街や外へ出かけてパっと見て魅力的だなと感じるお肌ってあると思います。
自分の肌とはちょっと違う。
メイクアップの仕方?肌の色?年齢?
今回、少しでも魅力的なお肌に近づくための知識とケアの仕方を調べました。
美白と保湿の関係
人の肌はその状態も、色も人それぞれです。
こういう肌が美しい肌とか、白い肌が美しいと断定的に言うことはできません。
美しいという言葉はとても主観的な物です。
黒を白に塗り替えてキレイとはならないのではないでしょうか。
美白とは?
例えばお肌の状態が健康的なら、結果的にあの人のお肌は活き活きとしていて魅力的に見えます。
その文脈の中でその健康的なお肌が白く感じさせ、美しくも感じられる価値すらあるのかもしれません。
注目したいのは健康的な肌です。
では、健康的な肌とはどのような物でしょうか。
例えば
- みずみずしく潤いが感じられる
- 血色よく透明感がある
- ハリや弾力がある
などがあります。
角質が整っていて水分が十分にあればみずみずしくしっとりとしますし、血色が良ければそれは透明感につながります。
また、ハリや弾力があればシワやたるみも無いでしょう。
美肌には保湿
健康な肌の為に保湿が必要とはよく言われることです。
それはなぜでしょうか。
肌の悩みにはいろいろあります。
これらの悩みに共通してくるのがお肌の水分量の不足なのです。
お肌の悩みの原因としては、ターンオーバーの乱れ、バリア機能の低下、紫外線の影響など様々です。
しかし、これらにも水分は関係しているのです。
このターンオーバーやバリア機能を例に見てみましょう。
紫外線による皮膚へのダメージは、ターンオーバーの乱れを引き起こします。
ダメージを受けてしまった肌は皮膚を状態を修正しようとして、一時的にターンオーバーが速まります。
このスピードが速すぎると正常なペースで成熟するはずの細胞がしっかり成熟されずに、未熟な細胞が多く肌の表面に並ぶことになります。
そうなると、肌が本来持つべきバリア機能が十分に発揮されないのです。
このバリア機能を構成する3大保湿因子と呼ばれる要素があります。
- 皮脂
- 天然保湿因子
- 角質細胞間脂質(セラミド)
3大保湿因子がベストなバランスを保っていると、キメの整ったすこやかな肌状態をキープできるのです。
このようにターンオーバーの乱れで肌の悩みが増加してしまうので、バリアー機能を維持するために保湿して角質層を整えることが必要なのです。
美白ボディは保湿から!美白ボディに必要不可欠な保湿成分って何?
肌の保湿に必要な成分
外から水分を補うことも大切なことですが、本質的に求めたいことは体内からの水分をお肌に閉じ込め保つことです。
その為に必要なのが保湿成分なのです。
どの様な保湿成分があるのかをご紹介する前に、まずはお肌の保湿メカニズムを簡単に確認してみましょう。
保湿メカニズム
肌は3層で出来ています。
- 表皮(1番外側)
- 真皮(内側)
- 皮下組織(さらに内側)
ここでは表皮における保湿メカニズムを見てみます。
表皮の一番外側の外気に触れる部分が「角層」と呼ばれています。
この角層が外部からの水分の侵入を防ぎ、内部の水分の蒸発を防ぐのです。
この角層には約30%の水分が含まれていて、この水分が肌の滑らかさやハリ、柔らかさを維持しています。
この水分を維持する機能は前記のとおり3つの要素で成り立っています。
- 天然保湿因子(NMF)
- 細胞間脂質
- 皮脂膜
この3つの要素はそれぞれ角層の中で役割が異なり、どれも重要です。
- 天然保湿因子(NMF)は角質細胞にあり、その役目の半分はアミノ酸で出来ています。
役割は水分を含み、それを保持することです。 - 細胞間脂質は角質細胞同士を繋ぎます。セラミドやコレステロール、遊離脂肪酸といった成分で構成されます。
この細胞間脂質の役割は水分を留めることで、天然保湿因子を安定させてもいます。 - 皮脂膜は肌の表面の膜として水分の蒸発を防いでいます。
この一連の機能を「バリア機能」と呼び、その働きはセラミドが約80%、天然保湿因子が17~18%、皮脂が2~3%の水分を守っているとされています。
それは乾燥が大きな原因です。
バリア機能が大きく低下すると外部のちょっとした刺激にも痒みを感じたり、その痒みにより肌を掻いてしまうと傷ついたり炎症になったりしてしまいます。
そして、敏感肌や肌の老化につながるのです。
保湿成分
今度は重要度の高い保湿成分を見てみましょう。
セラミド
保湿成分で代表的な成分はセラミドです。
角層の細胞間脂質の50%を占め、保湿の王様と呼ばれるセラミドは保湿能力が強力で水分を閉じ込める防波堤の役割を果たしています。
セラミドの間に挟まれた水分は、空気中の湿度が0%だとしても水分が蒸発しません。
たくさんの種類がセラミドにはあり、なかでもヒト型セラミドは高価で安全性が高くて肌なじみが良いのが特徴です。
ただ、セラミドはそのままでは油にも水にも溶けないので、化粧品などに配合するときは技術が必要です。
原料としては比較的高価になります。
スフィンゴ脂質
セラミドに近い成分で同じような効果があります。
保湿力はセラミドに劣り、角質細胞間脂質はいくつもの脂質が混じり合っていて、さきほどのセラミド以外の角質細胞間脂質がスフィンゴ脂質と呼びます。
天然保湿因子
角質中に存在する水分保持力のある親水性の因子で別名NMF(Natiral Moisturizing Factor)と言います。
保湿に関する色々な成分が組み合わさっている集合体です。
構成比率の高い成分は上からアミノ酸40%、ピロリドンカルボン酸12%、乳酸Na12%です。
天然保湿因子は表皮の重さの約20%あると言われています。
ですので、内的要因や外的要因で肌の水分量が低下しているとき、天然保湿因子の水分量も低下しがちになります。
その他
外側から補充することはできないのですが、真皮における保湿成分も参考に見てみましょう。
- コラーゲン(タンパク質の1種で皮膚の70%はコラーゲンが占めています)
- ヒアルロン酸(ヒアルロン酸1グラムで約6リットルの水を保持できるといわれています)
美白と保湿には深い関係があった!肌に潤いを与える保湿効果のある美白化粧水
保湿を得るためのケア
保湿のためのケアは正しいスキンケアです。
ここではスキンケア方法を主にご紹介しましょう。
洗顔
まず、洗顔における注意点を見てみましょう。
- 洗顔のし過ぎ・・・水分の蒸発を防いでいる皮脂まで落としてしまい、角質層がダメージを受け、肌荒れになってしまう。
- 洗顔料を使うのは夜のみで可・・・朝はあまり汚れていないことや肌には自浄作用があるので、ぬるま湯で汗や埃を落とすだけで十分なのです。
- 力を入れ過ぎない・・・ゴシゴシ擦ったり、叩(はた)いたりすることはお肌の表面を傷つけてしまいます。
- シャワーで洗い流さない・・・シャワーのお湯を直接あてて洗顔料を洗い落とすのは、肌の弱い方はダメージを受けてしまうこともあります。
- まず、手をしっかりと洗う
- 洗顔料を泡立てる
- Tゾーンから洗う
- 目元、口元は乾燥しやすいので泡をのせるだけ
- ぬるま湯で20回以上すすぐ
- 清潔なタオルで拭く
洗顔の仕方を変えるだけで美白効果がアップする!おすすめ洗顔フォームをご紹介!
保湿
正しいスキンケア商品を選びましょう。
セラミドが配合されている物で保湿ケアするのがおすすめです。
前記の通りヒト型セラミドがおすすめです。
人の肌と同じ構造を持っており、浸透しやすく保湿力が高くて低刺激です。
1.下準備 | マッサージを軽く行うことで、顔の血行がよくなります。 顔の下の方から上に持ち上げるように5分から10分マッサージしましょう。 こうすると化粧水の浸透力が高まって、高い保湿効果が期待できます。 |
2.化粧水 | 洗顔後の肌は乾燥しやすい状態ですので、なるべく早く化粧水をつけるようにしましょう。
洗顔と化粧水はセットで行いましょう。 手のひらでやる場合は、大量の化粧水をつければいいという訳ではなく、手のひらに適量取り2、3回にわけて温めながらゆっくり肌に馴染ませます。 |
3.美容液 | 10円玉くらいを手の平に伸ばして、Tゾーンを除いた所に広げます。 終わったら、中指や薬指の腹で円を描くように目元や口元になじませます。 次におでこと鼻を下から上に馴染ませ、最後に手のひらで軽くポンと押さえて完了です。 |
4.乳液・クリーム | コットンを使っても手を使ってもけっこうです。 コットンを使って均等に塗ることができますし、手を使えば刺激が少なく、手の温度で浸透力が高まります。 |
美白美容液の化粧水、クリーム、乳液との違いと役割とは?スキンケア用品の特徴を徹底解剖!
おすすめの美容用品
ここで美白と保湿を叶える化粧品をご紹介します。
ヒフミド エッセンスローション
- メーカー名:小林製薬
- 商 品 名:ヒフミド エッセンスローション
- 価 格:¥3,240(税込)
豊かなハリのある肌にさせてくれる化粧水です。
人の肌に浸透しやすいヒト型セラミドⅡや肌の潤いバリアとして機能するセラミドⅠ・セラミドⅢといった、3種類のセラミドを高配合しているのが特徴です。
日々敏感肌に悩んでいましたが、エタノールが使われていないためか肌に優しい感じでした。
吹き出物も抑えられてきたようで肌に潤いを感じ始めました。
セラミドスキンケア モイスチャライジングセラム
- メーカー名:エトヴォス
- 商 品 名:セラミドスキンケア モイスチャライジングセラム
- 価 格:¥4,320円(税込)
保湿力を重視したこだわりの成分を配合している美容液です。
ヒト型セラミド、リビジュア、ヒアルロン酸などの高保湿成分で潤いに満ちた肌へ導きます。
オーガニック由来のスクラワンや植物性プラセンタエキス、そして6種の花のエキスが保湿や整肌に効果を及ぼします。
美白肌になりたい!!美白になるための美白クリームを上手に、そして効果的に使用する方法とは?
健康的で美しい肌を目指しましょう
いかがでしたでしょうか。
保湿が美白のためにいかに重要か、多少でも知っていただけたら幸いです。
保湿のメカニズムからスキンケア方法までをご紹介させていただきました。
美白は一夜で成れるものではなく、日々の積み重ねとも言えます。
ぜひ、読んでいただいた項目をお試しいただき、美白ケアをしてみてはいかがでしょうか。
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