20代から始めたい美白スキンケア!お肌の悩みを知る事からスキンケアは始まります!!

本屋で本を持っている外国人女性 美白

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20代と言えば仕事に人付き合いにと忙しい時期です。
忙しくてついつい日焼け止めや化粧落としを忘れてしまうなんて事はありませんか?
お肌の曲がり角は25歳からと言われています。
今回は手遅れになる前に始めたい20代からの肌のお手入れを見ていきましょう。

先ずは肌の構造を知ろう

ケアを始める前に知っておくとより効率のよいお手入れをする事が出来ます。
先ずは肌の構造から見ていきましょう。

人の肌は表面から順に表皮・真皮・皮下組織で構成されています。
その中で美白を保つために知っておきたいのが表皮真皮です。

表皮

肌の表面を覆っている表皮は厚さ0.2mmとごくごく薄い膜の様なものです。
外部から菌や異物などの侵入・体内の水分の蒸散を防ぐバリアの役割もあります。

表皮は更に角層・顆粒層・有棘層・基底層の4層構造で出来ています。

角層(かくそう) 角層の厚さは0.02mmと食品ラップ並みの薄さですが保湿機能とバリア機能と言う重要な役割を担っています。

角層細胞は大量のタンパク質NMF(天然保湿因子)を抱えており、肌に潤いを与えます。
角層細胞の間には細胞間脂質が挟まっており、これが肌のバリア機能の一端を担います。

キレイで潤っている肌は角質に20~30%もの水分が保たれています。
更に角質細胞と細胞間脂質がキレイに折り重なっていると肌の潤いが保たれ、乾燥などを防ぐ事が出来るのです。
顆粒層(かりゅうそう) 顆粒層にある顆粒細胞には紫外線から肌を守ってくれる働きがあります。
細胞内のケラトヒアリンと言う物質が肌の内部に侵入してくる紫外線を反射するのです。
有棘層(ゆうきょくそう) 表皮の中で最も厚い層であり、大きな細胞が10層ほど重なって出来ています。

体内に侵入してきた細菌・ウイルス・アレルギー物質などを見つけ出す細胞も存在しており、肌の免疫を保つのに重要な層です。

基底層(きていそう) 表皮の一番底で真皮にも接している層で、表皮を作る細胞が存在しています。
更に基底細胞の間にはメラノサイトが点在しており、よく知られているメラニン色素もここで作られます。
肌細胞のイメージ

真皮

表皮の内側にある層が真皮です。
コラーゲン線維エラスチン線維で構成されており、ハリと弾力のある肌を作っています。

真皮は表皮の10~15倍もの厚さがあり、その約70%を水分が占めています。
その水分をキープしているのがヒアルロン酸などであり、構成されている基質と言うゼリー状の物質です。

コラーゲン・エラスチン・基質を生み出すのが線維芽細胞でこの老化を遅らせることが若々しい肌を保つ秘訣です。

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肌の老化のシステムは?

肌の老化には大まかに2つのパターンに分けられます。

加齢

誰にでも平等に訪れるのが加齢による老化です。
ホルモン分泌の減少血管・リンパ管の老朽化が肌に影響を与えるのです。

また、肌のターンオーバーのサイクルも加齢と共に遅くなります。
それにより肌の細胞が生え変わりづらくなるのも一因です。

紫外線

紫外線による肌老化は光老化とも言われており、肌老化の原因の8割をも占めます。
紫外線によって皮膚ではこの様な変化が生じます。

  • 表皮にメラニン色素が増える
  • 真皮のコラーゲンやエラスチンが変性・減少する
  • 真皮の線維芽細胞がダメージを受けて活性を失う

メラニン色素が増えるとそれがシミの原因になります。
コラーゲンやエラスチンが減少してしまうとシワやたるみが生じてしまいます。

そして、線維芽細胞が活性を失うとターンオーバーが乱れてしまい古い角質細胞が表皮に残ったり、角質細胞の間の細胞間脂質が作られにくくなって保湿力が落ちてしまいます。

紫外線はどの年代のお肌にとっても最大の敵なのです。

メラニン色素
メラニン色素はシミの原因と書いてきましたが、本来の役割は紫外線から肌を守る事です。
黒・褐色のメラニン色素は紫外線を吸収しやすく人間が進化の過程で備えた防衛機能の1つなのです。

肌が老化する仕組みから防止・予防対策できる食べ物は?

美白の敵・シミは20代から

シミを生み出すのは大きく分けて2つ、紫外線ストレスです。

紫外線対策

紫外線は一年中季節天候に関係なく降り注いでいます
肌老化の一番の原因である紫外線の対策をする事が肌老化を防ぐと言っても過言ではありません。

紫外線対策で使用される主なアイテムが日焼け止め日傘帽子サングラスです。

日焼け止め

日焼け止めクリームのパッケージ

肌に直接塗る事によって紫外線から肌を守るアイテムです。
日焼け止めにはSPFPAと言う値があります。

SPF
SPFの後の数字は日焼けを〇倍の時間遅らせると言う意味があります。
SPF30であれば日焼けまでの時間が通常日焼けにかかる時間(およそ20分)×30となります。
PA
PAの後には+~++++の4段階の値がつきます。
+の数が多いほど紫外線の防御効果が高いと言う意味です。
但し、SPF・PAの値が高い日焼け止めは刺激が強く肌荒れを起こしてしまう事もあります。
SPF30・PA++の日焼け止めをこまめに塗るのがベターでしょう。

美白へのUV対策に美容液は効果アリ?人気の日焼け止め美容液もご紹介!

日傘

日傘をさした女性の後ろ姿

外出時に浴びる紫外線は頭上から浴びる直射光地面や建物の壁などで跳ね返ってくる反射光に大別する事ができ、それぞれ約およそ50:50の割合です。
日傘は頭上に降り注ぐ直射光(つまりおよそ半分の紫外線)をカットしてくれます。

おしゃれな日傘で紫外線対策がしたい!どんな日傘の色やデザインがコーディネートに似合う?

帽子

麦わら帽子を被った女性の後ろ姿

帽子は日傘と同じく直射光から頭や顔の一部を守ってくれます。
キャップタイプよりもハットタイプ、つばは長めのものを被ると良いでしょう。
更に言えばUVカット加工が施されている帽子を被ればより安心です。

UVカット加工とは
原料の布などを加工する際に染料と一緒に紫外線吸収剤など紫外線カットに効果のある物質を織り込んだり吹き付けたりするものです。
一般的に織り込んであるものの方が紫外線カットの寿命が長いと言われています。

『メンズ編』紫外線対策できる帽子とは?選び方と機能も解説!!

『レディース』紫外線対策できる帽子

サングラス

黒いビーチサングラス

サングラスはに侵入する直射・反射光の紫外線をカットできます。
これはUVカット効果があるレンズを使っているものである必要があります。

目に紫外線が侵入すると脳が全身のメラノサイトにメラニン色素を生成する指示を出し、体中がシミだらけと言う事態を招いてしまう恐れがあります。
意外と見落としがちな目の紫外線対策ですが実は非常に重要なのです。

サングラスの色の濃さで紫外線対策効果が変わる?調光レンズと偏光レンズとは

ストレス対策

ストレスを感じると体内に活性酸素とメラノサイトを刺激する副腎皮質ホルモンが大量発生します。
メラノサイトが刺激を受けるとメラニン色素が作られてしまいシミの原因になるのです。

また、ストレスを感じるとそれを軽減するために体内でアドレナリンが作られます。
アドレナリンが作られる際には男性ホルモンが急増して女性ホルモンが減少し、脳が全身にメラニン色素を作る様に命令してしまう事があります。

ストレス社会である現代ではメンタルにも美白にもストレス解消が重要なのです。

紫外線対策になるおすすめのアイテムとは?uvカットはどのような種類が良いの?

20代のスキンケアのポイント

最も大切なのは老化によって潤いを失う事を阻止する保湿です。
とは言え20代から肌トラブルに悩まされる方も多い事だと思います。
仕事や交友関係の活発な20代女性に多い肌の悩みとそれに応じたスキンケアをご紹介していきたいと思います。

毛穴の開き

20代の毛穴の開きは乾燥古い角質皮脂の詰まりが主な原因です。

乾燥毛穴のスキンケア
化粧水・乳液・クリーム・パックなどでたっぷりと保湿して潤いを取り戻す事が先決です。
保湿によって肌のキメが整う事によって毛穴の開きが目立ちにくくなります。
毛穴の詰まりのケア
毛穴の詰まりはピーリング作用が入ったクレイパックで角栓を取るのもいいでしょう。
オイルクレンジングを丁寧に行ってから使用する事がおすすめです。
但し、あまりの頻繁に行うとかえって肌へのダメージとなってしまうので気を付けて下さい。

肌のくすみ

肌のくすみは大きく分けて血行不良乾燥黄色がかるものの3つです。
肌の表面だけでなく身体の内側からケアをする必要がある事もあります。

血行不良によるくすみのケア

疲労ストレス睡眠不足身体の冷えなどによって血行が悪くなり、顔全体が暗く見えるものです。
顔の血行を改善すれば自然な色に戻るので以下の事を試してみてください。

  • 顔・表情筋の体操
  • 適度な運動
  • 38~40℃のお風呂に15~20分ほど入る

乾燥によるくすみのケア

肌の乾燥のくすみの原因はもちろん肌の保湿が足りていない事です。
丁寧で優しい洗顔をした後は美容液や乳液などで水分・油分を十分に補給しましょう。
特に乾燥している箇所にはクリームを重ね付けするなどしてケアしましょう。

黄色がかったくすみのケア

黄色いくすみの原因にはカルボニル化・糖化の2種類があると言われています。
それぞれ脂質・糖とたんぱく質が結びついて起こり、原因は脂質・糖の摂り過ぎや紫外線の浴び過ぎ、喫煙やストレス、加齢などがあります。

野菜を中心とした食事に切り替えてビタミンを積極的に摂取する様にしましょう
もちろん喫煙者はタバコを控える事も大事です。

栄養素 含んでいる食べ物の例 作用・効果
ビタミンC イチゴや柑橘系の果物 メラニン色素生成の抑制・抗酸化作用による活性酸素の除去・コラーゲンの生成促進などの作用があり、シミや小じわのケアにも有効です。
ビタミンE ナッツ類・大豆製品・アボカド 抗酸化作用・血行促進・肌荒れ改善と言った効果があります。
ポリフェノール ブドウ・ブルーベリー・リンゴ 強い抗酸化作用があり、活性酸素の除去に役立ちます。

夕方のくすみ肌とは?原因と予防・改善メイク直し!!

紫外線対策ができる食べ物とは?栄養素を含んだ9種類の食べ物とは?

20代から始める美白ケア!お肌の悩みから原因、おすすめの美白化粧水などをご紹介!!

20代におすすめの美白のための化粧品三選!!

手軽に入手する事が出来るアイテムからちょっとリッチなアイテムまでご紹介していきたいと思います。

美白化粧水 W

ちふれ・美白化粧水 Wの商品画像
  • メーカー名:ちふれ
  • 商 品 名:美白化粧水 W
  • 価   格:¥1,210(税込)

ヒアルロン酸とトレハロースを配合しており、爽やかな保湿が出来る化粧水です。
アルブチンとビタミンC誘導体の働きによってメラニンの生成も抑制します。

同じ美白化粧水Wしっとりタイプもありますので好きなテクスチャを選んで使用してみて下さい。

ホワイトニング 化粧液 II しっとり

FANCL(ファンケル)・ホワイトニング 化粧液 II しっとりの商品画像
  • メーカー名:FANCL(ファンケル)
  • 商 品 名:ホワイトニング 化粧液 II しっとり
  • 価   格:¥1,870(税込)

乾燥肌の方でも使用する事が出来る薬用美白化粧液です。

植物由来のエキスで保湿してビタミンCでシミ・くすみを防ぎます。

薬用 雪肌精 乳液

KOSE(コーセー)・薬用 雪肌精 乳液の商品画像
  • メーカー名:KOSE(コーセー)
  • 商 品 名:薬用 雪肌精 乳液
  • 価   格:¥5,500(税込)

5種類の和漢を配合しており、高い透明度と保湿力を叶えます。

また、L-アスコルビン酸2-グルコシド(ビタミンC)がシミ・そばかすを防ぎます。

美白化粧品をどう選ぶ?効果で選ぶ市販の美白化粧品ランキング

美白は早めのケアで作れます!

今回は20代から始めるスキンケアを見てきました。

肌の構造や老化のシステムを知る事でより良いケアに工夫する事が出来ると思います。

また、シミの原因毛穴の開き肌のくすみにも注目していきました。
ケースに応じたスキンケアを施して長く美白を保っていきましょう。

肌の衰えは20代から始まっています。
早め早めのお手入れを徹底して周りから「若いね」と言われ続けたいですね。

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