髪の傷みは何故?犯人は紫外線!更生担当がトリートメントと帽子

トリートメントで髪をケアしている女性 紫外線

※Contents内をタップすると読みたい項目へ

気が付かないうちに進行している髪の傷み、気が付いたら大変な状態になっていることもあります。
いつ、どこでこのように髪が傷んでしまったのでしょうか?
調べていく内に目を引いたのがトリートメントで髪の毛をケアするという内容でした。
そして帽子です。
今回はこの髪の傷みの原因からトリートメントと帽子によるケアについて調べたことをご紹介していきます。

髪が紫外線を浴びたらどうなる?

髪は紫外線を浴びるとシステイン酸という物質を作りだされ、髪がみるみるうちに酸化してしまいます。

この酸化は老化と同じで、髪の毛や頭皮は悪影響を受けます。最悪な場合、薄毛や白髪の原因にもなり兼ねません。

そしてシステイン酸は毛髪内部のS-S結合と言われる髪の毛の形を担っている結合を切断してしまいます。(パーマの1液を塗りつけている時と同様の現象が毛髪内部で起こっています。)

そうなると、髪の毛のキューティクルが剥がれ落ち、切れ毛や枝毛の原因になるだけでなく、髪の毛の色まで茶色に退色させてしまうのです。これは、紫外線が毛髪内部のメラニン色素を破壊してしますからです。

このことを順を追って箇条書きにすると

  1. 紫外線を浴びるとシステイン酸が作られる。
  2. システイン酸が作られるとS-S結合の結合が切断される。
  3. S-S結合が切断されると毛髪表面のキューティクルが剥がれ落ちる。
  4. キューティクルが剥がれ落ちると毛髪内部がむき出しの状態のため中にあるメラニン色素が破壊される。
  5. メラニン色素が破壊されてしまうと髪の毛の色が茶色や赤茶色に退色してしまう。

経過があるので直ぐに茶色く退色することはありませんが、これで紫外線を浴びると髪が茶色くなる理由がお分かり頂けたでしょうか?

また、先ほども説明したように髪の毛が茶色く退色する以外にハリやコシを失ったり、切れ毛や枝毛にもつながり、髪の毛のツヤがなくなるという風です。

ですので、髪の紫外線対策がすごく大事ということですね。

紫外線対策におすすめなトリートメントは?

髪の紫外線対策として是非取り入れたいアイテムが、やはりUVカット成分を配合したトリートメントです。

髪に保湿を与え、外部からのダメージを最小限に抑制し、日中お出かけしても紫外線を100%吸収しないで済みます。

トリートメントには、インバストリートメントとアウトバストリートメントの2種類があります。

インバストリートメントとは?
インバストリートメントとは、シャンプーの後などにお風呂場で洗い流すタイプのトリートメントです。

髪に栄養を与えて、痛みを防ぐ働きがあります。

効果を髪に染み渡らせるためにお風呂場でトリートメントを髪につけた後、5~15分ほど待ってから洗い流すタイプが多いです。

アウトバストリートメントとは?
アウトバストリートメントは、洗い流さないタイプのトリートメントです。

髪を乾かす前などにつけるタイプが多く、髪が紫外線を吸収するのを防ぐ効果を持つものや紫外線を浴びて傷んだ髪をトリートメントの効果でつくろいます。

さらに、洗い流さないタイプは皮膚に低刺激な成分を配合しているアイテムが多いと言った特徴もあります。

髪の状態や目的によって使い分けましょう。

紫外線対策におすすめのトリートメントをいくつかご紹介します。

ミルボンシリーズ ディーセスエルジューダエマルジョン+120g

ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+ 120g
  • メーカー名:BeautyDepart  (ビューティーデパート)
  • 商 品 名:ミルボンシリーズ ディーセスエルジューダエマルジョン+120g
  • 価   格:¥2,050(税込)
  • 動かしやすい、芯から潤ったやわふわな髪質へと導くデザインベースエマルジョン。
  • 「加水分解コラーゲン(保湿成分)」が毛髪のCMCに浸透し水分量を高め、硬さのある髪を、柔らかで扱いやすい素直な状態へ整えます。
  • 水分を蓄える状態にすることで髪の芯から潤って、ドライ後も根元から毛先までふんわりやわらかく、自由に動かしやすい髪へと導きます。
  • バオバブエキスが毛髪に浸透して、髪の保水力を高めます。
  • カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)が毛先まで均一にダメージを補修、髪が水分を蓄える状態にします。

サンケア アフターサン ヘアマスク

アヴェダ サンケアアフターサンヘアマスク 125ml
  • メーカー名:AVEDA
  • 商 品 名:サンケア アフターサン ヘアマスク
  • 価   格:¥3,740(税込)
  • モリクエプロテイン(毛髪補強成分)を配合していて、紫外線・塩分・塩素などのダメージから髪を保護する集中ケアトリートメントです。
  • オーガニック認定シアバターと植物オイルが髪に潤いをもたらし、まとまったキレイな肌へと導いてくれます。
  • オーガニック認定のシスタス・ネロリ・イランイランなど甘く華やかで、トロピカルなアロマブレンドです。
  • 使用方法はシャンプー後に適量を髪全体によく馴染ませて、2~5分ほど放置した後に洗い流します。

プレミアムヘアオイル

アビエルタのプレミアムヘアオイル
  • メーカー名:アルビエタ
  • 商 品 名:プレミアムヘアオイル
  • 価   格:¥1,944(税込)
  • 天然アルガンオイルと椿オイルの他、15種類の植物油を配合したとても贅沢なヘアオイルで髪と頭皮を紫外線から保護します。
  • アビエルタのプレミアムヘアオイルには、髪や肌を保護する万能のアンチエイジングオイルとして知られているアルガンオイルを贅沢に配合しています。
  • 加熱することで毛髪ケラチンのアミノ基とアミド結合して髪にツヤと潤いをもたらし、キューティクルの乱れを和らげるメドウラクトンVEを配合しています。
  • 髪の表面をサラサラでツヤのある質感のシルキー膜でコーティングして、ダメージを抑えつつカラー成分を髪の内部にきちんと閉じ込める成分であるプロテシルLHを配合しています。
  • UVケア成分であるクオタニウム-95が紫外線によるダメージから髪を保護します。

エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント

パンテーン エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント
  • メーカー名:Pantene(パンテーン)
  • 商 品 名:エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント
  • 価   格:¥624(税込)
  • おうちサロントリートメント習慣で毛先までダメージを忘れた ワンランク上の上質な髪へ
  • 傷んだ毛先まで ダメージを忘れた髪へ
  • サロンエキスパート監修の 濃密補修プロビタミン処方
  • 枝毛・切れ毛など、ひどく傷んだ髪用のパンテーン ヘアトリートメント

髪に良い紫外線対策成分とは?

髪の紫外線対策におすすめな成分は、ヒアルロン酸コラーゲン椿オイルなどが挙げられます。

それでは、これらの成分を配合したトリートメントについて詳しく見ていきましょう。

ヒアルロン酸を配合したトリートメント

まず髪におすすめな成分はヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸が配合されているトリートメントを使用することにより、紫外線を浴びて失ったコラーゲンやヒアルロン酸を補充することが可能です。

紫外線を浴び続けると光老化と言われる老化現象を引き起こし、髪がパサついたり肌のシミやくすみがハッキリとした老化症状が起こります。

ヒアルロン酸を与えることにより繊維芽細胞を修復して、ハリのある頭皮にして髪に潤いをもたらします。

コラーゲンを配合したトリートメント

コラーゲンを配合したトリートメントも、紫外線の吸収を抑制する効果があるのでおすすめです。

どちらも紫外線を抑制する以外にも、保湿効果や美白効果・肌の潤いを保持するのに欠かせません。

特に紫外線があまり強くない時期に使っても問題ないですので、年間を通して使って髪や肌のケアを行うのに理想的な成分です。

椿オイルを配合したトリートメント

紫外線を抑制するためには保湿力の高い椿オイルもとても有効です。

髪に保湿力を与えれば、それだけ紫外線による乾燥を防ぐことができます。

直接的に紫外線を抑える成分ではありませんが、保湿力を高めることでできるだけ紫外線による影響を減らすという意味でも、とても有効な成分であると言えるでしょう。

帽子でも紫外線対策はできる?

帽子は紫外線対策に効果的で、必需品といってもいいかもしれません。
それは、帽子の生地や形状が紫外線をカットしてくれるからです。

例えば素材の持つ色によって紫外線対策の効果が違い、紫外線をカットしてくる色としては白をイメージされる方もいるかと思います。
たしかに白は紫外線を反射する色ではありますが、紫外線を防ぐ色ではありません。

じつは紫外線を防ぐのに効果的な色は、黒や紺などの濃い色なのです。

色によって何が違うかというと紫外線の透過率なんです。
白は紫外線をたくさん通し、黒や紺などの濃い色は紫外線を吸収してほとんど通さないということです。

しかし、黒は紫外線以外に太陽の熱も吸収する効果があるので夏場の紫外線が強い季節は気温も高いため黒い帽子は蒸してしまいます。

もう少し可愛い色で紫外線を防いでくれる帽子はないでしょうか?

そこで近年注目されているのがUVカットの帽子です。

これなら黒だけでなくあらゆるカラーバリエーションが選べる上にデザインも豊富に揃ってますので、ご自分のお好みのものが見つかるでしょう。

そして、さらに紫外線を防ぎたいのなら、ツバの広いタイプの帽子がとてもおすすめです。

帽子のツバの角度が地面と平行で、かつ7㎝以上のツバが施された帽子なら顔に当たる紫外線を60~70%くらい軽減できると言われています。

髪の再生担当はトリートメントと帽子でした

髪に有効な紫外線対策トリートメントについて、いかがでしたでしょうか?

髪は紫外線を浴びるとシステイン酸という物質がつくられ、みるみるうちに酸化してしまいます。
システイン酸はS-S結合と呼ばれる結合を切断してしまい、これによって髪の毛のキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。
そうすると、毛髪内部のメラニン色素が破壊されて髪の毛の色が茶色く退色してしまいます。

それを防ぐためにUVカット成分を配合したトリートメントを使うのですが、トリートメントには洗い流すタイプ(インバストリートメント)と洗い流さないタイプ(アウトバストリートメント)がありました。

髪に良い紫外線対策成分についてはダメージを受けた繊維芽細胞を修復してハリのある頭皮にしつつ、髪に潤いを与えるヒアルロン酸がおすすめですね。
また、椿オイルも高い保湿力で髪の乾燥を防いでくれるためおすすめです。

帽子については、黒が紫外線を一番通しにくいですが、UVカット加工がされていればどの色でも問題ありません。
また、帽子はツバの広いものを被った方が紫外線をたくさん防げるようです。

あなたも是非この機会に、トリートメントや帽子で紫外線対策をしてみてはいかがでしょうか?

 

髪の紫外線対策でオススメのシャンプーとトリートメントやオイルは?

髪で紫外線から肌を守る?紫外線対策になる髪型とその影響とは

おすすめの紫外線対策アイテムはこちら
高SPFなのに無添加!エポラーシェ カラー&UVベース  

オーストラリア発のオーガニック日焼け止めクリーム、ソレオ オーガニックスで紫外線から肌を守りましょう!

紫外線対策クリーム『ペネロピムーン・エバーピンク』の口コミは?

『ラスリッシュ』シャンプー&トリートメントで髪の紫外線対策

カラーされている方におすすめのアイテムはこちら
『いろもち』自宅で簡単痛まないヘアカラートリートメントのやり方!時間を短くするコツ!