今の時代は小麦色やガングロが流行った頃に比べると、美白肌の方が良いと思っていいらっしゃる女性の方が増えてきたと思います。
ですが、美白を得るためにはどんなスキンケアをしたら良いでしょうか?
今回は数ある化粧品の中から美白クリームを上手に使用する方法をご紹介していきたいと思います。
Contents
美白クリームはどんなもの?その成分は?
美白クリームとはそもそもどう様な物を指すか、また化粧水や美容液だけではスキンケアには足りないのでしょうか?
その様な事からご説明していきたいと思います。
美白クリームとは?
普段のスキンケアの最後にクリームを使用されている方は多いかと思います。
クリームに配合されている成分は色々とありますが、一般的には保湿を目指したクリームが多くなっています。
そんな中で美白クリームやエイジングケアクリームなど自分の目的に合ったクリームを選択する事が出来れば、スキンケアに更なる効果をもたらす事が出来るのです。
そこで、美白を目指すならばズバリおすすめしたいのは美白クリームです。
ホワイトニングクリームとも呼ばれている美白効果の高いクリームは、メラニンの生成を抑制してシミやそばかすなどを予防する成分が配合されているクリームです。
クリームと乳液、美容液との違い
化粧水・美容液・乳液・クリームなど、お肌のお手入れに使用されている物には色々とありますね。
ただ、クリームはベタつくからと敬遠されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
特に脂性肌の方や、お肌のテカリが気になるなと感じるとクリームの使用は控えめにした方が良いのではないかと考えてしまいますね。
確かにクリームには油分が沢山配合されていますが、それはお肌の表面に油の膜を張って内部の潤いを逃がさない様にするためなのです。
化粧水や美容液はお肌になくてはならない水分や美容成分を補うための物です。
但し、補った水分や美容成分は皮脂と言うカバーが少なくなりやすく、効果が分かりにくくなってしまいます。
そこで必要になるのが皮脂の働きを助けるための油分であるクリームです。
クリームは美容成分を補うと共に肌内部の水分の蒸発を防ぐ役割を持っています。
また、クリームは化粧水や乳液と比べて保湿成分や美白成分を多く含んでいるため、より効果的に美白を追及するならクリームによる美白ケアは必要不可欠です。
美白クリームの成分は?
お肌の黒ずみをしっかりと解消したい方は、以下の成分が配合されている商品を選ぶ事によってお肌の悩みが解決するでしょう。
- ハイドロキノン
- トラネキサム酸
- カモミラエキス
- カンゾウ葉エキス
ハイドロキノン
ハイドロキノンは顔用の美白成分として最近注目されてきている成分です。
顔の漂白剤とも呼ばれているハイドロキノンは黒ずみの原因のメラニン色素を抑えるばかりでなく、減少させる効果があります。
トラネキサム酸
アミノ酸の一種であるトラネキサム酸はメラニンの生成を抑えてシミやそばかすを改善し、美肌を作る成分を持っています。
以前は湿疹や蕁麻疹(じんましん)の薬として使用されてきましたが、現在では肝斑(かんぱん)などの薬として使用されている事が多くなってきました。
そのため、他の薬と比較をすると副作用は少ないと言えます。
カモミラエキス
ハーブの一種であるカモミールから抽出された成分で、美白や抗炎症作用がありメラニンの生成を抑える働きがあります。
天然成分を原材料に使用しているため、安全性が高く副作用はほとんどありません。
カンゾウ葉エキス
カンゾウの葉から抽出されるエキスです。
カンゾウの葉は漢方として使用されたりします。
カンゾウの葉にはコラーゲンを生成する働きがあり、肌のハリ・美白に効果を発揮します。
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1日の内でいつ塗れば良いの?他の化粧品との順番は?
美白クリームはいつ塗るのが効果的なのでしょうか?
塗るタイミングによっては効果が変化してしまいますので、その辺りを見てみましょう。
ビタミンCには要注意
美白クリームの成分をよく見ると殆どの物にビタミンCが配合されています。
それ程ビタミンCはお肌を美白にするのに欠かせない成分と言えるのですが、実はとても注意が必要なのです。
ビタミンCを沢山配合されている美白クリームは朝塗る事は避けるべきなのです。
ビタミンCが多く配合されている食品にはソラレンと言う成分も沢山配合されている可能性があります。
このソラレンは紫外線をどんどん吸収する性質がありますので、朝しっかりケアしてるのにシミが増えてしまうという結果にもなりかねません。
ですので、食品由来のビタミンCが配合されている美白クリームは朝塗る事を避け、夜に塗るのが賢い塗り方です。
美白クリームを塗る最高のタイミング
美白クリームを塗るタイミングとして、お風呂上りに直ぐに塗る事が望ましいです。
お風呂上がりのお肌は毛穴が開いていて美容成分をどんどん吸収してくれます。
入浴中に塗るのも良い
時間が無く毎日クリームを塗る事が難しい方は、週に1回程入浴中に美白クリームを塗る方法があります。
入浴の際はいつもより多めに美白クリームを顔にのせ、パックをする要領で行います。
ぬるめのお湯に浸かり、リラックスしながら美白クリームパックを10分~15分行って下さい。
美白クリームと化粧水・乳液などのつける順番は?
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
- 美白クリーム の順です。
クリームは乾燥している箇所をより保湿する役目がありますので、乳液を塗る際は不足している箇所に塗るのが良いかと思います。
美白クリームには先につけた化粧水や乳液の潤いを閉じ込める効果がありますから、使用した方が後々までしっとり感が続きます。
また、美白クリームには体温低下を抑制する効果もありますので、くすみを防いだりターンオーバーの促進にもなります。
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日焼けと美白クリーム
美白クリームは日焼けした際に塗って良いのだろうかと思うかもしれません。
その事についてご説明します。
美白クリームは日焼けしたお肌に塗る事が出来ます。
日焼けしたお肌に塗ると言っても日焼けして直ぐ塗るのは良くありません。
日焼けは軽い火傷と同じ状態ですので、日焼け後に塗ると赤みを帯びたり痛みが出たりする可能性がありますので注意が必要です。
きちんと日焼け後のお手入れは念には念を入れて行なって下さい。
そして、お肌が落ち着いてきたと思った所で初めて美白クリームを使用して下さい。
擦り込みすぎない様にして丁寧に日焼けした部分に塗っていきます。
少し違和感があると感じる方は暫くしたら洗い流して下さい。
それだけでも直ぐに効果が現れます。
最も良くないのは違和感があったり痛みやピリピリ感が出ても我慢して洗い流さない事です。
お肌の炎症になり兼ねませんので必ず洗い流して下さい。
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美白クリームを選ぶポイントとは
美白クリームを選ぶ際にはどう様な点に注意したら良いのかご説明していきたいと思います。
先ずは美白の本当の意味を知り、どの様な成分が配合されているのか把握しましょう。
皆さんは美白と言う言葉の本来の意味をご存知でしょうか?
しかし、これは完全に正しいとは言えません。
美白ケアで改善する事が出来る事はもっと限定的だからです。
- お肌をきれいに保つ
- シミ・そばかす・くすみなどを出来るだけ目立たなくして薄くする
- シミなどが出来ない様に予防する
以上のような事を美白ケアと言います。
美白とはその方の持っている本当の色よりもお肌の色を白くする事は出来ませんし、個人で行う美白ケアではくすみなどを完璧に消す事は出来ません。
しかし、自分でも美白ケアを行う事が出来ますので、多くの方はその辺りに興味を持っているのではないでしょうか。
おっしゃる通りシミなどの気になる箇所を改善する事が出来る可能性は高いです。
そして、シミやそばかすを作らせない様に美白ケアを行う事によって予防する事も出来ます。
この事はとても大事です。
綺麗なお肌を目指すためには普段のお手入がとても大切です。
そして、美白化粧品を使用して綺麗なお肌を目指してみましょう。
では、化粧品の中で美白クリームを使用して美白ケアをしたい際、どの様な基準で選べ良いのでしょうか。
「医薬部外品」製品を使用する
美白化粧品は医薬部外品と表記されている製品を選ぶ事がポイントとなります。
医薬部外品とは医薬品と化粧品の中間に位置し、医薬品に比べて皮膚への効果が緩やかで配合する薬剤により効果が決まる物の事を言います。
美白化粧品であれば美白のための効果ある成分がちゃんと含まれています。
保湿が出来るものを選ぶ
美白のためには保湿ケアも重要になると言う事はご存知でしょうか?
保湿ケアと言うのはスキンケアの基本だと言う事は良く知られていると思います。
お肌が乾燥するとシミやくすみや小じわの原因になりますから、保湿効果の高い美白クリームを使用する事をおすすめします。
美白成分の配合されている化粧品を選びましょう
美白成分と言えるのは厚生労働省に認可された成分だけです。
その種類や効果を良く納得した上で美白クリームを選ぶと良いでしょう。
ハイドロキノンとトレチノインの併用で美白効果が増す
より良い美白効果を手に入れるために有効的なのが、ハイドロキノンとトレチノインを併用するやり方です。
ハイドロキノンは以前医療機関だけで扱われていましたが、薬事法の改定により現在は普通の化粧品にも使用される様になりました。
ハイドロキノンはメラニンが生成される際に働きかける酵素の働きを弱くしてシミを作りにくくし、生成されてしまったシミを薄める働きがあります。
但し、ハイドロキノンは紫外線を吸収する特徴がありますので、ハイドロキノン入りのクリームを塗って紫外線に当たると色素沈殿になる危険性があります。
ハイドロキノンでお手入れを始めたら、毎日日焼け止めを忘れずに塗る様にしましょう。
トレチノインとハイドロキノンを併用して使用する事によって美白効果は非常に高まります。
しかし、効果が高いと言う事はその分お肌への影響が強かったり刺激が強かったりするので、お肌に不安がある方は使用前に医師への相談をおすすめします。
時としてお肌が乾燥したり、敏感肌になってしまったり、紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
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美白を目指すためにおすすめしたいのが美白クリームです。
美白クリームはメラニンの生成を抑え、シミ・そばかす・くすみなどを予防する成分が入っています。
注意点として美白クリームにはビタミンCが配合されている事が多いため、朝に塗ってしまうとシミになる危険性があります。
ですので、お風呂上りに塗る事をおすすめします。
- 医薬部外品と表記されているもの
- 保湿成分が配合されており、保湿が出来るもの
- 美白成分の配合された美白クリームを選ぶ
しかし、市販の化粧品は配合成分の種類によっては配合されている量が医薬品と比較してかなり少なく、効果も少ないです。
それでも気軽に使用する事が出来ると言う長所がありますから、功を焦らずに貴女の肌質と合う物を見極めるのも大事です。
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