女性なら誰でも悩んだ経験がある毛穴の黒ずみですが、毛穴が黒ずんでいて肌全体がくすんで見えてはメイクも映えませんよね。
今回は、毛穴の黒ずみの原因や解消方法などを見てみましょう。
Contents
毛穴の黒ずみが目立つところ
毛穴の黒ずみは顔以外の体の各部位でも発生します。
では、どのような箇所で見られるのかを見ていきましょう。
箇所 | 内 容 |
頬 | 顔の中でも最も面積が広く、外からの影響も受けやすい頬は肌トラブルの起きやすい箇所です。 |
鼻 | 小鼻や鼻の周りの毛穴の黒ずみを気がかりに思う方は最も多いと思われます。 |
脇 | 自分自身の脇の毛穴は鏡に映さない限り確認するのは不可能ですが、肌の露出が増える季節には他の人からは目立ちます。 また、タンクトップや水着を着る時に、ムダ毛の処理にだけ気持ちが行き毛穴の黒ずみを見過ごすこともあり得ます。 |
腕 | 顔の毛穴には毎日のケアを欠かさない人も多いのですが、腕の毛穴まで気遣う人は多くはないと思います。 腕は半袖やノースリープをよく着る時期になると、周囲からの目が届きやすい部位となります。 |
足 | 足の中で毛穴の黒ずみが一番目立つ箇所といえば膝ではないかと思われます。 ミニスカートやショートパンツを履く時に、細くて長い脚が自慢でも膝に黒ずみがあるだけで印象が良くないです。 |
太もも | 普段はほとんど気遣うことのない太ももですが、ビキニ姿や下着姿になった時に初めて毛穴の黒ずみに気づく事もあります。 |
毛穴の黒ずみの原因
ここでは、毛穴の黒ずみの原因を部位毎に見てみましょう。
箇所 | 内 容 |
頬 | 皮脂分泌が旺盛な箇所であり、肌の新陳代謝循環の乱れから毛穴を詰まらせて角栓ができやすくなります。 |
鼻 | 原因として考えられるのは毛穴の中の角栓やメラニン色素の残留、乾燥肌による毛穴の過剰な開き等になります。 特にベタつきなどが角栓となって毛穴を詰まらせることにより、酸化して古い角質が汚れ皮脂と混ざって毛穴に栓をしてしまいます。 紫外線による影響もありますが、食生活の等の乱れによりベタつきが分泌され過ぎて黒ずみになります。 クレンジングやパックなど毛穴のベタつきや古い角質などを取り除くためにスキンケアをした後も、毛穴が開いたままでこれらが溜まっている場合があります。 これはベタつきが分泌し過ぎて毛穴が開いたままになっているのが要因と思われます。 |
脇 | 脇の下は摩擦や刺激によりメラニン色素が残留しやすい箇所ですが、カミソリなどによる脱毛で黒ずみが浮き出てきます。 また、汗もや湿疹が原因で炎症が色素残留として残ることもあります。 |
腕 | ムダ毛が気になる箇所でもあり、カミソリを使って頻繁に処理をする人も多いのではないでしょうか。 ただ、このムダ毛処理が毛穴に刺激を与えて炎症を起こしてメラニン色素の残留を促します。 カミソリで処理すると毛根が肌の中に沈んで、黒い毛穴となったりしますので気をつけてください。 |
足 | 膝は床についたり、正座をしたり、あるいは椅子で足を組む時など摩擦によりメラニン色素が残留しやすくなります。 また、脱毛時には毛穴が炎症を起こして黒い毛穴となって目立ちます。 |
太もも | 太ももが黒いブツブツのような状態になるには2つの原因が考えられます。 1つはムダ毛処理の誤りです。 カミソリや毛抜きを使って処理すると肌に過剰な刺激を与え、炎症を起こす可能性がでてきます。 その炎症が色素残留へと繋がり毛穴の黒ずみへとつながります。 2つ目は古い角質が毛穴の周辺に止まり、角栓が毛穴を塞いで黒ずんだ毛穴のように見える毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)です。 遺伝性が高い皮膚の病気なので、これは皮膚科の診療が必要です。 |
毛穴の黒ずみを解消する方法【その1:正しい洗顔】
小鼻の周りや鼻の頭にできた毛穴の黒ずみをなんとかしたいと悩んでいませんか。
何とかしたいと思う気持ちが強過ぎてゴシゴシ洗ったりすると肌への刺激から炎症を起こし毛穴がより目立ちます。
毛穴をきれいに保つためのカギは正しい洗顔です。
その日の汚れはその日のうちに、というのが毛穴ケアでは重要です。
顔の中でも皮脂が多く出て毛穴が詰まりやすいのがTゾーンなのですが、中でも鼻は凹凸があるので皮脂が溜まりやすく洗顔の難しい箇所です。
きちんと洗顔しているつもりでも洗い残しやすすぎ不足になるのです。
今や洗顔は朝晩2回が定番ですが、毛穴の黒ずみが気になるせいで洗顔し過ぎても逆に肌への負担がかかります。
肌のバリア機能が低くなり潤いが足りなくなると皮脂が潤いを取り返そうと皮脂腺が活発になるので、余計な皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。
それでは、正しい洗顔方法を見直してみましょう。
黒ずみを落とす洗顔方法ですが、洗顔料をよく泡立てて使うのが肝心で、先ずテカリの多いおでこや鼻から洗っていきましょう。
そして、洗う時は指先を使って洗顔料を優しく肌に馴染ませるのがポイントです。
この時力を入れて肌を擦ると毛穴自体を損傷してしまうので注意しましょう。
泡を優しく肌に乗せていったら、ぬるま湯できっちり泡が残らないように洗います。
こうして泡や汚れを洗い流したら冷水を使って洗い洗顔を終了します。
毛穴の黒ずみを解消する方法【その2:具体的な対策】
誤ったケアの仕方で傷つけることのないように毛穴は優しく接しましょう。
多くの方法がありますが、具体的な対策をご紹介しますので自分に合った方法を見つけてください。
蒸しタオルで肌を蒸してから顔を洗う
まず最初に、顔を洗う前に蒸しタオルを顔に乗せ肌をしなやかに潤します。
蒸しタオルを顔に乗せると固くなっていた角栓がしなやかになり、皮脂腺からベタつきが分泌されやすくなります。
すると、しなやかになった角栓をベタつきが毛穴の外に押し出すという効果もあらわれます。
コットンパックで緩めてから顔を洗う
毛穴の汚れを落とす、リキッドクレンジングやクレンジングミルクを使用した方法も注目度が高いです。
これらのアイテムとコットンを使ってパックしたり、拭き取ってから顔を洗うというやり方が今話題を呼んでいます。
そして、たっぷりリキッドを含んだコットンを鼻などに置いて2分くらい放置した後、軽く拭き取る様にしてコットンを肌から離します。
クレンジングを正しく行う
クレンジングでは肌への刺激の強いものを使うのは避け、クレンジング剤を使う時には肌に軽く馴染むような優しいタッチで行いましょう。
故意にメイクを浮かせるために力一杯肌を擦るのは止めましょう。
クレンジングにかける時間は1~2分、しっかりとクレンジング剤を馴染ませようと必要以上に長時間行うのも止めましょう。
クレンジングが終わったらお湯できちんとクレンジング剤をすすぎ落としましょう。
炭酸マスクを使う
炭酸マスクは美容界で注目されてきている商品ですが、毛穴のトラブルにもよく効きます。
炭酸には血行促進効果による老廃物の排出を高めたり、新陳代謝の正常化の働きがあるので必要のない角質の蓄積を無くすのに役立ちます。
さらに、炭酸には毛穴に凝縮された小さな汚れを吸いとって外に出すという効果もあります。
綿棒を使った方法
毛穴の黒ずみが目に付く小鼻は指だけではお手入れが行き届かない箇所ですが、綿棒とオリーブオイルを使用すると細かなところまでオリーブオイルの成分を染み渡らせることができます。
そして、マッサージをするように綿棒を回しながら動かしていくと、角栓が浮かびやすくなります。
浮き出てきた角栓を綿棒に付けて取ったり綿棒2本でつかんで抜き取ります。
オロナインを使った方法
大塚製薬のオロナインH軟膏を使って小鼻をパックし、毛穴の黒ずみを消すというやり方も関心を集めています。
オロナインに入っているオリーブオイルにより毛穴がきれいになると思われます。
しかし、オロナインには殺菌成分も入っているので常在菌まで殺してしまうことで肌の防御機能が低くなり、その他の肌トラブルを引き起こす可能性があります。
肌に負担をかけていると感じたら、頻繁にオロナインパックをしない様にご注意下さい。
- 小鼻にオロナインを多過ぎるくらい塗り10~15分くらい放置する
- その後、蒸しタオルやスチームを顔に当て毛穴を開かせた後にオロナインを洗って流す
- しっかりすすいだら顔を洗い最後に冷水を使って毛穴の引き締めを行う
体の中からお手入れすることも大事
- ビタミンB2(余計なベタつきの分泌を減らす)
→レバー、鶏卵、魚卵から摂取 - ビタミンB6(ベタつきの酸化物の分解、除去を助ける作用)
→マグロ、鮭から摂取
食べ物からでも栄養は摂れますので、日々の食事にも取り入れてみてください。
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いかがでしたか。
毛穴の黒ずみは鼻周りだけでなく頬や腕、太ももなどにも見られます。
特に鼻周りの黒ずみは目立つものです。
毛穴の黒ずみの原因は部位毎に様々ですが、角栓やメラニン色素の残留によるものが多いです。
カミソリにより肌への刺激から炎症を起こして、メラニン色素の残留を促すこともあるので注意が必要です。
毛穴の黒ずみを解消するには、正しい洗顔方法を知って実行することが重要です。
洗顔のし過ぎは肌への負担が掛かり逆効果なので丁寧かつ手際良く行い、洗い残しやすすぎ不足にも注意しましょう。
具体的な対策としては
- 蒸しタオルで肌を蒸してから顔を洗う
- コットンパックで緩めてから顔を洗う
- クレンジングを正しく行う
- 炭酸マスクを使う
- 綿棒とオリーブオイルを使う
- オロナインを使う
など
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