皆さんはご自身の目をよくご覧になった事はありますか?
その目の白い部分は澄んでいますか?
目の白い部分が黄ばんでたり、濁ってたりすると「自分は病気なんじゃないか」と驚くかもしれません。
そこで今回は美白という観点から目の白目を美白にする目薬をご紹介していきます。
Contents
白目の「濁り」「黄ばみ」の原因とは
目の白目はもちろん、生まれた時が一番澄んでいてキレイです。
しかし、年を重ねるにつれて目も老化してしまい、白目の部分が濁ってきたり黄ばんできたりしてしまいます。
それでは、なぜ白目の濁りや黄ばみが生じてしまうのでしょうか?
年を重ねる
何と言っても水晶体の老化が関係してきます。
レンズの役割を担っている水晶体ですが、年を重ねるにつれてたんぱく質が変化していき、徐々に濁っていきます。
さらに症状が進行してしまいますと白内障に変わってしまい、目が見えにくくなったり霞んだりする病気へと進行してしまいます。
紫外線
皆さんは紫外線から肌を守る際は日焼け止めを塗ったりなどのUVケアをしているかと思います。
瞳にも同じ事が言え、紫外線を受けると瞳の色も黄ばんでいきます。
また、紫外線によって活性酸素が発生し、瞳もシミになります。
パソコンやスマートフォン

今や現代社会にはなくてはならないパソコンやスマートフォンも瞳には要注意です。
毎日見ているパソコンやスマートフォンにはブルーライトがついています。
そのブルーライトは紫外線の次に高いエネルギーを持っているとされています。
そうなると少なからず目に対してダメージを与えてしまいます。
また、ブルーライトは紫外線の次に波長が短いため、そこに対してピントを合わせようとして人は目を酷使しています。
そういった疲れにより白目を濁らせたり黄ばんだりさせてしまいます。
光の波長 | |
種 類 | 波長(nm) |
紫外線 | 400nm以下 |
ブルーライト | 380~500nm |
可視光線 | 400~800nm |
赤外線 | 700nm以上 |
コンタクトレンズ
皆さんの中にはコンタクトレンズを使用している方もいらっしゃるかと思います。
ですが、コンタクトレンズも注意が必要です。
コンタクトレンズは瞳に装着して使用します。
すると、涙が広がりにくくなって目が乾燥しやすくなります。
その乾燥が長引くと、物理的に目とコンタクトレンズが擦れて傷がついたり目の充血になります。
目も酸素不足になってしまうので、それもまた目を充血させてしまいます。
タバコやアルコール
嗜好品であるタバコやアルコールも瞳に関係してきます。
喫煙をしていたりアルコールを頻繁に摂取すると肝臓の働きが悪くなります。
これが進むと肝硬変になり、胆汁色素のピルピリンという物質が血液中に多くなり目が黄色く濁るのです。
疲労やストレス
現代社会に疲労やストレスは付き物ですが、目のピントを合わせるときに人は目の筋肉を使います。
この目の動きには自律神経が関係していて、それが精神的なストレスなどで乱れると眼精疲労になります。
疲労が溜まってくると、体の回復機能として血管を広げて血流を良くするために結果として目が充血します。
白目の老化について
年を重ねるにつれて目が疲れやすくなったり、近くの物が見えづらくなったり、もしくは目が乾くなどいろいろトラブルが起こってきます。
ここでは白目の老化について見ていきましょう。
強膜または結膜の異常
一般的に白目といわれている部分は、強膜と結膜とテノン嚢(のう)の3種類で構成されています。
つまり、強膜炎といわれる強膜が薄くなる病気では、強膜の後ろ側になる茶色い部分が透けて濁りのように見えるのです。
一方、結膜の部分も炎症などで濁ってくすんだ白目になることがあります。
これは悪性ではなくただの色素沈着です。
瞼裂斑(けんれつはん)
瞼裂斑は主にコンタクトレンズ使用者に多いと思われます。
原因はコンタクトレンズによる刺激もそうですが、目の乾燥やストレスの蓄積も含みます。
それに日々私達が受けている紫外線も影響しています。
角膜の左右の白目部分の結膜が厚くなったり、脆くなったりするので色素沈着して黄色いシミができるのです。
黄疸(おうだん)
肝機能の低下で白目に現れ、次第に黄色くなってしまう症状です。
原因としては飲酒や喫煙です。
それによって胆汁色素がお肌と白目に現れて色素沈着します。
しかし、老化による濁りで失明はしませんのでお酒もタバコもほどほどでありたいですね。
簡易的な処置とは
目の老化や濁り、黄ばみを治す簡易的な処置方法は何が良いのでしょうか。
それは、ズバリ!生活習慣の改善です。
- バランスの良い食事をする
- ストレスを溜めない
- 目を休ませる
- 充分な睡眠を取る
- 禁煙
- 軽い運動
一つ目のバランスの良い食事ですが、どのような物を摂取したら良いのかをご紹介します。
白目の「濁り」「黄ばみ」を目薬で改善
一刻も早く濁りや黄ばみを治したいという方には、やはり目薬を使うことをおすすめします。
根本的な洗浄ができるわけではありませんが一時的にはパっときれいになります。
目に直接栄養を与えるためにパンテノールやタウリンの入った目薬を取り入れましょう。
これらの目薬を常備しておくと便利です。
パンテノールとは
パンテノールは水溶性のビタミンでビタミンB群の1つとしても知られ、プロビタミンB5とも呼ばれています。
パンテノールには主に保湿、組織修復促進、皮膚を滑らかにする、抗炎症(こうえんしょう)の4つの作用があります。
皮膚を細胞から活性化し、肌そのものをかゆくなりにくくしていく特長を持つことからかゆみ肌を元から治療するのに適しています。
その他にも肌荒れ、小じわ、かぶれ、日焼け防止作用があります。
パンテノールは浸透しやすく保湿効果があることからヘアケア製品や目薬、ドリンク剤など身近な製品にも多数配合されています。
また、肌そのものの修復力を高め回復を早める効果もあります。
目に対する効果としては新陳代謝を促進することで組織修復作用や角膜の組織機能を高め、目の疲れや目の霞みを緩和します。
タウリンとは
タウリンはアミノ酸の一種で非必須アミノ酸です。
アミノ酸ですがたんぱくを構成する成分ではなく、胆汁酸と結合することで抱合胆汁酸(ほうごうたんじゅうさん)を形成し胆汁酸の分泌や脂肪の消化、吸収を良くする物質です。
魚肉の血合い部分や貝類に特に多く含まれ、血圧やコレステロール値の低下、心臓の機能強化に効果を発揮するほか、肝細胞の再生促進作用、細胞膜安定化作用、糖尿病の改善や予防などに効果が期待できます。
目に対する効果としては眼組織の栄養物として組織を活性化、目の疲れや眼病回復促進に役立ちます。
澄んだ白目に効果的な人気の目薬とは
ここからは具体的に白目を澄んだようにするために効果のある目薬をご紹介します。
スマイルホワイティエ

- メーカー名:ライオン
- 商 品 名:スマイルホワイティエ
- 価 格:864円(税込・参考価格)
- 内 容 量:15ml
何といっても白目をクリアにする処方がされています。
充血を除去する成分、そしてその働きをサポートする成分が配合されています。
素早く充血を除去して澄んだ白目にさせてくれます。
さらに、5つの有効成分を配合し代謝を良くしてくれます。
サンテメディカル12

- メーカー名:参天製薬
- 商 品 名:サンテメディカル12
- 価 格:1,290円(税込・参考価格)
- 内 容 量:12ml
サンテメディカル12には名前の通り12の成分が配合されています。
目の疲れやピント調節機能に効き、さらには目の乾きを原因とする目の疲れもカバーしてくれます。
つらい眼精疲労に対応した目薬です。
Vロートプレミアム

- メーカー名:ロート製薬
- 商 品 名:Vロートプレミアム
- 価 格:1,650円(税込・希望小売価格)
- 内 容 量:15ml
国内最多の12の有効成分を配合しています。
ピント調節機能を改善したりする成分や涙にアプローチする涙液保持機能成分、そして抗炎症効果機能の成分も配合されています。
現代人の疲れた目をリフレッシュしてくれる、そんな商品となっています。
白目の「濁り」「黄ばみ」を対処するその他のアイテムとは
白目の濁りや黄ばみへの対処方法を書いてきましたが、ここでは上記に挙げてなかった方法やグッズをご紹介します。
蒸しタオルで目を温める
パソコンやスマートフォンを長く使っていると目のピントを調節するために筋肉が凝ります。
そうした場合に蒸しタオルが効果あります。
- タオルを湿らせて電子レンジに入れる
- 500Wのレンジで40秒ほどチンします。
それを瞼の上に乗せてください。
もし、蒸しタオルを作るのも面倒ならホットマスクを使ってみてください。
目に良いお茶を飲む
お茶の中には目に良いお茶があります。
それらを飲むのも目には役立ちます。
メグスリノキ茶や決明(けつめい)茶は結膜炎、かすみ目、老眼、ものもらい、疲れ目といった症状に効果が期待できます。
メグスリノキ茶はどちらかといえば木の味がするものだと思ってください。
もし材木の味が苦手だという方はレモンやハチミツまたはハーブ類を足したり、他のお茶や健康茶とブレンドしてみてください。
- ほうじ茶
- ウーロン茶
- どくだみ茶
- ハブ茶
- オオバコ茶
サングラス
外側の対策として紫外線対策にサングラスをするのも目のケアになります。
紫外線を防ぎながら目の疲れを取って、さらに生活習慣も気をつけると目の黄ばみも改善されてきます。
紫外線カットのサングラスを選ぶ際は、レンズの色ではなく紫外線透過率が低い物を選ぶようにしましょう。
澄んだ白目で美白へ
目の白目を美白にする方法はいかがでしたでか。
現代の世の中は実に目には厳しくなっています。
- 加齢
- 紫外線
- パソコンやスマートフォン
- コンタクトレンズ
- タバコやアルコール
- ストレス
- 強膜または結膜の異常
- 瞼裂斑
- 黄疸
- バランスの良い食事をする
- ストレスを溜めない
- 目を休ませる
- 充分な睡眠を取る
- 禁煙
- 軽い運動
目薬とともに目に効くお茶を飲んだり、サングラスをかければ目がケアされ濁りや黄ばみも改善されるでしょう。
皆さんも澄んだ瞳であり続けるために現代社会で酷使している目を労わっていきましょう。
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