顔全体に出来てしまうニキビの原因とその対処法とは?

鏡をのぞいて悩む金髪の女性 ニキビ

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顔の目立つ箇所に出来たしまったニキビ、嫌ですよね。
身体に発生したニキビは洋服でカバー出来ますが(勿論治さないといけません…)、顔に発生したニキビは目立ちやすく、小さいものでも非常に気になります。
ニキビは男女関係なく悩みの種であり、この様な厄介な顔ニキビは何故発生するのか?または対処法は?
今回は顔に出来てしまうニキビに関する事を解説していきたいと思います。

顔にできるニキビの原因とは?

顔は特にニキビが発生しやすい箇所だと言われています。
主にニキビを引き起こす原因物質は皮脂と言われる分泌物であり、皮脂の分泌する部位、皮脂が毛穴に溜まり安い箇所に出来る特徴があります。

顔はそのどちらにも当てはまりますが、ただ顔ニキビと一言で述べてもニキビが出来る箇所によって原因も異なってきます。
そのため、数か所に分けて説明します。

額辺りのニキビ

額の辺りは疲労や睡眠不足によるホルモンバランスの乱れやシャンプー・トリートメントの洗い残しなどが主な原因です。

また、ニキビが発生した箇所に前髪が接触する事によって悪化させてしまう箇所でもあるため、気を付けましょう。

鼻辺りのニキビ

鼻付近はとても汗をかきやすい箇所ですので、皮脂が毛穴に溜まる事が原因である事が殆どです。

しかし、睡眠不足によるストレスや内臓の不調からも発生する事があるため、生活習慣を改善する事が重要です。

ニキビが出来た木の人形

ホホのニキビ

ホホに出来るニキビに悩んでいる方も多いでしょう。
ホルモンの過剰分泌だけでなく、胃腸の不調による便秘や肌が乾燥する事も原因に繋がります。

インスタント食品や、加工食品の摂り過ぎも良くないため、気を付けましょう。

口元・アゴ辺りのニキビ

これも食生活の乱れやホルモンバランスの乱れが原因となりますが、胃の不調やビタミンB群の不足なども原因に繋がる様です。

男性の場合は髭剃りによる肌へのダメージも原因につながります。

急な顔ニキビへの対処法とは?

顔にニキビが発生する原因は過剰な皮脂の分泌や毛穴の溜まりである事が分かりました。
それでは、この顔ニキビはどう対処したら良いのか、一つずつ詳しく見ていきましょう。

正しい洗顔
顔にニキビが発生する原因は皮脂ですので、きちんと洗顔を行って皮脂を落としたいのですが、洗顔のし過ぎはNGです。

洗顔料やクレンジングなどは思ったよりも刺激が強いため、ゴシゴシと強く洗うと肌の保湿成分まで落としてしまい、乾燥肌を招いてしまうのです。
乾燥もニキビの原因に繋がります。

洗顔料を手に取ったら水を用いて泡立て、その泡を使って優しく撫でる様な感じで洗うと良いでしょう。
仕上げの濯ぎも肌と同じ位の温度のぬるま湯で洗い流すとより良い効果が期待出来るでしょう。

化粧水でスキンケア
洗顔を終えた後は化粧水を使用してきちんと肌に水分を与えましょう。
肌の水分補給は柔軟性や毛穴の詰まりを解消する事が出来たりとニキビ対策には必要不可欠です。

ニキビを改善するための化粧水など現在は様々なアイテムが販売されていますが、あらゆる種類のものを使用して貴女の肌にピッタリなものを探すと良いでしょう。
また、薬剤師やお医者さんを訪ねてみるのも良い手段ですね。

生活習慣を改善する
日頃の食生活や睡眠不足など、生活習慣が乱れると直接的に肌にダメージをもたらします。
毎日きちんと睡眠を取り、出来るだけストレスを溜め込まない生活を意識する事は大切です。

食生活においてもニキビ対策に効果的なビタミンや食物繊維などをバランス良く摂取する様に心掛け、脂っこいものや糖分の高いものを摂り過ぎない様に気を付けましょう。

生活習慣を見直す事は肌だけではなく健康面でも非常に大切なため、自己管理をしっかり行いましょう。

ニキビ跡をキレイにするには?

「ずっと残っているニキビ跡をキレイにする方法を知りたい!」
「ニキビ跡があるせいでお肌が汚く見えてしまう…。」
「ニキビ跡を早くキレイに出来る方法は本当にあるの?」

ここからは、この様なニキビ跡の悩みを持つ方のためにニキビ跡をキレイに改善する3つの方法についてお教えします。

ニキビ跡をキレイにするには

  1. ニキビ跡の炎症をきちんと抑制する
  2. メラニンの生成を抑制して、ニキビ跡のシミを防ぐ
  3. ターンオーバーを活性化させる

などが挙げられます。

それでは、この3つの方法について細かく見ていきましょう。

1.ニキビ跡の炎症をきちんと抑制する

ニキビは表面的には改善したように見えても、肌の内部ではしばらく炎症が続いているのです。
ニキビの膨らみが治まって中のウミが出ても油断出来ません。
何故なら、肌の内部はまだ傷が残っていて炎症が続いているからです。

先ずは炎症を和らげる必要があります。
そうするにはニキビが出来ていた箇所に刺激を与えない様にしましょう。
その刺激とは手で触らない事や、日頃のスキンケアを気を付ける事などが挙げられます。

化粧水を手に取っている画像

例をあげると化粧水です。
女性の殆どの方が美白化粧水を使用していると思いますが、美白化粧水には肌に刺激を与える成分が配合されている事が多いのです。
この事からスキンケアを行う度に化粧水の成分でニキビ跡に刺激を与えているのです。

これではいつになってもニキビによる炎症が続いてニキビ跡は改善しません。
ニキビ跡の肌に使うべき化粧水は低刺激タイプで敏感肌用の化粧水が良いでしょう。
美白化粧水でも敏感肌用のものなら刺激が少ない成分が配合されているため、ニキビ跡に使用する化粧水は低刺激のタイプを選びましょう。

2.メラニンの生成を抑制して、ニキビ跡のシミを防ぐ

いつまで経っても茶色っぽいシミの様に残ってしまうニキビ跡って気になりますよね?
肌を非常に汚く見せてしまい、見た目が本当に最悪ですね。

この茶色っぽいニキビ跡はメラニンが原因であり、紫外線を浴びた後のシミと同じです
ニキビの炎症で肌がダメージを受けると肌の内部ではメラノサイトが活発になり、メラニンが過剰に生成されてしまうのです。

そのメラニンが肌の内部に溜まっていき、色素沈着を起こした結果がニキビ跡の茶色っぽいシミです。
一回色素沈着を起こしたニキビ跡は中々自然には消えてくれません。

真珠とお花が置かれている化粧瓶たち

美白化粧水は居座ってしまっているメラニンに作用し、肌の内部から取り除く事が出来るため、美白化粧品を上手く使いこなして美白ケアを行いましょう。

先述した通り、ニキビ跡に刺激を与えないために敏感肌用の美白化粧品を使用するのが良いでしょう。
ニキビの炎症を抑制しながら美白ケアを行う事が重要です。

3.ターンオーバーを活性化させる

肌の生まれ変わりであるターンオーバーを活性化させる事はニキビ跡を改善するのに非常に効果的です。
ニキビで受けた肌のダメージを早く回復する事ができ、そして肌内部のメラニンを除去する速度も速くなります。

ニキビ跡の肌のターンオーバーを活性化させるために必要なのが保湿であり、ターンオーバーが順調に行われる環境を作るのが重要なのです。

ターンオーバーのサイクル図を表した画像

乾燥して水分が少ない肌状態は栄養が上手く運搬されないため、ターンオーバーが乱れてしまうのです。
肌にとって悪い環境をもたらしてはニキビ跡はいつになっても消えませんので、保湿ケアをきちんと行って常に肌が潤った状態を保ちましょう

キレイで新しい肌に生まれ変わるサイクルがスムーズに行われる事で、ニキビ跡も早く改善出来るでしょう。

ニキビが重症化する流れとは?

ここからはニキビが重症化する流れについて説明していきます。

炎症が始まったニキビに菌が残り続け、過剰に分泌される皮脂と反応してニキビが改善しづらい状態が続きます。
炎症の繰り返しによって毛穴の内部の構造はどんどん壊されていき、皮脂がもっと詰まりやすい状態になり、菌が繁殖しやすくなるのです。

  1. 炎症が発生する
  2. 毛穴の構造が壊される
  3. 更に皮脂が詰まり、菌が繁殖しやすくなる

こうした繰り返しがニキビが重症化する流れなのです。

皮膚科でのニキビ治療とは?

ニキビにおける皮膚科受診率を他の国と比べると、日本はかなり低いです。
そのため、ニキビを改善するには沢山洗顔をする、チョコレートを摂取するとニキビが発生するなど、誤った認識でニキビを進行させてしまう方も多いです。

皮膚科におけるニキビ治療は重症・軽症問わずニキビを速やかに改善して、跡を残さない様にするには効果的です。
それでは、皮膚科におけるニキビの治療法について説明していきます。

1.皮膚科におけるニキビ治療法:外用薬

ニキビの治療において一般的なのが外用薬による治療です。

外用薬 治療薬
抗生物質 炎症を起こしている赤ニキビにはアクネ菌を殺菌するため、抗生物質を含んだ外用薬が処方されます。
  • アクアチムローション
  • アクアチムクリーム
  • ダラシンローション
  • ダラシンTゲル
抗生物質以外の
外用薬
ニキビの主な原因は毛穴の詰まりです。
この毛穴の詰まりを除去し、詰まりづらくする治療薬が処方されます。
  • ディフェリンゲル
  • ベピオゲル
  • デュアック配合ゲル

以上の治療薬は出来てしまったニキビに対する効果があるだけでなく、目では見えない毛穴の詰まりや角質層の過角化に対しても効果を発揮します。

処方箋と塗り薬の画像001

2.皮膚科におけるニキビ治療法:服用薬

ニキビにおける服用薬には次の様なものが処方されます。

服用薬 治療薬/ビタミンの種類
抗生物質 ニキビによる炎症が酷い場合は、口から抗生物質を与えます。
ニキビの治療に使われる抗生物質にも様々な種類が存在します。
  • クラリス
  • ルリッド
  • ミノマイシン
ビタミン剤 ビタミンの不足も、ニキビの原因の一つです。
治療の一つとして、皮脂の分泌量を調整したり皮膚や粘膜を健康に保つ効果がある次のようなビタミン剤が処方されることもあります。

ニキビ対策で顔ニキビとはお別れをしよう!

わーってやっている外国人女性

いかがでしたでしょうか?
ニキビの原因物質は皮脂であり、特に顔は皮脂が分泌したり毛穴に溜まりやすい箇所ですので、ニキビは顔に最も出来やすいのです。

対処法
  • 正しい洗顔法
  • 化粧水によるスキンケア
  • 生活習慣の改善

などが挙げられます。

ニキビ跡を改善するには…
  • ニキビ跡の炎症をきちんと抑制する
  • メラニンの生成を抑制してニキビ跡のシミを防ぐ
  • ターンオーバーを活性化させる

などが挙げられます。

また、ニキビが重症化する流れは以下の通りです。

 ニキビが重症化する流れは、

  1. 炎症が発生する
  2. 毛穴の構造が壊される
  3. 更に皮脂が詰まり菌が繁殖しやすくなる

と言った感じです。

皮膚科におけるニキビ治療には外用薬服用薬の2種類が存在しますが、一般的なのは外用薬の方です。

貴女も是非この機会に、ニキビを対処してキレイな肌を手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

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