旅行やデート、同窓会などの特別な日の前にパックをして、身なりを万全に整える方々も多いのではないのでしょうか。
パックにも多種多彩あり、効果も異なるので、自分に合うものを選ぶのが大切ですね。
お肌の乾燥が気になるこれからの季節にはパックは絶対に欠かせないアイテムのひとつです。
フェイスパックの種類
誰もが顔全体に貼り付けるシートマスクタイプを先に思い浮かべる方が多いでしょうが、フェイスパックには様々な種類があり、それぞれ特徴があります。
シートマスクタイプ
フェイスパックと聞いて、最初に思い浮かべる形であろうシートマスクタイプ。
肌を潤沢にする保温とヒアルロン酸、並びに美容成分を含んだシート状のマスクをお肌に乗せ、大体10~15分の間まで密着させます。
パーツ型
目元、小鼻周り、フェイスライン、ほうれい線などの気になる場所を集中的にケアするなら、パーツ型がおすすめです。
塗るタイプ
塗るタイプにも二種類あります。
一つ目は、クリームやジェルなどの成分を地肌に塗り、パックを貼ってしばらくしてから洗い流すタイプ。
二つ目は、コットンパックに普段から使ってる化粧水を染み込ませ、肌に張り付けるようなリーズナブルなタイプです。
化粧水のコットンパックは化粧水が浸透し、角質層まで届いてキメ細かい柔らかい肌にする効果に期待ができます。
小鼻、目元の周りなど、細かい部分にも目的の容量でしっかりと塗ることができるため、シートマスクよりも丁寧なケアをしたい人におすすめです。
また、パックの保温方法にも、水分を吸収、水分を抱え込む、水分を挟みこむタイプがあり、それぞれが異なります。
またの名をヒューメクタント(水分を保持する保湿成分)と呼び、保湿成分を下記の表に示しますので参考にしてください。
水分を挟みこむ成分 | 保温力(大) |
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水分を抱え込む成分 | 保温力(中) |
|
水分を吸収する成分 | 保温力(小) |
|
フェイスパックの使い方と選ぶポイント
私たちのお肌の状態は、ストレスや不眠症などによって生活のリズムが乱れたり、温度・体温の変化によって影響を受けます。
女性の場合は、生理周期によるホルモンの変化もあるため、習慣的にしっかりとスキンケアをしていても、常にお肌を良い状態にキープするのは難しいです。
そんなお肌の変化がある場合に『フェイスマスク』は上手に使いたいアイテムであり、日常のケアに手間を惜しまず取り入れ、美肌のためにゆっくりと時間をかけて行うワンランク上のスキンケアです。
- 洗顔したあと、お気に入りの化粧水でお肌を整えます。
密封してる袋からマスクを取り出して広げ、シートの目元部分を外側に折り返してください。 - マスクの目と口をきちんと位置に合わせ顔にのせます。
軽く押さえるようにし、肌に密着させます。
あごの切れ込み部分を切り離し、唇のサイズに合わせて重ね合わせます。 - 最後に折り返した部分を目元に合わせて密着させます。
(目の上にご使用になるときは、シート液が目に入らないよう気を付けてください) - 10分~15分くらいおいてからマスクを取り、肌に残った美容液を手のひらで優しくなじませます。
自分に合ったフェイスパック(シートマスクタイプ)の選び方
お肌の悩み別で選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
特に、敏感肌の方には天然由来成分が配合されているものがおすすめになります。
お肌にぴったりと密着するジェルやクリーム、そして就寝してる間に保湿成分をみっちり浸透させるナイトマスクなどがおすすめです。
お肌のハリのためのケアに特化した成分が含まれたものを選びましょう。
使用頻度とタイミングを考慮する
重点的なスペシャルケアとして使われるフェイスマスクですが、特別な時にだけ使用するものではありません。
女性ホルモンであるエストロゲンが優位になる肌の調子のよい生理後~排卵日までの間に取り入れることで、生理前で肌の調子が下がり自然に起こる肌荒れや大人ニキビなどを防いでくれます
芯から温まる作用で人の皮膚は血行がスムーズになるので、朝のメイク前に肌を整えたいときは、蒸しタオルなどで毛穴を開いてからパックするのが効率の良いやり方です。
可視光線予防に日焼け止めを塗っても、外出した後のお肌は疲れています。
疲弊したお肌にフェイスマスクを使うことで、お肌の疲れを癒すことが可能です。
特に、紫外線のアフターケアは夏の乾燥肌対策になるので、夏老け肌や肌疲労の予防に結びつきます。
洗顔後のパックの注意点
顔から外した後に、まだシートにびっしりと液が残っていて捨てるのがもったいないと思っても、パック使用時間は説明書の時間を必ず従ってください。
既定の時間を超過すると、美容液が乾いていくのに干渉してしまい、お肌の水分も奪っていってしまうのです。
なので、パックをしたまま寝るのは、肌荒れやかぶれの原因となってしまうので、絶対にしないようにして下さい。
肌状態が炎症や肌荒れの場合は慎重に!
密閉効果で美容成分を浸透させるのがフェイスマスクは、防腐剤やその他の安定化成分なども浸透させ易くしてしまいます。
なので、肌荒れや炎症など、肌のバリア機能が著しく低下している場合には、フェイスマスクで刺激を与えてしまう場合もあります。

フェイスマスクでたるみの解消はできない
まず、フェイスマスクでの『たるみの解消』は無理と言っていいでしょう。
たるみは表情筋の衰え、真皮のコラーゲンやエラスチンの減少、皮下組織の皮下脂肪の肥大化などが3大原因であります。
また、たるみは”ほうれい線やたるみ毛穴”などの原因となっています。
このような”たるみ”に対して、フェイスマスクで改善することはできません。
顔の”たるみ”が原因の肌老化には、ほうれい線、目の下のたるみ、まぶたのたるみからゴルゴライン、マリオネットライン、目の下のクマ、たるみ毛穴などがあり、フェイスマスクで乾燥を予防することでこれらを目立ちにくくすることは出来たとしても”たるみ”を根本的に改善する見込みは薄いです。
フェイスパックの効果
主なタイプ別に、フェイスマスクの効果と使い方のポイントを説明します。
シートタイプ
化粧水や乳液よりも高い効果が期待できる「即効性」がある保温タイプです。
特に、エイジングサインがでやすい口元や目元などはシートマスクを使うことで、保湿成分をしっかりと浸透させることが可能です。
お風呂の後に使うなら、入っている間に湯船に袋ごと入れておくと、よく温まります。
クリームタイプ
クリーム、ゲルなどを塗って顔パックする保温目的に応じたタイプです。
顔全体や乾燥が気になる部分に伸ばしてつけていき、しばらく経ってから洗い流してからふき取ります。
シートタイプのフェイスマスクよりもやや手間がかかるのが欠点ですが、液体よりも蒸発しにくいです。
また、クリーム特有の油分も同時に補給することができるので、お肌の乾燥対策には是非おすすめのフェイスマスクです。
クレイタイプ
ミネラルを多く含んだ粘土(泥=クレイ)を使ったフェイスマスクです。
洗顔した後、目や口の周りを避けてお肌にのばしてつけていき、しばらく経過した後に洗い流す、いわゆる泥美容の1種のマスクになります。
クレイマスクの特徴は、天然素材のシリカやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいて、毛穴にたまった汚れや皮脂、角質、老廃物をすっきり取り除いてくれる吸着力です。
脂性肌の改善や、毛穴ケアとして是非おすすめのフェイスマスクです。
また、毛穴への効果の他に黒ずみを改善したり、たるみ予防としても心強い効果も期待されています。
ただし、クレイと言っても内容成分によって種類が分かれていて、吸着力の強さや効果の違いを把握しておくことも大切です。

フェイスパックで美白を手に入れよう!
表皮の角質層の水分量が減っている時にバリア機能が低下して乾燥を招くのは、加齢などによって保湿の3大因子である皮脂、角質細胞間脂質(セラミド約50%)、天然保湿因子(NMF)のいずれか、もしくは複数が低下している状態です。
そして、お肌のキメが乱れたり、艶や透明感が無くなるなど多くの肌悩みの原因となるのです。
フェイスマスクは、短時間で肌を美しく、元気にさせることができるアイテムです。
回復を担う主成分で肌の内部から潤いを保ってくれるので、お肌の立ち上がりに有効であり週1回~2回位の頻度で使用することで期待通りに働き、顔の印象を整えることが出来ます。
皆さんも、フェイスパックで心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
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