このところ化粧品が急に合わなくなった、肌が赤くなったりヒリヒリしたりするという症状に悩まされることはありませんか?
それは敏感肌の症状かもしれません。
バリア機能が低下すると肌は外部の刺激によるダメージを受けやすくなります。
敏感肌は原因に応じて優しくスキンケアをすることが大切です。
今回は敏感肌でお悩みの方に美白のための洗顔をメインにお届けします。
敏感肌の症状とその原因
敏感肌の症状としては以下のものがあります。
敏感肌になる主な原因はバリア機能の低下で次の原因が挙げられます。
乾燥 | エアコンなどで室内が乾燥していたり、お風呂上がりや洗顔後に保湿をしないでいたりすると水分が失われて肌が乾燥してしまいます。 |
加齢 | 加齢によって表皮・真皮は薄くなっていきます。 コラーゲンなども減少して弾力を失っていき紫外線を防ぐ力も衰えてしまいます。 年齢が上がると少しの刺激がダメージになって敏感肌になりやすくなります。 |
適切でない スキンケア |
肌に合わない化粧品・ボディソープ・シャンプーなどを使い続ける、紫外線対策を怠って紫外線を浴び続けるなどで肌がダメージを受けて過敏になってしまうのも原因のひとつです。 また、ゴシゴシこすって洗うのも肌の表面を痛めてしまいます。 |
体質 | アレルギー・肌の弱さ・ストレスなどが関係して敏感肌になる可能性もあります。 ハウスダストや紫外線などの少しの刺激でも炎症を起こしやすくなり肌がヒリヒリしたりかゆみが出たりします。 掻きむしって肌を傷つけ、そこから細菌に感染するという悪循環に陥りやすいです。 |
また、ホルモンバランスや生活習慣の乱れによっても敏感肌は発生します。
ホルモンバランスの乱れ
肌の健康とホルモンバランスは密接な関係にあります。
ホルモンバランスはストレス・疲労、月経・妊娠・出産などで乱れます。
女性ホルモンの分泌の乱れは肌に悪影響を与えてしまうので、敏感肌を改善していくためには女性ホルモンのバランスを整えることも大切になってきます。
バランスを整える例としてはストレスフリーな生活を心掛ける、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂取するなどがあります。
エクササイズやウォーキングなどで運動不足を解消することも大切です。

生活習慣の乱れ
深夜遅くまで起きて睡眠不足が続くとストレスになって活性酸素が発生し、細胞が傷ついて敏感肌を引き起こしてしまいます。
生活習慣の乱れは肌や毎日の健康にも影響を及ぼすので、毎日の時間の使い方を工夫しながらライフスタイルの改善を目指すことが大切です。
また、食生活を見直すことも重要なポイントです。
たんぱく質やビタミンなどの栄養をたっぷりと補給して体の内側からケアしましょう。
表皮は紫外線やほこり、細菌やウィルスといった異物から体を保護しています。
敏感肌に関係している部分は表皮の一番外側を覆っている角質層です。
角質層は0.02mmとごく薄いながら肌の保湿と外的刺激から守るバリア機能を備えています。
しかし、上記のような理由でバリア機能が弱まると肌が敏感な状態になってしまうのです。
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洗顔のポイントと敏感肌の洗顔法
敏感肌の方が洗顔で気をつけたいポイントと優しい洗顔法を見ていきましょう。
洗顔のポイント
洗顔を行う前に抑えておきたいポイントが3つあります。
- 洗顔料はよく泡立てる
- 優しく肌をこすらずに洗う
- ぬるま湯ですすぐ
洗顔料はそのまま使用すると洗浄成分の濃度が高く肌への負担も増えてしまいます。
よく泡立てることによって泡の表面積が増えて少ない洗顔料で効率的に汚れを落とすことができ、洗浄成分の濃度も薄められて肌への刺激を減らすことができます。
泡立てネットを使ったり泡タイプの洗顔料を使ったりすると簡単にキメの細かい泡ができます。
よく泡立てた泡をクッションにして手が顔に直接当たらないように優しく洗いましょう。
熱いお湯ですすいでしまうと必要以上に皮脂を取りすぎてしまい肌の乾燥につながってしまいます。
すすぎは35℃くらいのぬるま湯で行うと良いでしょう。
もちろん拭くときも清潔で柔らかいタオルで水分を吸収するように優しくしましょうね。

敏感肌の洗顔法
敏感肌にも優しい洗顔の手順を見ていきます。
- ぬるま湯で手と顔を軽く濡らす
- 手のひらに洗顔料をとりしっかり泡立てる
- 優しく泡で顔を包み込むように洗う
- ぬるま湯で丁寧にすすぐ
- 清潔なタオルで優しく水分を吸わせるようにして拭き取る
- 洗顔後すぐに化粧水で保湿する
髪の生え際・口まわり・あごなども忘れずに洗いましょう。
洗顔の仕方を変えるだけで美白効果がアップする!おすすめ洗顔フォームをご紹介!
敏感肌の洗顔料選び
洗顔料には石鹸タイプ、フォームタイプ、泡タイプなどがあります。
また、皮脂・汚れを落とす力が強いものや保湿を兼ねるものもあります。
敏感肌の次のポイントを参考に選んでみてください。
洗浄力が強すぎない
洗浄力が強すぎると皮脂を過剰に落としてしまい肌がピリピリしたり荒れたりします。
皮脂は肌の保護機能も兼ねているためなくなってしまうと細菌・ウイルスなどに対して無防備になってしまいます。
優しい洗顔ができるものを選ぶのをオススメします。
保湿成分が配合されている
敏感肌の原因の1つに乾燥がありました。
乾燥を改善することで敏感肌の改善も期待できます。
消炎剤を配合している
消炎剤が配合されている洗顔料は肌荒れを防ぐ効果もあります。
優しく洗っても荒れやすいという方に特にオススメです。
敏感肌にオススメの美白洗顔料3選
肌を優しく洗い上げて潤いを与えてくれる敏感肌の方でも安心の洗顔料を紹介します。
肌潤洗顔フォーム

- メーカー名:米肌(コーセープロビジョン)
- 商 品 名:肌潤洗顔フォーム
- 価 格:¥1,760(税込)
もっちりとした濃密な泡が毛穴に詰まった皮脂や黒ずみをしっかりキャッチします。
米ぬか油やビフィズス菌発酵エキスなどの成分が肌の潤いを守り、透明感のある肌へ導く洗顔クリームです。
フィトチューン クリア パウダーウォッシュ

- メーカー名:コスメデコルテ
- 商 品 名:フィトチューン クリア パウダーウォッシュ
- 価 格:¥3,300(税込)
シュワシュワとした炭酸泡が毛穴の奥の汚れをかき出す酵素洗顔料です。
週2~3回の使用で良いため肌への負担も少なくて済みます。
ホワイト-プラス ブライト クレンザー

- メーカー名:クラランス
- 商 品 名:ホワイト-プラス ブライト クレンザー
- 価 格:¥4,950(税込)
メレンゲのような泡で優しく肌を洗い上げメラニンを含む古い角質や汚れを吸着してくれます。
アセロラ果実エキスがメラニンの生成を抑制してにごりのない透明感を作り、カスミソウやモリンガ由来の保湿成分が洗顔後もしなやかな肌へと導きます。
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優しい洗顔で敏感な肌に美白を
敏感肌の方のための洗顔を見てきました。
原因からケアすることで敏感肌は改善できます。
優しい洗顔と内側からのケアでアプローチして美白へと導きましょう。
敏感肌の方は洗顔フォームに対しても気を付けなくてはいけないので大変かと思います。
潤いと優しいお手入れは敏感肌が改善してからも重要になりますので、ぜひ意識して日頃のケアに取り入れてみてください。
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