女性であれば誰もが憧れるのが「美白肌」ですよね?
ですが、美白肌になる為には並大抵の努力と労力を費やしますよね。
この美白に効果のある美白化粧品はお値段が張ってしまうし、スキンケアも毎日やるのは正直面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、今回ご紹介するアロマオイルが貴方のお肌を「美白肌」へと導いてくれます。
アロマオイルで美白なんて…と思いますよね。
そこで今回はシミのメカニズムやとても幸せな気分にしてくれる爽やかな香りのアロマオイルの事について見ていきたいと思います。
シミを薄くしたいけど、シミの原因って何なの?
ここではシミの基礎知識としてシミの種類とそのメカニズムについてお伝えします。
シミの種類
シミとは皮膚内で生成されるメラニン色素が沈着したものであり、紫外線を浴び続ける事で生じてしまう「日光黒子(老人性色素斑)」が最も一般的です。
子どもの頃から見られるそばかすやホルモンバランスの崩れが原因で生じてしまう肝斑(かんぱん)と言うシミもあります。
シミとは薄茶色や濃褐色の色素が肌に現れるものであり、大きく4つに分類されます。
多くのシミがこのタイプであり、日光性黒子・老人性色素斑とも言います。
顔以外にも手、背中、前腕、上背などの露出部に多く生じます。
特に40代以降に増え始めてくるとされており、主に紫外線が原因とされています。
いわゆるそばかすの事です。
直径数ミリの小さな丸い斑点が顔に生じてしまう茶褐色の小さなシミであり、頬や鼻の周りなどに多く生じます。
遺伝性が強く、3歳頃から生じ始めて思春期の頃に特に目立つ様になります。
火傷、ニキビ、化粧品によって生じてしまう被れなどにより生じてしまい、肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミです。
年齢・性別・部位に関係なく生じますが、時間が経てば徐々に薄くなる事が多いです。
女性の顔に多く生じてしまうシミであり、妊娠・経口避妊薬などによって誘発されてしまったり悪化してしまったりすることがありますので、女性ホルモンが関連して発症すると言われています。
また、紫外線で少し浴びてしまっただけで悪化したり、レーザー治療を受ける事によって悪化してしまうとされています。
頬骨に薄い褐色がやや大きく左右対称に生じるのが特徴です。
高齢者には殆ど生じる事はありません。
シミの原因とメカニズム
皮膚は一番外側の表皮とその内側にある真皮から構成されています、シミに深く関わっているのが表皮です。
表皮は「ケラチノサイト(表皮細胞)」と表皮の一番下の基底層にある「メラノサイト(色素細胞)」などから成っています。
紫外線を浴びてしまうとチロシナーゼという酵素が活発になり、メラノサイトの中でメラニン色素が生成されます。
生成されたメラニン色素はケラチノサイトに渡され、紫外線から細胞核を守ります。
これをターンオーバー(新陳代謝)と言います。
基底層の細胞が分裂して皮膚の表面に押し上げられ、最後は表面から剥がれていくサイクルを繰り返しています。
例えるならばアカが剥がれ落ちる様な状態です。
ですので、紫外線を浴びて生成されたメラニン色素もおよそ28日サイクルで役割を終えて古い細胞と共に剥がれ落ちます。
ターンオーバーが乱れてしまうと本来剥がれ落ちるはずのメラニン色素もそのまま皮膚に留まってしまい、色素沈着を起こしてしまいシミとなってしまうのです。
シミが生じてしまう主な原因は紫外線です。
長年紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受け(光老化)、皮膚細胞の再生能力が低下してしまいメラニン色素を外に排出する力が弱くなってしまいます。
また、タバコやストレスは老化を促す原因の一つである活性酸素を発生させてしまいます。
この活性酸素がメラノサイトを刺激してメラニンが過剰に発生してしまいます。

シミを放置してしまうと…
シミを長年放置したままにしてしまうとお肌がイボ状に隆起してしまう「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」という老人性のイボになってしまう事があります。
また、長年紫外線を浴び続けて光老化が進んでしまうと皮膚がカサカサしたうろこ状の物や、かさぶたの様になる事もあります。
これを日光角化症と言い、まれに皮膚ガンの元になってしまいます。
シミ対策に有効的な美白成分とは?シミを予防する美白美容液とおすすめの美白美容液とは
美白アロマオイルの種類

アロマオイルには香りを楽しむだけでなく、お肌に塗るとシミ・くすみを消す効果をもたらしてくれるオイルもあります。
ラベンダー
ラベンダーには新陳代謝を高める作用があり、ターンオーバーを正常にする効果を期待する事が出来ます。
また、リラックス効果や安眠効果があり、イライラや不安を改善して良く眠れるようにサポートしてくれます。
質の良い睡眠を取る事で成長ホルモンが分泌されてターンオーバーが正常に行われますので、就寝前にラベンダーを使用するとより高い効果があります。
ゼラニウム
ゼラニウムには血行を高めて細胞の成長を促進する作用があり、ターンオーバーを正常にする効果を期待する事が出来ます。
また、皮脂のバランスを整えてくれるため脂性肌・乾燥肌・混合肌など、どのタイプのお肌に使用する事が出来る万能オイルとして人気があります。
更に、ゼラニウムはホルモン分泌を調節する作用があります。
シミの中でも肝斑はホルモンバランスの乱れが原因になる事が多いとされていますので、ゼラニウムでシミの予防効果を期待する事が出来ます。
カモミール

カモミールにはメラニン色素の生成を抑制する作用があり、美白成分で医薬部外品として認められている成分です。
また、ニキビ・アレルギーによる炎症・肌荒れを抑える作用や、乾燥したお肌の保湿作用もあります。
ローズヒップオイル
ローズヒップオイルにはメラニンの生成を抑制したり、乾燥したお肌に潤いを与えるビタミンCが含まれています。
また、ストレスによるイライラを鎮めるなどのリラックス効果もあります。
グレープフルーツ
グレープフルーツにはメラニン色素の沈着を防いだり、メラニン色素を減らす作用があるビタミンCがたっぷり含まれています。
また、ビタミンCにはコラーゲンの生成にも関係しており、肌のハリを作るのにも役立っています。
グレープフルーツには強い抗酸化力のあるリコピンも含まれているため、お肌のアンチエイジング効果を期待する事が出来ます。
朝のお出掛け前や日中の使用は避けましょう。
- ラベンダー、ゼラニウムは肌のターンオーバーを高めてくれます。
- ゼラニウムはホルモンバランスを整えて肝斑(かんぱん)に効果があります。
- カモミール、ローズヒップ、グレープフルーツはメラニン色素の発生を抑制してくれます。
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美白アロマオイルの使い方
一口にアロマと言っても様々な使用方法がありますので詳しく見てみましょう。
マッサージオイル
ターンオーバーを高めるためにはフェイシャルマッサージが有効です。
マッサージで血行やリンパの流れを促進して顔のシミやくすみを改善します。
- 植物油(ローズヒップオイルがおすすめです) 20ml
- 好みの精油 1~2滴
- 遮光瓶
<作り方>
植物油に精油を加えてよく混ぜ、遮光瓶に移します。
※冷暗所で保管して2週間程度で使い切る様にしましょう。
(ローズヒップオイルは酸化しやすいため、冷蔵庫での保管をおすすめします。)
- 手のひらにオイルを適量とり、顔全体に薄く馴染ませます。
- 顔の下から上に、内側から外側に向かってクルクルと円を描く様に1分間ほど手で優しくマッサージすると良いです。
※肌への過剰な摩擦はシミの原因になるので、ゴシゴシ擦るのは止めましょう。
フェイシャルスチーム
フェイシャルスチームはお肌に潤いを与え、古くなった角質や汚れを落としやすくします。
温かいスチームの効果で血行が促進されて新陳代謝アップし、くすみの改善にも効果的です。
- 洗面器にお湯を注ぎ精油を1~2滴たらします。
- 頭からバスタオルを被って湯気を逃さない様にしながら5分程度蒸気を顔に当てます。
※必ず目を閉じて行います。
ラベンダー精油のアロマバス

アロマバスは存分にラベンダー精油を楽しめる使用方法になります。
お風呂に天然塩とラベンダー精油を一緒に入れるアロマバスは、精油成分が立ち上がる蒸気と一緒に芳香浴でとても良い香りがします。
同時にお肌が精油成分を吸収しますのでリラックス効果と美肌ケアを同時に行う事が出来ます。
精油は浴槽のお湯に対して1~5滴以内で調整すると良いでしょう。
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手作り出来るの?アロマオイルのレシピ
アロマテラピーは自分の手作りで芳香浴やアロマオイルを楽しんだりする事が出来ます。
手作りで貴女のオリジナルブランドを作り、出来上がった時はとても幸せな気分を味わえます。
- 遮光瓶
- お好みの精油
- キャリアオイル
- 竹串
※(竹串はキャリアオイルと精油を混ぜる際に使用します。)
- 遮光瓶にキャリアオイルを適量を入れます。
- 精油を入れて竹串で混ぜて完成です。
※精油は1%の濃度に保つ様にキャリアオイルの量と精油の量に注意して混ぜて下さい。
キャリアオイルを10ml使用する場合は精油は2滴までです。
ラベンダーにはリラックス効果や炎症を抑えてくれる働きがあり、特に初夏から秋口にかけての日焼けで熱を持ってしまっているお肌にとってもぴったりの精油です。
一方ローズマリーは「若返りのハーブ」と言われており、たるみや疲れてしまったお肌が気になる方に効果があります。
- ホホバオイル 20ml
- ティトゥリー 5滴
- ラベンダー 5滴
- 遮光瓶
- ホホバオイルに精油を混ぜ合わせたら出来上がりです。
市販のニキビ用の塗り薬は硫黄臭がしたり乾燥してしまう物が多いですが、このオイルは乾燥せずに爽やかなアロマの香りがします。
ティートリーには殺菌作用が、ラベンダーには消炎作用があります。
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アロマ効果で素敵な時間を!
今回はシミに効くアロマの美白効果について見ていきましたがいかがでしたでしょうか?
女性のシミにもアロマオイルが効くとなると、とても素晴らしいですね。
例えばお風呂にアロマオイルを入れて入浴すると、とても素敵な良い香りがして女性のお肌も心も身体までリラックスする事が出来ます。
また、貴方オリジナルのアロマオイルを作り、それぞれの香りを楽しむのもとても素敵な事です。
皆様、爽やかなアロマの美白効果で至福の時をお過ごし下さい。
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