紫外線対策と言うと太陽の光が強い夏の時期だけ行えば良いと思っていませんか?
紫外線の中の1つでもあるUV-Aは一年中降り注ぐと言われています。
ですので、冬や春先にも紫外線を浴びる事になります。
今回は3月の気候と紫外線について見ていきたいと思います。
3月に降り注ぐ紫外線量はどれ位?
皆さんは3月にどれ位の紫外線量が降り注いでいると思いますか?
紫外線が一番強いのはご存じの通り夏であり、6月から8月が一番よく紫外線が降り注いでいます。
ですが、冬の乾燥で肌が弱っている3月・4月・5月に急に降り注ぐ紫外線量が増えるのです。
ですので、UVケアも要注意な季節となります。
3月はまだ冬の感覚で紫外線に対してそこまで警戒していないかもしれません。
しかし、3月の紫外線量は9月とそんなに変わらないのです。
下のグラフは気象庁によるUV-B量の平均を表したものです。
3月 | 11.63kj/㎡ |
4月 | 16.63kj/㎡ |
7月 | 23.56kj/㎡ |
9月 | 16.51kj/㎡ |
12月 | 4.8kj/㎡ |
※kjは熱量を示すキロジュールの略
ご覧の通り3月も冬と比べると比較的紫外線が降り注いでいます。
ですので、春先こそ紫外線対策が必要になります。
季節別の紫外線量と月別のイベントを同時に見てみましょう。1年の予定はこれ!!
3月の紫外線対策方法は何がおすすめ?
3月に紫外線対策を行う場合にどんな紫外線対策が良いのかをご紹介していきたいと思います。
UV乳液
3月は冬場の寒さが原因でお肌の乾燥が続いています。
紫外線対策と同時に保湿ケアもお肌には重要な事です。
紫外線対策をしっかり行っていても完全には紫外線をカットする事は出来ません。
特に長く屋外にいた日は肌の保湿も念入りにしたいものです。
紫外線によって奪われた保湿成分を補う事で肌への紫外線ダメージは随分と変わってきてしまいます。
ここでおすすめなのが保湿とUV効果を兼ね備えたUV乳液です。
季節を問わずに保湿効果もUV効果も叶えてくれるアイテムです。
UV乳液はUVカットに効果のある乳液の事であり、乳液なので保湿効果もあります。
化粧下地になるタイプもありますから、メイクをする際の時短にもなります。
UV乳液は紫外線対策重視の日焼け止めと比べてスキンケア重視ですし、保湿成分や美容成分が多く配合されてる物も多いです。
春は何かと紫外線対策を怠りがちです。
そんな際にUV乳液を塗っておく事で自宅にいる時や庭で洗濯物干しする時など安心して過ごせます。
もちろんアフターケアも大切です!
もし、日焼けしてしまったら冷やすのを忘れずに行いましょう。
週に1回~2回はシートマスクでパックするのも効果的です。
パックで紫外線の悪影響を突破!クレイパックや野菜パック、フルーツパックは効果があるの?
日傘
日傘は夏に直射日光を避ける為に差している方が多い様に思います。
「夏以外に日傘を差すなんて目立つ」と思ってしまいますが、先程もお伝えしました通り紫外線が多くなるのは3月からなのです。
3月に周りで日傘を差している人はいないと思うかもしれませんが、紫外線対策において3月に日傘を使用すると言う事は充分に紫外線対策効果があるといえます。
日傘の選び方ですが、遮光率や紫外線カット率が高い物を選ぶと良いでしょう。
高いカット率ならば何色でもかまいません。
よく白色の日傘より黒色の日傘を持った方が良いとされています。
ですが、もうすでに紫外線カット加工がされている物であれば、黒にこだわる必要はありません。
むしろ、日傘の色より大事なのは素材です。
- ポリエステル
- 麻
- 綿
綿や麻などの天然素材は劣化が早いため紫外線防止の効果も短いです。
紫外線を防ぐ事が目的ならばポリエステルのしっかりとした生地の日傘が良いでしょう。
レース生地は隙間から太陽光を通してしまうので紫外線対策としては向いてはいません。
3月は気候が不安定な時期です。
晴雨兼用の傘を選べば雨が降ってきた時でも使用する事が出来るため便利です。
99カットの日傘とは?紫外線をカットしつつ、機能やデザインの幅も多い?!
ビタミンC
食べ物からでも紫外線対策を行う事は可能です。
ビタミンCを摂取する事は美白に良いとされています。
シミの元になるメラニンが過剰に生成されるのを抑えてくれます。
また、皮膚を構成するコラーゲンの生成を促進して肌荒れも改善してくれます。
ビタミンCの摂取はフルーツがおすすめです。
フルーツならば朝食代わりにもおやつにも取り入れる事が出来ます。
特に柑橘系のフルーツにはビタミンCが多く含まれていますが、例えば3月に旬のいちごを食べる事も充分ビタミンCを摂取する事が可能なのです。
そのまま食べても良いですし、ジュースやスムージーにして飲む事も一度に沢山のビタミンCを摂取する事が可能です。
ビタミンCの他にもナッツ類やコーン油などに含まれるビタミンEや、にんじんや緑黄色野菜などに多く含まれるビタミンAも紫外線対策には有効です。
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEはビタミンACE(エース)と呼ばれており、お肌の老化を防ぐ役割を持っている栄養素なのです。
- ビタミンA → 抗酸化作用がある栄養素であり、皮膚や粘膜を健康に維持する働きを持っています。
- ビタミンC → シミの元になるメラニンが過剰に生成される事を抑えてくれます。
また、皮膚を構成するコラーゲンの生成を促進し、肌荒れも改善してくれます。 - ビタミンE → 抗酸化作用があり、血行を良くして肌のハリを保つ事が出来ます。
紫外線対策に効果的な栄養素とは?体の内側から紫外線対策をしましょう。
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3月におすすめの服装は?
3月の紫外線対策におすすめな服装とはどの様な服装があるのでしょうか?
3月はわりと寒くて熱中症になる心配も殆どありませんので、紫外線を通しにくい黒系の服がおすすめです。
色の中で一番紫外線を通しにくくしてくれる色は黒なのです。
黒の他には青や黄色も紫外線をカットする比率が高いといえます。
もし、白色や色の薄い服が着用したい場合、UVカット処理された製品を着た方が良いでしょう。
また、皆さんが花粉症などで使用しているマスクもUVカット加工されている物であれば紫外線対策として活用する事が可能です。
春先は急に紫外線量が増えてくるので、お肌だけではなく目も紫外線の影響を受けます。
真夏の直射日光を遮る為に春もサングラスをかけていた方が良いかもしれません。
角膜や白目を覆っている結膜外部を守る為にも、目の紫外線対策も忘れずに行いましょう。
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子どもの紫外線対策はどうすれば良い?
3月と言えども、子どもにも紫外線は降り注ぎます。
夏でしたら紫外線の強い昼間は外出を避けた方が良いのですが、3月はまだ朝晩共に寒い時期です。
3月に子どもへの紫外線対策は何かないのでしょうか?
日焼け止め
春でも日焼け止めを塗る事をおすすめします。
大人に比べて子どもの肌は敏感ですので、出来るだけ低刺激で添加物の少ない日焼け止めを選んであげると良いでしょう。
無香料や紫外線吸収材を使用してないノンケミカルの物でしたら、子どもの肌にも安心です。
また、日焼け止めを落とす際にクレンジングが必要になってくると、肌に含まれる油分も必要以上に流れ出てしまいますのでお肌をパサつかせないように簡単に落とせる物が良いですね。
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肌を露出しない
3月の場合は薄着になる事は少ないですが、それでも肌を露出させない事は紫外線対策に有効です。
また、UVカット効果のある長袖の上着を着用していれば紫外線対策には万全の対策と言えるでしょう。
あまりピタっとしない汗を吸収する素材でしたら風通しもよく快適に過ごす事が出来ます。
帽子
夏と同じ様に3月でも帽子は紫外線対策に効果があります。
つばの幅が広い帽子ですと顔周辺のカバーが可能です。
通常のつば付き帽子でも帽子なしと比べると紫外線を浴びる量は半減します。
3月になったら紫外線対策を!
今回は3月の紫外線対策についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
3月はまだまだ寒い日が多く、紫外線が少ないと考えがちですが、紫外線が増え始めるのは3月からです。
面倒くさがらずに日傘やマスク、あるいは衣服で紫外線対策を行う必要があります。
また、子どもにもUVケアは必要です。
子どもにも日焼け止めを塗ってあげたり、肌を露出させない様にケアしてあげましょう。
皆さんも3月という季節をあなどらずに地道に紫外線対策を行っていって下さい。
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