美白肌は一朝一夕で手に入る物ではなく、継続する努力が必要です。
そのためには消耗するスキンケア用品はできるだけ安く上げたいのが本音。
今回はドラッグストアでお手頃価格で購入することができるプチプラ乳液をご紹介させていただきます。
Contents
美白効果のある乳液に配合される成分
乳液はメーカーやブランドによって、製品ごとに配合されている成分が異なっています。
一般的には水分がメインで10%~30%程度の油分と乳化剤が基本となります。
その他に保湿や美白効果のある物や防腐剤や香料などが配合されています。
配合している油分には原料が植物由来の物や、鉱物油や石油など化学的な物を原料としているのがあります。
乳化剤といわれる薬剤も植物由来のものと化学的に作られた物があります。
保湿効果がある製品にはコラーゲンやヒアルロン酸などに加え、ビタミンC誘導体などの美白効果のある成分を配合している場合もあります。
紫外線カット効果のある乳液には紫外線散乱剤や紫外線吸収剤などが配合されているため、自分の肌質に合うものを使用することが大切です。
全ての製品に同じ成分が配合されているとは限りませんので、購入する際には成分表示を確認したり、テスターなども使用して自分に合うものを選ぶよう心がけましょう。

美白効果のある乳液とは
美白効果とは一般的に次の2種類の成分が含まれていることを指します。
- メラニンの生成を妨げる物
- 既に生成されてしまったメラニンを薄くする物
このどちらかの成分が含まれていることが必須条件となります。
美白効果のある乳液の選び方
乳液の選び方としては以下のようなポイントが挙げられます。
種 別 | ポ イ ン ト |
配 合 成 分 | 美白効果のある成分が含まれているか確認する必要がある。 |
目 的 | メラニンの生成を妨げる目的なのか、生成されてしまったメラニンを薄くする目的なのかで選ぶ。 |
肌 質 | 肌質に個人差があるため、より自分の肌質に合うものを選ぶ必要がある。 |
ブランド・メーカー | 化粧水と同じブランド・メーカーから販売されていると、選びやすいだけでなく相乗効果が見込める場合もある。 |
容 量 | 毎日使うため容量が多いほうが買い足す手間が省ける。 |
それでは、この内容をもう少し詳しく見ていきましょう。
配合成分
- メラニンの生成を妨げる成分
酸化酵素であるチロシナーゼはチロシン(アミノ酸)を黒色メラニンへと変化させる働きがあるため、これを阻害・分解させる成分が挙げられます。
成 分 | 特 徴 |
ハイドロキノン | チロシナーゼの働きを抑える。 |
アルブチン | ハイドロキノンを見本にしてつくられた成分。 |
エラグ酸 | チロシナーゼの働きを抑える天然のポリフェノール。 |
ルシノール | チロシナーゼの働きを抑え、結びつくのを防げるシベリアもみの木由来成分。 |
カモミラET(カミツレエキス) | 紫外線を浴びることでメラニン生成の指令を出すエンドセリンの働きを阻害する。 |
トラネキサム酸 | メラニンを生成するメラノサイトの周辺細胞に働きかけることでメラノサイトの活性化を抑制させる。 |
リノール酸S | チロシナーゼを分解するベニバナ由来成分。 |
コウジ酸 | チロシナーゼが働くのに必要な銅原子を奪い、働かなくさせるコウジ由来成分。 |
プラセンタエキス | メラニン生成を抑制する成分。 |
- 生成されてしまったメラニンを薄くする成分
成 分 | 特 徴 |
ビタミンC誘導体 | 配合時に壊れやすいビタミンCを誘導体に変化させて配合することで、メラニン色素の還元に高い効果を持つ。 |
ハイドロキノン | メラニンの生成を妨げるだけでなく、肌の漂白剤ともいわれるほど美白作用がある。 |
目的
これからできる可能性のあるシミやそばかすを防ぐため、メラニンの生成を抑制する場合に妨げる目的として使いたいのか、もしくはすでに生成されてしまったメラニンを薄くする目的で使いたいのかを考えてみましょう。
目的によってどの乳液を選ぶべきか変わってきます。
肌質
個性と同じく人によってさまざまな肌質があります。
そのため肌質によって保湿や他の成分が多く入っているものを選ぶなど、どの商品を選ぶべきか考える必要があります。
ブランド・メーカー
スキンケア化粧品の多くがライン使いを推奨していることもあり、実際に使っている化粧水のブランドやメーカーが展開している乳液の中に、美白効果のあるものが見つかる可能性もあります。
容量
少量であればすぐに無くなってしまうため、毎日使う乳液なら容量の多い物が喜ばしいでしょう。
また、この容量と価格との関係として挙げられる「コスパ」の良さにも注目して選ぶことも大切です。
美白美容液の化粧水、クリーム、乳液との違いと役割とは?スキンケア用品の特徴を徹底解剖!
乳液の種類と美白に有効な乳液の使い方&ポイント
一口に乳液と言ってもいろいろな種類があります。
ここでは乳液の種類の他に、美白に効果のある乳液の使い方を説明していきます。
乳液の役割と種類

乳液には肌の水分と油分を補って保つ効果があるといわれています。
乳液は含まれている油分により、肌の表面を包んで肌の水分蒸発を防ぐことが期待できます。
化粧水をつけた後に乳液を使用する事がおすすめされている理由は、化粧水で角質層まで浸透した水分(うるおい)を乳液を重ねることで蒸発させないようにしているためです。
乳液には以下のようにさまざまな種類がありますので、自分の生活スタイルによって使い分けてみると良いでしょう。
種 類 | 特 徴 |
保湿乳液 | 一般的に「乳液」を語る場合は、多くがこの保湿乳液を指すことが多いです。 化粧水を使って和らいだ肌に、さらに潤いと適度な油分を与えてくれます。 |
UV乳液 | 通常の乳液の保湿の役割と紫外線対策も一緒にできるタイプです。 紫外線が強い時期に外にいることが多い場合におすすめの乳液です。 |
ティント乳液 | 色が付いていて通常の乳液の役割に加え、肌を明るく見せたりする化粧下地の働きが期待できる乳液です。 |
乳液の使い方&ポイント
乳液の使い方手順
- 化粧水がなじんだ後に使う種類にもよりますが、乳液は基本的に化粧水と美容液を塗った後に使うようにしましょう。
乳液を先に使ってしまうと油分が肌を覆っている状態のため、化粧水(美容液)が肌の角質層まで浸透しにくくなってしまうためです。
化粧水や乳液は丁寧になじませることを意識し、その後に乳液を使用するのが基本です。 - 適量の乳液を手にとる使用する乳液によってメーカーがおすすめしている使用量は異なります。
10円玉大を目安にしてみてください。 - 両手を重ねて温める
- 顔の中心から外側に向けて伸ばす乾燥しやすい目や口元には乳液や保湿クリームを重ねて塗ることをおすすめします。
その場合、少量の乳液(保湿クリーム)を指先にとって乾燥が気になっている部分に塗るようにしましょう。
乳液の魅力を引き出すポイント
- 肌を保護することを意識したいのであれば乳液はたっぷり使う
- 部分的にベタつきやすい場合は、その部分だけ乳液の量を少なくする
- やさしい力加減で肌に押し込むように塗る
美白ケアには美白乳液を!美白乳液の効果と選ぶ際のポイントとは?
プチプラ美白乳液の選び方
プチプラ乳液はお手頃価格で購入することができますので、安心してたっぷりと使うことができます。
乳液にも無添加や殺菌作用がある商品など色々な種類があります。
より高い保湿が欲しい方には「しっとり」タイプ、べたつきが苦手な男性の方などには「さっぱり」タイプなどがありますので、それぞれの肌質に合う乳液を探しましょう。
アルコールフリーで油分がしっかり含まれているものを選ぶと良いでしょう。
保湿成分はいろいろありますが、保湿力が高い成分は「セラミド」という成分です。
探す際にはチェックしてみてください。
乾燥肌の方は肌が敏感になっていますので、肌に優しい無添加で低刺激の商品を使うのが良いでしょう。
乳液には「しっとりタイプ」や「さっぱりタイプ」がありますが、乾燥肌の方にはすぐに蒸発してしまわない「しっとりタイプ」の乳液がおすすめです。
ニキビなどが既にあるのであれば、薬用やトラネキサム酸やグリチルリチン酸が含まれていると効果的です。
油っぽいからといって保湿を怠ってしまうと逆効果になりますので、洗顔をきちんとして清潔にした後にしっかりとうるおいを与えて保湿してください。
ビタミンC誘導体などの引き締め効果のある成分が含まれている物は、毛穴が開きがちなTゾーンに有効的です。
敏感肌の方でも美白ケアする事が出来る乳液はあるの?敏感肌の方が注意しておきたい美白成分とは?
おすすめのプチプラ美白乳液3選
ここでドラッグストアでも買えるプチプラ美白乳液をご紹介しましょう。
なめらか本舗 豆乳イソフラボン 薬用美白乳液

- メーカー名:常盤薬品工業
- 商 品 名:なめらか本舗 豆乳イソフラボン 薬用美白乳液
- 価 格:¥1,080(税込)
シミやそばかすなどのトラブルにお悩みの方にぴったりの商品です。
保湿成分に豆乳の発酵液を使用し、美白成分として高純度アルブチンを配合している商品です。
白くてふっくらしたお肌に仕上げてくれる上に、シミやそばかすなどのトラブルからお肌を保護してくれます。
また独自のナノ浸透処方で肌の角層までしみわたり、透明感溢れるお肌に導いてくれます。
美白乳液は肌が乾燥してしまうといったことが起こりやすいのですが、こちらは濃縮豆乳保湿によりその心配もありません。
しっかり保湿もしながら肌をきれいにしたい方に是非おすすめしたい商品です。
肌ラボ 極潤 ヒアルロン乳液

- メーカー名:ロート製薬
- 商 品 名:肌ラボ 極潤 ヒアルロン乳液
- 価 格:¥768(税込)
3つのヒアルロン酸成分(スーパーヒアルロン酸・ヒアルロン酸Na・ナノ化ヒアルロン酸)でふっくらもちもちの肌にしてくれる乳液です。
しっかりと油分も与え保湿力の高さが自慢です。
また、べたつかないように処方されているのも魅力で、乾燥肌の方や肌の潤いや高い保湿効果が欲しい方には最適な乳液です。
さらにオイルフリー・アルコールフリー・無香料・無着色なので肌に与える影響も少なくて安心です。
乳液 敏感肌用 さっぱりタイプ

- メーカー名:無印良品
- 商 品 名:乳液 敏感肌用 さっぱりタイプ
- 価 格:¥580(税込)
男女共に大人気で低刺激でシンプルな乳液です。
いわずと知れた無印良品のシンプル乳液で、隠れた名品との呼び声も高い人気の商品です。
無駄なものは一切使わず、岩手県釜石の天然水を使っているナチュラルな乳液です。
香料や着色料・無鉱物油・アルコール・パラベンなどが一切使われていない低刺激でお肌に優しい商品です。
また、見た目も中身もシンプルなので男性にも人気があり、容量も多くコスパに優れているので家族みんなでたっぷり使えます。
なぜ男性も保湿が必要であり、美白のためにスキンケアが必要なの?おすすめの美白乳液をご紹介!
今すぐプチプラ乳液で美しいお肌を手に入れましょう!
いかがでしたか。
乳液の成分は一般的には油分や乳化剤といった水分がメインです。
乳液には肌の水分と油分を補って保つ効果があるといわれ、その油分によって肌の表面を包み水分蒸発を防ぎます。
使い方としては化粧水をつけた後に乳液を使用するのがおすすめです。
化粧水がなじんだ後、適量の乳液を手にとって両手を重ねて温めて顔の中心から外側に向けて伸ばすと良いでしょう。
肌を保護することを意識したいのであれば乳液をたっぷり使い、部分的にベタつきやすい場合はその部分だけ乳液の量を少なくし、やさしい力加減で肌に押し込むように塗りましょう。

乳液にも色々なタイプがありますので、乾燥肌の方など高い保湿が欲しい方は「しっとり」タイプ、脂性肌の方やべたつきが苦手な男性の方などは「さっぱり」タイプというように、それぞれの肌質に合う乳液を選びましょう。
今回はドラッグストアで買えるプチプラ乳液をご紹介させていただきました。
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