コンビニやドラッグストアでよくイソフラボンと言う表記を見かけます。
美容にもよさそうですし、健康にもよさそうです。
今回はイソフラボンの美白効果の関係を紹介していきたいと思います。
Contents
イソフラボンとは
イソフラボンとは大豆に沢山含まれているポリフェノールの一種です。
大豆に多く含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似ている化学構造や働きをします。
イソフラボンは大豆が成長すると芽になる箇所に多く含まれる抗酸化物質であり、細胞にダメージを与える「活性酸素」の働きを抑えてくれたりします。
また、骨の代謝に深く関与しており、骨量の保持や骨の増加作用がある他に、女性ホルモンの激減の緩和、血中アルコール値の低下作用、中性脂肪値・血圧値を正常化する作用、動脈硬化など生活習慣病の予防・改善などに効果があります。
女性に嬉しい栄養素
大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをしており、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれます。
年を重ねると共に女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が少なくなってくるとやがて更年期に入り閉経を迎え、それに伴い「更年期障害」と呼ばれる身体と心のトラブルが生じてしまう事があります。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンの不足を補ってトラブルを予防してくれます。
大豆イソフラボンを多く含む食品
大豆や大豆製品などは手軽に摂取出来ますが、外食中心の食生活をしてしまうと不足しがちになりますので1日50mgを摂取する様に心掛けていきたいものです。
次の大豆製品に含まれているイソフラボンの量を参考にしてみて下さい。
- 納豆1パック(50g)に65mg
- 大豆飲料125mlに69mg
- 豆腐1/2丁(110g)に55mg
- みそ(大さじ1)18gに7.2mg
が含まれていますので、適時摂るとよいでしょう。
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病気とイソフラボン
大豆は昔から薬として利用されたり民間療法に使用されていました。
良質のたんぱく質をとても多く含み、更にビタミンやミネラル・植物繊維も多い大豆は注目の健康食品です。
イソフラボンは骨粗しょう症予防や更年期障害に効果があり、大豆の胚芽(はいが)の部分に沢山含まれているポリフェノールの一種です。
更年期障害を予防・改善
大豆イソフラボンを多く摂取されている方はホットフラッシュ(更年期障害による、ほてり・のぼせ)が見られにくいと言われています。
大豆イソフラボンの構造がエストロゲンとよく似ており、不足したエストロゲンに代わり受容体と反応して補足的に働きますので、更年期障害が楽になると言われています。
ガンのリスクを下げる
大豆イソフラボンはガンの予防効果があると言う事が最近になって明らかになってきました。
乳がん・子宮がん・卵巣がんの発生率は大豆製品を多く摂取している日本や中国の方が欧米よりも低く、摂取量とガンの発生率に大きな関係があると考えられています。
イソフラボンを多く摂取するほど乳がんになりにくい傾向が見られたそうです。
骨粗しょう症を予防
骨粗しょう症の予防は適度な運動や日光浴、骨の元となるカルシウムを摂取する事が大切です。
イソフラボンはカルシウムの流出を防いでくれるため積極的に摂取をしましょう。
カルシウムを含む食品と大豆イソフラボンを含む食品を合わせて摂取するのがおすすめです。
コレステロールを抑える
日本人の近年の食の欧米化に伴い、血中コレステロール値は増加している傾向にあります。
中高年の方だけではなく若い方もコレステロールには注意が必要ですので、大豆イソフラボンを積極的に摂取しましょう。
アルツハイマー
脳の血液循環と脳細胞の働きを活発にする働きのあるエストロゲンは記憶力を高めたりやる気を起こすための働きもあると考えられています。
その効果の例はエストロゲンによりアルツハイマー病の進行を止めた症例が報告されています。
糖尿病
大豆イソフラボンはⅡ型糖尿病に対しても有効性が示唆されています。
糖尿病は血糖を下げるインスリンが不足する事によって持続的に高血糖の状態になってしまう慢性の病気であり、日本でも多くの患者の方がいらっしゃいます。
Ⅱ型糖尿病は日本人の糖尿病の大部分を占め、運動不足、肥満、食べ過ぎ、喫煙や生活習慣と加齢が大きく関係しており、比較的高齢の肥満者に起きやすい病気です。
これまでの研究報告ではⅡ型糖尿病である閉経後の女性が大豆たんぱく30gと大豆イソフラボン132mgを含む製剤で治療したところ、12週間で空腹時血糖・LDLコレステロール・インスリン耐性が改善したと伝えられています。
血流改善効果
血管は身体の隅々まで張り巡らせており、血行が悪いと冷え性・肩こり・腰痛・頭痛・乾燥・肌のくすみなどの身体の広い範囲に渡って不調が現れます。
女性ホルモンの乱れが血行不良を招くとも言われています。
大豆イソフラボン80mgを9名の方が摂取したところ、摂取2時間後に全員で血流が改善される結果がみられました。
美容と健康のために大豆イソフラボンは有用な成分である事が分かりました。
イソフラボンの美白効果とは
イソフラボンはマメ科の植物に多く存在していますが、女性ホルモンに似ており美白効果のあるのは大豆イソフラボンです。
コラーゲンの分泌を促す | 大豆イソフラボンは肌の調子を整える「美肌ホルモン」のエストロゲンの働きを補い、若々しい肌にする事を助けてくれます。
エストロゲンにはコラーゲンの分泌を促す作用があると言われており、この肌の弾力を保つコラーゲンを増やして肌のハリを保つ働きや新陳代謝を高めてターンオーバーを促進するため保湿力もアップします。 |
メラニン生成の抑制 | 大豆イソフラボンには3種類のイソフラボンがあり、ゲニステインと言う成分はシミやくすみの原因であるメラニンの生成を促す酵素の働きを抑えてメラニンが生成されない様に働く効果があり、色素沈着を防ぐため美白効果があります。 |
血行を良くしてターンオーバーを正常に | 大豆イソフラボンには抗酸化作用があります。 身体の中で発生してしまった活性酸素は細胞を酸化して老化させてしまいます。 また、血液の流れも悪くなり動脈硬化などの疾患も招いてしまいます。 活性酸素を抑えるのが抗酸化作用と言われ、大豆イソフラボンを摂取する事で活性酸素を除去して血行も良くするので、肌のターンオーバーを正常化してくれる働きがあります。 また、血行が良くなる事で肌の血色も良くなるため、肌に必要不可欠な栄養素も運ばれてきます。 |
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豆乳イソフラボンとは?
次に豆乳イソフラボンについて触れてみたいと思います。
豆乳は健康効果や美容効果が高く期待する事が出来ますが、どのタイミングに飲むのが一番効果的なのでしょうか?
実は効果の目的によって、飲むタイミングが異なります。
摂取するタイミング | 効果 |
食事前 | 豆乳はGI値が低く、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
血糖値が急激に上昇するとインスリンの分泌が増えてしまい脂肪を作ってしまいますが、食事前に豆乳を飲む事によって緩やかに血糖値が高まるためダイエット効果に繋がります。 コレステロールの吸収も抑えるため脂っこいものを食べる前にもおすすめです。 |
寝る前 | 美白効果を期待するなら寝る前がおすすめです。 寝ている間は成長ホルモンが活発になります。 夜の10時から深夜2時は新しい肌を作り出す肌のゴールデンタイムとも言われます。このタイミングに合わせて大豆のビタミン群や大豆イソフラボン、たんぱく質を摂取する事によって豆乳での美肌効果を期待するが出来るのです。 |
話題の豆乳イソフラボン配合のオールインワンジェルとは?
ここでは豆乳イソフラボン配合のオールインワンジェルをご紹介していきたいと思います。
サナ なめらか本舗 リンクルジェルクリーム N
- メーカー名:常盤製薬工業
- 商 品 名:サナ なめらか本舗 リンクルジェルクリーム N
- 価 格:¥1,620(税込)
価格も安く口コミなどでも人気のあるオールインワンゲルの1つです。
ドラッグストアやバラエティーショップで1度は目にした事があると思います。
「サナ」というブランド名の”なめらか本舗シリーズ”は豆乳を使ったスキンケア用品として有名です。
主な成分は「セラミド2」「大豆種子エキス」「豆乳発酵液」「レチノール誘導体」です。
主な成分 | 特徴 |
セラミド2 | セラミドは元々人の肌に存在するものであり、肌の角質層の水分保持に大きく関わります。 年を重ねるとセラミドはどんどん減少してしまうため、外から補う必要があります。セラミド2は水分保持力を高めて肌の水分バランスを保つ働きがあります。 |
大豆種子エキス | 大豆の種子を水などで抽出したエキスであり、イソフラボンが含まれています。
抗炎症作用もあるのでニキビにお悩みの方にもおすすめです。 |
豆乳発酵液 | 豆乳発酵液にはイソフラボンが豊富に含まれています。 このイソフラボンには肌の潤いを維持してくれる働きや、酸化を防ぐ抗酸化作用があります。 |
レチノール誘導体 | レチノール誘導体とは「ビタミンA誘導体」の事を言います。 コラーゲンを作りだしてくれたり、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる働きがあります。 エイジングケアとしてシワ対策が有名です。 |
乾燥したりテカリやすい肌なのでとても助かります。
しっとりモチモチの肌になりテカリも減りました。
朝晩2回使用しています。
オールインワンなので時間もかからずとても良いです。
また購入して続けて使用したいと思います。
1つで6つの役割があり、とても買いやすい値段で気に入りました。
ジェルなのでベタベタしなくて伸びが良く、とても使いやすいです。
化粧下地としてBBクリームの前に塗ると潤ってクリームのノリが良くてとても助かります。
手にとって肌に付けると思ったより軽いつけ心地で、スーっと肌に馴染んでベタつきもなく肌がもちっとしてきます。
朝のメイクの前につけると肌の調子が整う感じがします。
つけた後は肌がしっとりしてスベスベな感じで、化粧下地としての効果も感じられて朝の時間がない時のスキンケアにぴったりです。
豆乳よーぐると オールインワンじぇる 玉の輿
- メーカー名:株式会社 豆腐の盛田屋
- 商 品 名:豆乳よーぐると オールインワンじぇる 玉の輿
- 価 格:¥3,780(税込)
あなたの美肌のお手伝いを!
女性に嬉しい美容成分を含んだ豆乳と、肌を柔らかくして潤いを届けるヨーグルト、そしてハチミツなどの美容成分をたっぷり配合されています。
あっという間に潤いに満ちたうるっぷるのハリ肌に導いてくれます。
この豆乳を出発原料に作られた豆乳発酵液には大豆イソフラボンが含まれており、イキイキとしたお肌へのサポートをしてくれます。
空気中の湿度を集めてお肌の潤いを保つ働きや、お肌を滑らかに整えてくれる働きがあるとされており、美肌作りに役立つ成分です。
栄養たっぷりの果実や野菜からギュギューッと搾った、お肌が喜ぶ美容成分をミックスしました。
化粧水・乳液・美容液・クリームが、4つのアイテムがこれ1つでOK!時短ケアを叶えます。
オールインワンはベタつくイメージだったのですが、使用後のスベスベ感とヨーグルトの爽やかな香りに夫も子どもも大満足!!
私は朝はこれだけ、夜はローションの後に使用しています。
一度使用するととやみつきになり、ずっとリピートし続けています。
朝はオールインワンのみです。
夜は金のまゆのローションとクリームです。
100円ショップのクリームの容器に移し替えて旅行にも持ち歩きやすいですよ。
旅行先で普段と同じモノを使用出来るのは嬉しいですよね。
「ハンドクリームのめちゃもて」も同じ様に持ち歩いています。
朝忙しいのでこれを使用しています・・・
冬は乾燥するので最初にローションを使い、このオールインワンを使用しています。
ヨーグルトの香りと言うのかさわやかで好きです。
話題のオールインワンジェルってどんなもの?オールインワンジェルで美白になるには
イソフラボンで綺麗に健康に
今回イソフラボンの美白効果について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか?
イソフラボンには女性らしい美しさをいつまでもキープする働きや、女性のお肌の美白効果も併せ持っています。
身近に摂取する事が出来る成分ですが、中々意識して摂取している方は少ないのではないでしょうか。
イソフラボン配合の美容品を使用してみたり、食品を意識して食べていつまでも美しく若々しい女性として過ごせますよう、参考にしていただければ幸いです。
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