女性なら誰でも憧れる美白。
美白に近づけるために日々努力をされているかと思います。
美白になるためには欠かす事の出来ないアイテムが美白化粧品ですね。
美白になるためのアイテムの一つに美白クリームがあります。
そこで今回は美白クリームとは、その効果と使い方になどについて触れていきたいと思います。
Contents
美白クリームとはどんなもの?
普段何気なく使用している方も多いかと思われる美白クリームですが、一体どの様なものを美白クリームというのでしょうか?
美白クリームと言うと肌を白くするものだと考える方が多いかと思いますが、これは正しいとは言えません。
元々美白クリームはメラニンの生成を抑えるためのクリームです。
それぞれ詳しく見てみましょう。
成分名 | 効果 |
アルブチン | 美白成分「ハイドロキノン」に基づいて開発された、厚生労働省が認めた美白成分です。
高い美白効果がありますが副作用の危険もあるハイドロキノンより、安全な成分として開発されました。 肌に優しい美白成分として関心が持たれています。 |
トラネキサム酸 | 肝斑(かんぱん)の改善薬としての効き目が認知されている成分です。
肝斑は女性ホルモンの乱れが原因の一つとされますが、トラネキサム酸は女性ホルモンに直接働きかけるのではなく、メラニンを生成するメラノサイトに働きかけ、色素沈着抑制効果を発揮する事によって肝斑を善くします。 |
プラセンタエキス | プラセンタとは胎盤の事です。
人間を除く全ての哺乳動物は出産すると本能的に自分の胎盤を食べてしまいます。 胎盤には自然治癒力を回復させる効き目があるとされており、この様な事からプラセンタを医薬品として利用されてきました。 歴史は古く、古代エジプトのクレオパトラも愛用したとされています。 プラセンタには…
などの栄養素が豊富に含まれています。 |
ビタミンC誘導体 | ビタミンCは活性酸素の除去やニキビの色素沈着の防止、メラニン色素の抑制などに効果がある事が判明されています。
しかし、空気に触れると酸化しやすく、水に溶かすとその性質が無くなり、ビタミンCそのものが肌への吸収がされにくいのです。 そこで開発されたのがビタミンC誘導体であり、角質層へ染み込みやすくしてメラニン色素に近い距離で酵素反応によりビタミンCに変化し、長時間活性を続ける性質があります。 |
美白肌になりたい!!美白になるための美白クリームを上手に、そして効果的に使用する方法とは?
美白クリームにはどんな効果がある?
世の中には美白クリームに限らず、美白効果があると謳っている沢山の種類のスキンケアアイテムが販売されています。
美白というキーワードに誘われて「肌が白くなるなら…」と、効果に対してよく理解せずに使用している方が多いかと思います。
では、美白クリームにはどの様な効果があるのでしょうか?
美白を目的としたクリームには大きく分けて2種類あります。
美白の目的に合わせて自分に合った美白クリームを使える様にその種類や違いや役割を知っておきましょう。
くすみの改善を 目的とした美白クリーム |
肌のくすみを治し、顔色を明るく見せるために使用されるクリームです。
主にくすみの原因となる古い角質を取り除き、新陳代謝の正常化を促進する事で白く透明感のある肌に向かっていきます。 |
シミの予防を目的としたクリーム | メラニンの生成を抑制してシミの元を生成するのを防ぐ事を目的としたクリームです。
ビタミンC誘導体の様にメラニンの生成を阻止するもの、アルブチンの様にメラニンを活動的にする酵素の働きを抑えるものなど、配合されている成分により、美白効果は様々です。 また、メラニン色素を還元する効果の望みが持てる美白成分にはビタミンC誘導体やハイドロキノンなどがあります。 |
- 日焼け、メラニンの生成によって生じるシミ・そばかすの予防
- シミ・そばかすを薄くする
- 日焼けで黒くなった肌を白く戻す
- ターンオーバーを促進し、ニキビ跡を薄くする
- くすみを改善し、肌に透明感を出す
また、美白クリームを使用したからと言ってシミ・そばかすが直ぐに消える事はありません。
美肌を手に入れるためには美肌クリームだけに頼らず、日々の丁寧なスキンケアや生活習慣なども大切にしていく事が重要です。
そうする事により、より美白クリームの魅力的な効果を実感する事が出来るでしょう。
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美白クリームは使用してからどの位で効果が出る?
美白クリームの効果は、美白クリームを使用し始めてからどの位で効果を実感する事が出来るのでしょうか?
クリームという性質上、致し方ない事でもありますが、その効果を実感するにはかなり時間がかかる事もあります。
美白クリームの効果を実感するには、先ずは現在肌にあるメラニン色素や古い角質が排出されて新しい肌へと再生されなければなりません。
美白クリームは根気よく使い続ける事が効果を実感するコツです。
美白化粧品に関しては、およそ1ヶ月~3ヶ月位の期間を要します。
- ターンオーバー後の新しい肌がどの位美白出来ているか調べてみる
- 自己判断
この2つのしか効果を知る事が出来ません。
そのため、ターンオーバー直後から美白クリームを使用された方は、具体的な効果を最も感じにくい可能性があります。
しかし、近年の美白クリームを含む美白化粧品は見た目にもシミ・そばかすが薄くなったかの様に見える効果もありますから、毎日チェックする事も重要です。
ただ、市販のハイドロキノンクリームを使用した場合、あまり濃く無いシミならば早ければ2週間くらいで気にならない程度まで薄くすることができます。
濃いシミの場合も、1ヶ月経つと色の薄さを実感する事が出来ます。
ただ、使用するハイドロキノンの種類、濃度、肌質などで違いが出てくるので、3ヶ月くらいで効果がわかり始めたという方もいるようです。
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美白クリームを選ぶ時の基準とは?
市場には様々な美白コスメが販売されていますが、一体何を選んだらいいのでしょうか?
具体的に美白クリームを選ぶ際にどの様な事に注意するべきかを簡単にご紹介していきます。
パッケージを確認 | 美白クリームを選ぶ上で一番大事なのはパッケージを確認する事です。
何故かと言いますと、美白クリームのパッケージにはその美白クリームの効果が一目で分かる様に表記されているからです。 それ以外にも様々な文言が存在しているかいないかで、その違いに気が付く事が出来ます。 |
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美白の文字があるか | 美白クリームを選ぶ要点として、パッケージに美白の文字が表記されているかがかなり重要な点です。
何故なら、パッケージに美白と記載するためには厚生労働省の認可が必要です。 厚生労働省が認めた美白成分が配合されているものだけが、美白と記載する事が許されているのです。 |
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医薬部外品、 薬用かどうか |
美白クリームだけに限らずスキンケア用品などを購入する場合、必ずパッケージに表記されている医薬部外品や薬用などの文言を見る様に習慣をつけて下さい。
例えば、医薬部外品には厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分などが一定の割合で配合されています。 また、医薬部外品には「防止・衛生」が一般的な目的となっています。 ですので、これをきちんと把握していないと治療を目的として購入したのに、防止を勧める商品だったと言う事になりかねません。 そして、薬用は基本的に医薬部外品と同じ意味として認められています。 |
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体用、顔用などの表示 | 美白クリームは顔に使用するものだけだと認識されがちですが、体に使用する事を専用に考えられた美白クリームも存在します。
例えば、ボディクリームには保湿成分だけでなく、固くなった肌を柔らかくする軟化作用のある成分が配合されている事もあります。 この様な成分をもし顔につけてしまうと、人によっては刺激を受けてしまったり、肌トラブルを引き起こす事も考えられます。 ですので、美白クリームを使用する時には体用のクリームか顔用のクリームかパッケージを確認してから使用する必要があります。 |
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目的に合わせて 成分を選ぶ |
正しい選択で美白クリームを選ぶ様にするには、自分の目的に合わせて美白クリームに配合されている成分を確認すると言う事です。 | |
シミを薄くしたい | 美白クリームに配合されているシミを薄くする成分は、エナジーシグナルAMPです。
これにはターンオーバーを促進させる力があり、これにより肌のシミを薄くする事が出来ます。 |
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シミを予防したい | シミを予防するという目的のために美白クリームを選ぶ場合、どの様な成分に注目するべきかと言いますと、アルブチンとトラネキサム酸などが有効だとされています。
アルブチンはシミの元になるメラニンの生成を抑制する働きを持っています。 トラネキサム酸はメラニンの元となる肌の炎症を引き起こすプラスミンを抑制する効果を持っています。 シミ予防の見地から美白クリームを使用する場合、アルブチンとトラネキサム酸が配合されている美白クリームを選ぶ必要がありそうです。 |
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シミを予防しながら 薄くしたい |
シミを予防しながら薄くしたい場合、ビタミンC誘導体が配合されている美白クリームをおすすめします。
ビタミンC誘導体には出来てしまった黒い褐色のメラニンを無色の状態に戻すと言う、ありがたい力を発揮します。 ビタミンC誘導体はシミの原因であるメラニンを発生させるチロシナーゼを阻止する効果を持っています。 ビタミンC誘導体はシミの予防やシミを薄くする効果を持つ素晴らしい成分であると言えます。 |
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とにかく白くしたい | 自分の肌を白くしたい方は、どの様な成分が配合されている美白クリームを使用すればよいのでしょうか。
それはハイドロキノンという成分です。 しかし、ハイドロキノンにはかなり強い漂白効果があるため、肌が弱い方や敏感肌の方は使用しない方が良いでしょう。 |
美白クリームの使い方とは?
ここでは、美白クリームの正しい使い方について、見ていきたいと思います。
美白クリームの使用量や使用方法を確認
美白クリームによって使用量や使用方法が異なりますので、必ずパッケージの説明を読みましょう。
洗顔をして化粧水などで十分保湿を行ってから美白クリームをつける
保湿を少しでも怠ると肌が乾燥し、美白クリームの効き目を十分に発揮する事は出来ません。
また、美白クリームは1度に沢山塗らないようにしましょう。
いっぺんに塗ってしまうと肌に美白クリームが染み込みきれずに肌がベタつく要因になります。
少量ずつ伸ばして2~3回の重ね付けが大切
少しずつ伸ばしていき、肌に染み込んでベタツキが無くなったと思ったら、もう1度美白クリームを塗るという事を2~3回繰り返し、ちゃんと美白クリームの有効成分を肌に浸透させる事が重要です。
- 額、鼻、両頬、アゴの5ヶ所に置きましょう
より肌に染み込みやすくするために美白クリームを手の平にとって温めてから、額、鼻、両頬、アゴの5ヶ所に置きます - 額に置いたクリームを髪の生え際に向かって下から上へ
額に置いたクリームは髪の生え際の方へ下から上へと伸ばします。 - 鼻は眉間から鼻先まで上から下へ
鼻は眉間から鼻先まで上から下の方へ優しく塗っていきます。 - 両頬は下から上へ
両頬にのせたクリームは下から上へと頬の肉を持ち上げる様にマッサージしながら塗ると良いです。 - アゴはアゴから首へ
アゴに置いたクリームはアゴから首へ、鎖骨まで塗っていきましょう。
美白クリームは出来るだけ夜に塗り、朝は塗らない
どんなに効果のある美白クリームでも朝からは避けたいものです。
美白クリームには沢山のビタミンが配合されています。
特に注意したいのはビタミンCであり、ソラレンという成分がビタミンCには含まれています。
これは日焼けしやすかったり、シミになりやすかったりします。
ですので、美白クリームは夜塗る様にして下さい。
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美白クリームを使用して美白肌へ
今回は美白クリームについて見ていきましたが、いかがでしたでしょうか?
美白クリームは保湿と美白の役割のあるクリームであり、美しい肌を目指すなら是非手に入れたい一品です。
美白クリームにはシミやそばかすが出来ない様にする成分、出来てしまったしみやそばかすの色を薄くしてくれる成分などが配合されています。
とにかく肌を白くしたい、シミやそばかすを予防したいなど得たい効果によって美白クリームの選び方も変わってきます。
貴女の目的に沿う美白クリームに出会えるといいですね。
美白クリームを使用して、白く美しい肌を手に入れましょう。
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