゆる地黒と言う方は美白への憧れが強い事でしょう。
しかし、「白い肌になるにはどうしたら良いの?」と悩んでいたり、「地黒は一生治らない」と諦めてしまっている方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は色黒・地黒の原因、色黒・地黒である事のメリット・デメリット、色黒・地黒の方が美白に見せるメイク術などを解説していきたいと思います。
色黒・地黒の原因とは
肌が黒くなる原因は様々です。
- 紫外線を浴びる事によって生じる日焼け
- 生活習慣が不規則になり、ターンオーバーが乱れてしまう事
などで、肌が黒く見れる原因になってしまうのです。
では、色黒・地黒になってしまう代表的な原因をご紹介していきたいと思います。
紫外線を浴びる

紫外線を浴びる事によって生じる日焼けが原因で肌が黒く見えてしまいます。
人間の肌は紫外線を浴びると肌の奥の基底層にあるメラノサイトが活性化してメラニンを生成します。
メラニンは紫外線から肌を守る働きがありますが、その色素が濃いため、紫外線を浴び過ぎてしまうとメラニンが大量に生成され、肌が黒く見える様になります。
メラニン色素の量が多い
メラニン色素の量が多い方は肌が黒く見えてしまい、逆にメラニン色素の量が少ない方は肌が白く見えます。
このメラニン色素は遺伝で受け継ぐ事があるため、幼い頃から色黒な方はメラニン色素の量が生まれた時から多く、地黒の可能性が高いのです。
肌のくすみが原因で暗く見える

肌の状態が原因で通常時の肌色のトーンより暗く見られてしまう事があります。
乾燥が原因で肌に潤いが不足している、また血行が悪いと肌に透明感がなくなって暗く見えてしまいます。
血行が悪いのは疲れやストレス、睡眠不足が原因です。
また、肌の乾燥は保湿不足が原因でくすみを引き起こしてしまいます。
色黒・地黒のメリットとデメリット
1990年代後半から2000年初頭頃まで流行したガングロブームから一変して現在では色白の美白肌こそ美しいとされている時代です。
しかし、それでも肌が黒い事にコンプレックスを持っている方は多いかと思います。
ここでは、肌が色黒・地黒である事のメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
メリット
ハーフっぽく見える

色黒・地黒の方はハーフっぽく見られます。
それは、日焼けした様な健康的な肌をしており、顔立ちが立体的に見えるからです。
色黒・地黒の方はメイクを工夫するだけで現在流行しているハーフ顔に簡単に近づける事が出来ます。
シミが出来ても目立ちにくい
色が白いとシミやそばかす、ほくろなどが目立ちやすくなってしまいます。
しかし、色黒・地黒の方はシミが生じても目立ちにくいと言えます。
色黒・地黒の方は元の肌色が暗めですので、シミやそばかすが出来ても色白の方よりも目立ちにくく、ニキビの赤みもそれ程気にならないでしょう。
この様に肌トラブルが目立ちにくいと言う事も地黒である事のメリットです。
健康的に見える
地黒である事のメリットとして健康的に見える事も挙げられます。
色黒・地黒の方は「こんがり日に焼けた肌が健康的である」と思われる事も多いです。
また、色黒・地黒である事によってアクティブで活発な印象を与える事も出来ます。
この様に周りの方に良い印象を与える事が出来ると言う事も色黒・地黒のメリットです。
細く見える
色黒・地黒である事のメリットとして細く見えると言う事も挙げられます。
同じ体系・体重であっても色白より色黒・地黒の方が引き締まってスリムに見えます。
海外のモデルさんは健康的で引き締まった身体を見せるために撮影の前にはタンニングスプレーを全身に塗って色黒・地黒に見せようとしている程です。
クールビューティー

クールビューティーに見えると言う事も色黒・地黒の方のメリットの一つです。
色黒・地黒な女性はどちらかと言うと甘い雰囲気よりも凛とした雰囲気を持っているため、自立したカッコいい女性だと言う印象を周りの方に与える事が出来ます。
クールビューティーに憧れている女性は白い肌よりもダークスキンを目指された方がベターだと言えるでしょう。
デメリット
肌のくすみが目立つ
肌の色が黒い一番の理由は日焼けによるものですが、それだけではなく肌のくすみによって黒くなってしまうのです。
肌がくすむ事によって肌の色は随分と印象が変わってしまい、場合によってはいつもよりも暗く見えてしまう事もあります。
貴女の脚や腕部分を見てみて下さい。
顔と比べた時に脚や腕部分よりも顔の方が黒っぽく見えるのであれば、肌がくすんでいる可能性があります。
肌が白い方の肌もくすみで悩んでいらっしゃる方が多いです。
しかし、元の肌が黒い方はくすんで更に黒っぽくなってしまうと逆に目立ってしまい、老けて見えてしまいます。
シミへの対処が難しい
肌の色が白い方と比べると肌の色が黒い方はシミなどは出来にくいです。
しかし、シミやそばかすが出来てしまった場合、肌の色が白い方は美白化粧品やレーザー治療などで対処する事が出来ます。

しかし、肌の色が黒い方は元々メラニン色素が多いため、シミやそばかすの無い部分にまで反応してしまう可能性があります。
すると、その部分は火傷状態となってしまい、その炎症が原因で新たなシミが生じてしまう可能性があるため、必ずしもレーザー治療が効果的であるとは言い切れません。
また、美白化粧品を使用してシミを薄くしようとしても部位によっては色ムラが出来てしまう可能性があります。
一度焼けてしまうと元に戻りづらい
日焼けをすると直ぐに肌が赤くなって徐々に戻っていく方と、一度焼けてしまうとそのまま肌の色が黒くなってしまう方がいます。
黒くなってしまう方は一度焼けてしまうと直ぐに肌の色が元に戻る事が出来ません。
色黒を美白に見せるメイク方法
では、色黒・地黒の方でも美白に見せるメイク方法はあるの?と思われる方は多いかと思います。
これからご紹介します方法を実践していくと美白に近づく事は出来るかと思います。
では、色黒・地黒の方でも美白に見えるメイク方法をご紹介していきましょう。
美白化粧品で肌を整える

色黒・地黒の方が肌を色白に見せたいときのメイク方法として大切な事は、スキンケアからしっかりと見直す事です。
「色黒だから…。」「地黒だから…。」と紫外線対策やスキンケアを怠っていると、色白からどんどん遠ざかってしまいます。
色黒・地黒の方がにおすすめなのは、メラニンの生成を抑制する効果がある美白化粧品です。
元の肌よりも白くする事は出来ませんが、これまで蓄積されてきた黒さを解消させる事によって肌を明るく見せる事が出来ますので、美白効果の高いビタミンC誘導体が配合されている美白化粧品はおすすめです。
また、乾燥対策として保湿も欠かす事が出来ませんので、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿力が高い成分が配合されているアイテムを選ぶ事もポイントです。
コントロールカラーで透明感を引き出す

洗顔をし、スキンケアで肌を整えたら、先ずは化粧下地です。
化粧下地では色のついたコントロールカラーで透明感を引き出しましょう。
コントロールカラーには肌色を補正する役割があります。
色白に見せたい場合、ブルーやパープルがおすすめです。
ただし、ブルーのコントロールカラーは塗り過ぎてしまうと白くなり過ぎてしまって不自然になってしまいますので注意が必要です。
おでこ、両頬、鼻、アゴに点で乗せたら顔の中心から外側へ広げる様に薄くのばして馴染ませてみて下さい。
マット系のファンデーションを使用する
色黒・地黒の方が肌を色白に見せたい場合、ファンデーションの選び方はとても重要です。
ここで明るく見せようと貴女の肌色と全く異なるファンデーションを選んでしまうと白浮きしますので注意して下さい。

ファンデーションの選び方のポイントは、顔と首の中間色を選ぶ事です。
実際に手の甲に出してみて確認する事をおすすめします。
また、ツヤ肌を重視するより、ややマットな質感のファンデーションを選ぶ事もポイントです。
ツヤを重視するとテカって見えてしまうため、ややマットなファンデーションで陶器肌を目指すと肌をきれいに見せる事が出来ます。
コントロールカラーと同様に薄く伸ばしたら、フェイスラインから首にかけても馴染ませるようにし、顔だけが浮かない様にしましょう。
ハイライトで明るく見せる
ベースメイクの仕上げとしてハイライトをプラスする事によってくすみを飛ばし、ワントーン明るい肌に見せる事が出来ます。
ハイライトを入れる箇所は以下の3箇所です。
- 額の中央から鼻筋のTゾーン
- 目の下、頬の一番高い所であるCゾーン
- アゴの先
ハイライトを入れ過ぎてしまうと逆に目立ってしまいますので、軽く乗せる事を意識して下さい。
細かいパールが入っているハイライトを選びとくすみを飛ばす効果が増しますのでおすすめです。
ポイントメイクはシンプルに決める
ベースメイクが終わったらポイントメイクに移ります。
目元、チーク、リップの3箇所ですが、全てシンプルに仕上げていきましょう。
メイク箇所 | ポイント |
アイメイク | アイメイクは印象を強くしようと濃い色を選んでしまいがちですが、色白風にみせるためには全体の透明感や白さが大切ですので、ベージュ系のアイシャドウでグラデーションを作ってみて下さい。
目のキワからアイホールドに向けて薄くなる様に塗る事によって、ベージュでも華やかな印象を与える事が出来ます。 |
チークメイク | チークは青みピンクやパープル系を楕円形に薄く乗せる事がポイントです。
オレンジ系は肌馴染みがいいのですが、色黒・地黒の方が使用すると余計に黒く見えてしまうので、透明感や程良い血色感を意識して青みピンクやパープル系を選ぶ事をおすすめします。 |
リップメイク | リップも透明感を意識して青みピンクをチョイスしましょう。
濃い赤などを塗る事で肌色を白く見せる事が出来ますが、変に浮いてしまう事がありますので、ナチュナルに仕上げるなら青みがかったピンクの口紅を直接ラフに塗ると良いでしょう。 |
色黒・地黒の方でも美白へ!!

今回は色黒・地黒の方が美白になるためについて原因、メリット・デメリット、美白に見せるメイク方法について解説してきました。
色黒・地黒になる原因として以下の事が挙げられます。
- 紫外線を浴びる事
- メラニン色素の量が多い
- 肌のくすみが原因で暗く見える
紫外線を浴びればメラノサイトが活発化し、メラニン色素を生成します。
しかし、遺伝で元々肌の色が黒い(暗い)方が紫外線を浴びてメラニン色素が生成されると更に肌が黒くなってしまいます。
次に色黒・地黒である事のメリット・デメリットをご紹介しました。
- ハーフっぽく見える
- シミが出来ても目立ちにくい
- 健康的に見える
- 細く見える
- クールビューティー
- 肌のくすみが目立つ
- シミへの対処が難しい
- 一度焼けてしまうと元に戻りづらい
最後に色黒・地黒の方が美白に見せるメイク方法についてご紹介しました。
- 美白化粧品で肌を整える
- コントロールカラーで透明感を引き出す
- マット系のファンデーションを使用する
- ハイライトで明るく見せる
- ポイントメイクはシンプルに決める
今回ご紹介しました通り色黒・地黒の方でも諦めていた美白へ近づく事が出来ます。
この記事が貴女のお悩みの解決の手段の一つとなればと思っております。
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