角質ケアにはピーリングを！ピーリングの美白効果とおすすめのピーリングジェルとは？

若い頃はメイクをしたまま寝ても、少し無茶な生活をしていても影響の無かった肌も、年を重ねるにつれてコンディションが崩れてしまいますよね？
そんなお悩みを抱えていらっしゃる貴女に是非おすすめしたいのがピーリングです。
では、ピーリングとは一体どんなモノなのでしょうか？

Contents

1 ピーリングとは
2 ピーリングに使う成分とは
3 ピーリングの効果とは
4 ピーリングを行う上での注意点
5 おすすめのピーリングジェル3選！！
6 貴女もピーリングで角質ケアを

ピーリングとは

化粧品売り場や薬局に入ると「ピーリングジェル」と表記されている商品をよく目にしませんか？
でも実際にピーリングについて詳しく知らない方も多いはずです。

では、ピーリングとは一体どの様なモノなのでしょうか？

ピーリングとは角質ケアの一つ

ピーリングとは酸を肌に直接塗る事によって角質を溶かすなどのスキンケア方法です。
肌の表面の角質を除去する事により、ツルンとした肌へと導いてくれます。

ピーリングには肌への負担が少ない天然由来のフルーツ酸が配合されているものが殆どです。

フルーツ酸以外では、トリクロール酢酸などの化学物質を用いたピーリングもあります。
ただし、これはピーリング効果は高いですが、その分肌への刺激も強いため敏感肌の方にはおすすめする事は出来ません。

ピーリングとスクラブの違いとは？

ピーリングと同じ様なスキンケアとして、スクラブを用いたケアがあります。

酸を肌に直接塗る事で角質を溶かすピーリングに対し、スクラブは細かい粒で肌の表面を摩擦する事で古い角質や汚れなどを洗い落とすスキンケアです。

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ピーリングに使う成分とは

ピーリングで使用されている成分は実に様々であり、先述したフルーツ酸が特に多いです。
それでは、その成分を順に見ていきましょう。

AHA(アルファヒドロキシ酸)

AHAとはアルファヒドロキシ酸の略称で「アハ」とも言われており、グリコール酸・乳酸・リンゴ酸・クエン酸・酒石酸などの有機物が配合されています。

AHAには大まかに分けて以下の4つの効果があります。

AHAの効果

肌を滑らかにしてシワを目立ちにくくする。
保湿効果を高めて乾燥肌を改善する。
メラニン色素の排出を促進して白い肌を保つ。
塞がってしまった毛穴を改善し、ニキビを予防する。

リンゴ酸

AHA(アルファヒドロキシ酸)の一つであり、自然界では果物に沢山含まれているためのでフルーツ酸とも言われており、フマル酸をアルカリと加熱して水を加えたり、ブドウ糖を還元させる事によって得られる水溶性の有機物です。

角層の柔軟効果があるため、ピーリング剤やピーリング化粧品などに多く配合されています。

グリコール酸

自然界ではサトウキビやブドウなどに含まれている有機物であり、アミノ酸のグリシン、或いはクロロ酢酸に亜硫酸を作用させる事で得られる水溶性の白色の結晶、或いは結晶性の粉末です。

角質の除去効果や柔軟効果を持ち、乾燥などでザラザラした肌を滑らかにするピーリングが目的の化粧水に配合されています。

乳酸

生物に沢山含まれている有機物であり、でん粉などを元として発酵させたり、アセトアルデヒドに青酸を作用させて得られる無色～淡い黄色の液体です。

配合する量によって肌への働きが異なる物質であり、少ない場合は角層の柔軟剤として柔軟や保湿が目的の化粧品に配合され、多い場合は穏やかな角層剥離剤として作用するためピーリング・収れん・毛穴ケアなどに配合されます。

サリチル酸

角質溶解効果と殺菌防腐効果を持つ薬物であり、結晶性或いは白色の針状の結晶の粉末です。
熱湯やアルコールに溶けやすい一方、水には溶けにくい物質です。

医薬品では魚の目やイボを取り除く目的で、食品では防腐剤として、化粧品では古い角質を取り除くピーリング剤として使用されてきましたが、近年ではあまり使用される事はありません。

硫酸Na

濃度によりピーリング剤・角質柔軟剤・親水性増粘剤として使用されている硫酸のナトリウム塩ですが、人体に無害であり、温泉にも含まれている肌をスベスベにする物質です。

角層の柔軟作用があり、配合量を増やすと古い角質を除去するピーリング効果が期待出来ますので入浴剤や洗顔料によく使用されています。
また、シャンプーやボディソープにも使用されています。

パパイン

パパイヤの果実から抽出・精製されたたんぱく質分解酵素であり、白色～薄い褐色の粉末です。
独特な匂いがあり、水に溶けて酵素を活性させる働きがあります。

たんぱく質分解酵素はたんぱく質のペプチド結合を切り離してアミノ酸に分解する作用があり、角質を分解して古い角質を取り除き、皮膚を滑らかに整える効果があります。

毛穴に溜まった角質を取り除く目的であり、洗浄剤やパックなどに使用されています。

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ピーリングの効果とは

ピーリングには古い角質を除去して肌を活発にする効果が期待する事ができ、シミ・シワ・ニキビなどのあらゆる肌トラブルに効果を発揮する優れた美肌ケアです。
ピーリングによってもたらされる美肌効果は沢山あります。

様々な肌トラブルがピーリングで改善する事が出来ると言っても過言ではありませんので、具体的にどの様な効果があるのかを一つずつ見ていきましょう。

肌トラブルとピーリングの効果
肌トラブル	ピーリングの効果
シミ	一度出来てしまうと簡単には消えない厄介なシミとニキビ跡もピーリングによって予防と改善が出来ます。シミやニキビ跡を引き起こす要因は紫外線や肌のダメージによって生じたメラニン色素の沈着です。本来メラニンは古い角質と共に排出されますが肌が弱まると古い角質と共にメラニンも溜まってしまい、シミやニキビ跡を作ってしまうのです。ピーリングをする事によって古い角質と共にメラニンを除去する事もでき、シミやニキビ跡を予防したり薄くする事が出来ます。
ニキビ跡
ニキビの予防と改善	ニキビを引き起こす要因は皮脂を餌とするアクネ菌の繁殖です。アクネ菌は常に皮膚に存在している常在菌の一つであり無くてはならないのですが、増え過ぎると免疫システムが発動してアクネ菌を減らすために炎症を起こしてしまいます。これがニキビ生じてしまう仕組みです。ピーリングは皮脂の分泌が活発であり、毛穴に皮脂が詰まってしまうといった肌質のニキビを予防出来ます。
シワ	年を重ねると共に悩まされるものと言えばやはりシワとたるみですね。ピーリングで古い角質を除去する事により、新しくキレイな肌の生成が促進されて肌を若返らせる効果が発揮されます。また、ピーリングを行う事によって肌の水分量が上がり、乾燥が原因である小ジワの予防と改善も出来ます。
たるみ
くすみの除去	くすみを引き起こす要因はいくつか存在しますが、その内ピーリングで除去する事が出来るのは次の3つです。除去できるくすみ日焼けによって生じたメラニンにおける「くすみ」乾燥における「くすみ」古い角質が溜まる事によって生じる「くすみ」
毛穴の開きと黒ずみ	毛穴の開きや黒ずみを引き起こす要因の一つが古い角質が毛穴に溜まる事です。皮脂や汗が詰まり、毛穴が塞がってしまう事によって毛穴が開いて見えたり、酸化した皮脂や汗が黒ずむ事により毛穴も黒ずんでしまいます。ピーリングで古い角質を除去する事によって、この様な開いて見える毛穴や黒ずみも改善する事が出来ます。
保湿効果	古い角質が溜まってしまっていると、化粧水が上手く馴染んでくれません。ピーリングによって古い角質を除去する事によって肌を柔軟にし、化粧水などの水分の浸透力を向上させ、保湿効果を高めます。さらに、ターンオーバーを正常に促進させる効果もあり、肌そのものが持っている潤いも向上します。

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ピーリングを行う上での注意点

前段の「ピーリング効果とは」の項目でご説明しました様にピーリングをすると古い角質を除去する事ができ、肌が柔らかくなりターンオーバーを活発にします。

しかし、そんなピーリングには注意点がいくつかあります。
順を追って見ていきましょう。

ピーリングの注意点

擦るタイプや拭き取るタイプはダメ
（ゴマージュやスクラブの様に擦るタイプやコットンで拭き取るタイプは肌に強い刺激を与えてしまうので要注意です。
ピーリングジェルやピーリング石鹸などの洗い流すタイプは肌に優しいのでおすすめです。）
肌の調子を優先する
（ニキビによる炎症を起こしている時や乾燥が酷い時、肌に痒みを感じる時などは避ける様にしましょう。
無理に行うと炎症が更に進行してしまう場合がありますので、肌の調子が良い時に行うのがベストです。）
ピーリング後にはたっぷりの保湿とUVケアを
（ピーリングを行った後は皮膚が薄くなり、薄くなった皮膚は紫外線のダメージを受けやすく乾燥しやすいため、十分な保湿とUVケアを必ず行いましょう。
日焼け止めをする際はUV効果を持つファンデーションがベストです。
ただし、リキッドファンデーションは刺激が強いためピーリング後の2～3日は使用を避けて下さい。）
ピーリング後には刺激の強いケアをしない
（ピーリング後はスクラブ洗顔や剥がすタイプのパックは肌に刺激を与えてしまいますので避けて下さい。）
使用頻度と容量はしっかり守る
（ピーリングは週に1～2回だけでも十分な効果をもたらします。
ですので、毎日行なったりピーリング剤を使用して長時間マッサージを行うのは肌への刺激が強いので止めましょう。）