どんなに美しい女性もいずれは歳を重ねて老いていきます。
そうは分かっていても出来るだけ長く若々しくて美しくありたいですよね。
それは工夫次第では決して不可能ではありません。
今回は美白とエイジングケアの両立をテーマに見ていきたいと思います。
Contents
アンチエイジングとエイジングケア
エイジングケアと並んでよく耳にする言葉にアンチエイジングがありますが、どう違うのでしょうか?
アンチエイジングとは
アンチエイジング(Anti-Aging)は直訳では老化に抗うと言う事ですね。
正確には以下の様に定義されています。
加齢に伴う症状の予防と治癒。老化防止。抗加齢。抗老化。
「大辞泉」より
但し、永遠の美を手に入れると言う意味ではなく老化を遅らせて緩やかにするというものです。
アンチエイジングは医薬品の効能効果を示す表現ですので許可なく使用する事は出来ません。
他にも若返りを連想させる表現も薬機法に触れてしまうためNGとなっています。
知っておきたい美白の本来の意味!美白の定義と美白ケアの基礎をお教えします!!
エイジングケアとは
エイジングケアはアンチエイジングと似た様な印象を持っていらっしゃる方もいるかと思います。
エイジングケア(Aging Care)は以下の様に定義されています。
エイジングケアとは、加齢によって変化している現在の肌状態に応じて、化粧品等に認められた効能・効果の範囲内で行う、年齢に応じた化粧品等のケアのことである。
「化粧品等の適正広告ガイドライン 2017年版」より
年齢に応じたケアと言うのはシワやたるみと言ったエイジングサインのケアの事であり、それらを予防する範囲内で使用する表現です。
エイジングサインとは
因みにエイジングサインと言う言葉は聞いた事はあるけど、それはどの様な事なのかについても記載しておきたいと思います。
40代から気になり始めるシミ・シワ・くすみ・たるみ・ほうれい線など、肌に現れた肌老化の事をエイジングサインと言います。
エイジングサインを感じたら見た目年齢にも影響してきます。
アンチエイジングケアは肌のちょっとした変化(エイジングサイン)に気付いた時点で、早め早めの対応が大切です。
「まだ大丈夫。」「年齢によるもの。」と思っていると肌老化はどんどん進んでいきます。
エイジングサインを早めに見つけてケアを行う事で、肌老化を抑制する事が出来るのです。
まだまだ美しくありたい50代の方の美白のためのスキンケアとアンチエイジングとは?
エイジングケアはいつから始めるの?
エイジングケアを始めるのは早ければ早いほどいいでしょう。
40代~50代の方はもちろんの事、20代~30代の方も是非今から始めて下さい。
特にこんなサインが出始めたらエイジングケアを始めるいいタイミングです。
- 化粧のノリが悪くなってきた
- 毛穴がたるんできた
- 目尻に小ジワが出来てきた
- 口角が下がってきた
- うっすらとシミが出てきた
- ほうれい線が気になってきた
ですが、どんなケアをすれば良いのか分からない方もいらっしゃるでしょう。
エイジングケアにはバリア機能やターンオーバーの正常化・紫外線対策・血行促進があります。
バリア機能の正常化
肌のバリア機能は年を重ねるにつれて弱くなり、肌の潤いが失われやすくなります。
そこで重要なのが水分・油分をバランスよく補給する保湿ケアです。
洗顔・入浴後に化粧水をつけた後に乳液やクリームなどの油分で水分にフタをします。
しっかりと保湿ケアを行う事でバリア機能は整って肌が乱れにくくなります。

ターンオーバーの正常化
肌のターンオーバーの周期も年を重ねるにつれて遅れやすくなってきます。
古い角質も剥がれにくくなり、くすみやニキビの原因になってしまいます。
ピーリングジェルなどを使用して古い角質を落とし、肌に必要不可欠な保湿成分が浸透しやすくするなどでターンオーバーを改善する事が期待する事が出来ます。
たんぱく質は肉・魚・卵・大豆製品に、ビタミンA・C・Eは野菜や果物に含まれていますので、積極的にこれらの食品やサプリメントなどで摂取してターンオーバーをサポートしましょう。
紫外線対策
肌老化の原因のおよそ80パーセントは紫外線によるものだとされていますので、早い内から紫外線対策を行う事もエイジングケアの一環です。
夏の紫外線量はもちろん尋常ではありませんので、日焼け止め・帽子・日傘・サングラスで対策をしましょう。
冬でも紫外線は降り注いでいるため、油断をする事は出来ません。
ですので、保湿を兼ねたUV乳液で乾燥を防ぎながら十分なケアを行う様にしていきましょう。

血行促進
血行不良により肌に栄養が行き渡らず、肌のハリが失われると言う事も起こります。
血行不良には下記の通り、多くの原因が絡み合っています。
- ストレス
- 睡眠不足
- 運動不足
- ホルモンバランスの乱れ
- 食生活の乱れ
- 体質
全てをクリアするのは難しいですが、生活習慣を改善する事だけでも血行不良は解消する事は出来ます。
ストレスを解消し、よく睡眠を摂る事で睡眠不足を解消しましょう。
たんぱく質とビタミンを摂取して食生活を改善する事で血流の回復も望む事が出来ます。
また、顔のマッサージをする事でも血行を良くする事が出来ます。
皮膚を引っ張るのではなく、顔の筋肉をほぐして血液やリンパを流す様に行って下さい。
- 頬の内側から外側へと小さく螺旋(らせん)を描きながらほぐしていきます
- 同じ様に頬の下から上へと動かしてほぐしていきます
- 1~2を繰り返し、ほぐれてきたらリンパを流す様に軽いタッチで顔の内側から外側 → 耳の前からフェイスライン → 首から鎖骨へと滑らせましょう
顔だけでなく首のツボを押すのも効果的ですよ。
もうエイジングケアには迷わない!エイジングケアの方法と美白とエイジングケアを両立する化粧水をご紹介!!
美白とエイジングケアの両立
美白とエイジングケアの両立を実現するのが美白化粧品です。
美白化粧品を使用する事によって美白とエイジングケアを両立する事が出来ます。
その主な働きは、紫外線によるメラニンの生成を抑制してシミ・そばかすを防ぐと言うものです。
紫外線によるシミ・そばかすが美白の大敵になるのはよく知られていますよね。
それを防ぐ事が美白に繋がると言うのは紫外線対策にも通じる部分かもしれませんね。
シミ・そばかすの元となるメラニンの生成を抑える成分で有名なものには以下のものがあります。
タイプ | 効果 | 成分 |
信号ブロック型 | メラニンを生成する様に信号を出す情報伝達物質をブロックする事によってメラニンの生成を抑えます。 |
|
活性阻害型 | メラニンの元となる酸化酵素のチロシナーゼの活性を邪魔してメラニンの生成を阻害します。 |
美白化粧品の殆どには活性阻害型の成分が配合されており、これらが配合された化粧品は医薬部外品に指定されている事が多いです。
メラニン生成抑制と合わせて保湿を行う事によって美白とエイジングケアを両立する事が出来るでしょう。
エイジングケアが気になる40代・50代が使用出来る美白オールインワンジェルとは?
美白とエイジングケアにおすすめの化粧品五選!!
ここでは美白に必要なシミ・そばかすのケアとエイジングケアに必要な保湿を兼ねた化粧品をご紹介していきたいと思います。
est(エスト) ザ ローション

- メーカー名:花王 ソフィーナ
- 商 品 名:est(エスト) ザ ローション
- 価 格:¥6,600(税込)
過酷な乾燥の中でも高い保湿性で潤いをキープする化粧水です。
高持続ケラチン保水処方により角質の細胞に水分をたっぷりと抱えさせます。
とろみのある使用感と肌にスッと馴染むつけ心地が特長です。
トランシーノ 薬用ホワイトニングリペアクリーム

- メーカー名:第一三共ヘルスケア
- 商 品 名:トランシーノ 薬用ホワイトニングリペアクリーム
- 価 格:¥4,400(税込)
就寝前に使用する医薬部外品の夜用美白クリームです。
トラネキサム酸配合でシミ・そばかすを防いで翌朝まで保湿します。
一晩中パックをしているかの様に肌を包んで翌朝にはつるつる肌に仕上げてくれます。
HAKU メラノフォーカスV

- メーカー名:資生堂
- 商 品 名:HAKU メラノフォーカスV
- 価 格:¥11,000(税込)
医薬部外品の薬用美白美容液です。
保湿をしながらm-トラネキサム酸などがメラニン生成を抑えます。
10gで¥2,500+税の2週間お試しサイズもあります。
ホワイトニングエッセンスローション

- メーカー名:シズカニューヨーク化粧品
- 商 品 名:ホワイトニングエッセンスローション
- 価 格:¥4,856(税込)
ニューヨークのエステサロン発、日本人のための化粧品ブランドSHIZUKA NEWYORKの「ホワイトニングエッセンスローション」です。
- 美白ケア成分
→プラセンタエキス・甘草エキス - エイジングケア成分
→コエンザイムQ10・ウメ果実エキス
といった美容成分を贅沢に配合されています。
合成着色料・合成香料・アルコールなど肌に刺激となる成分が配合されていない点も嬉しいですね。
ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110

- メーカー名:AMPLEUR(アンプリエール)
- 商 品 名:ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110
- 価 格:¥11,000(税込)
高濃度で配合された独自の美白成分「新安定型ハイドロキノン」がシミや気になる箇所を集中的にケアしてくれます。
更に、より美白ケアをサポートしてくれる以下の成分も配合されています。
- 甘草フラボノイド
- ビサボロール
ハイドロキノンを始めとするこの様な美白ケア成分で、しっかりとメラニン対策を行う事が出来ます。
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早めの美白エイジングケアで美しさをキープ
今回は美白とエイジングケアの両立は目指せるのか見てきました。
年齢に応じて発生するトラブルの予防をしながら美白を目指すにはメラニンの抑制と保湿が大きな柱です。
肌の曲がり角は25歳とも言われていますし、エイジングケアを始めるのに早過ぎると言う事はありません。
直ぐにケアを始めてみる事でより長く美しく白い肌を保つ事が出来るでしょう。
加齢に抗うのは難しいですが工夫してケアをする事で若々しくいる事は出来ます。
是非、美白エイジングケアを取り入れて美しい肌をキープして下さいね。

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