夏と言えば、海です。
青いキレイな空に白い砂浜、想像するだけでもウキウキしますね。
しかし海ではやはり日焼けが気になります。
皮が剥けたり赤くなったりなど、海でいっぱい遊んだ後は日焼けによる肌トラブルが多くなると思います。
それではまず初めに、海での紫外線量について見ていきましょう。
Contents
海での紫外線量とは?
海は海水からの照り返しによって、紫外線の量が多くなります。
海水浴では長時間とどまらなくても紫外線による影響を受けてしまうため、注意が必要です。
また、海水の他にも白に近い色をした砂浜も紫外線を反射してしまい、その照り返しによって日焼けしてしまいます。
気象庁のデータによると砂浜の紫外線の反射はアスファルトと比べて最大で2.5倍とのことです。
すなわち海水浴に行く際は、海に入らず砂浜にいるだけで日焼けしてしまうということになります。
また、海には都会のようにビルなどの建物や障害物がないのも、海の紫外線量が多い原因だと考えられるでしょう。
海での紫外線対策方法とは?
海は紫外線の量が多いと分かっていても、やはり夏は海ですね。
そこで海での紫外線対策方法について、いくつかご紹介していきたいと思います。
日焼け止めクリームを塗る
海に行くならウォータープルーフの日焼け止めが効果的です。
海は紫外線の量がとても多いので、SPF・PAの数値が高いものを選びましょう。
現在地面に降り注いでいる紫外線にはUV-BとUV-Aの2種類が存在していて、それぞれに対応した紫外線対策の効果指数がSPFとPAです。
SPF1で効果が20分ほど続くとされており、数値が高くなるにつれて持続時間が長くなります。
4段階の表示に分けられ、数が多いほど防御効果が高くなります。
また、日焼け止めには耐水時間というものがありますが、ウォータープルーフタイプの耐水時間は80分です。
こまめに塗り直すことは分かっていても、2,3時間置きに塗り直していたら日焼け止めの効果が切れているので意味がありません。
そのため、1時間置きに塗り直さなければ効果がないのです。
あまり長時間海の中にいるのも疲れてしまうため、1時間置きに休憩しながら日焼け止めを塗り直すといいでしょう。
ビーチパラソルを立てる
海の強い紫外線を防ぐには、ビーチパラソルを立てるのが最も有効だと思います。
海には日陰がほとんどありませんので、これを立てるだけで全然違います。
休憩する際にも日陰に入ることによって、紫外線対策はもちろん体力も回復します。
ただし、海水浴場によってはビーチパラソルを立てることを禁じられている場所もありますので、あらかじめ確認をとっておきましょう。
サングラスをかける
皮膚のみならず、目からも紫外線は入り込みます。
目が紫外線を浴びると白内障や眼精疲労、シミ・そばかすを引き起こします。
肌だけガードすれば良いと思われがちですが、目に紫外線が入り込むと脳がメラニンを作るように体に指令を出すので、肌がシミ・そばかすで黒くなってしまいます。
ですので、目もきちんと紫外線対策を行う必要があります。
帽子を被る
髪や頭皮も紫外線を浴びやすいので、きちんとした対策が必須です。
その他にも日射病や顔や目の紫外線対策にもなりますよ。
中にはUVカット帽子といったものもあり、種類やデザインも様々です。
紫外線をいっぱいカットしたい方はツバの広いものがより紫外線をガードできるのでオススメです。
色は紫外線をよく吸収する黒など濃い色がいいでしょう。
日焼けしにくい服装
ラッシュガードやラッシュレギンス、ラッシュトレンカなどがオススメで、海に入りながら着用できるのでとても有効な対策です。
ラッシュガードとは、上半身を覆うウェアのことです。
水着と似た感じの素材でできていて、上半身を覆う形状をしているのが特徴です。
紫外線対策だけでなくクラゲなどの有毒生物から肌を守ったり、体温の低下を防ぐ効果も期待できます。
ラッシュレギンス、ラッシュトレンカとは日頃履いているようなレギンスやトレンカのようなもので、上半身の他に下半身もきちんと紫外線対策をしたい方にオススメのアイテムです。
ラッシュガードと同じく紫外線だけでなくクラゲなどの有毒生物から肌を守ったり、体温の低下を防ぐ効果も期待できます。
レギンスは足首までカバーでき、トレンカは足の甲まできちんとカバーできます。
海水の中での紫外線は?
海水の中では約深度30mで太陽光線のうち波長が長い光(赤外線などの赤色)が届かなくなり、深い場所では青一色の世界となります。
何故なら海水は波長が短い光(紫外線の青色)しか透過しません。
海の色が青いのもそれらが原因です。
水深50mからは、人間に見える可視光線は全く届かなくなります。
しかし波長が短い紫外線はまだ届いており、海に深く潜っても紫外線は届いているのです。
そのため海で遊んだり泳いだりする程度では、紫外線を避けることはできません。
しかし、海水では海面入射時に反射される分も多くあり、海水は不純物が多いので外にいるよりかはいくらか紫外線は遮られていると考えらています。
夏の海での紫外線量
夏は一年の季節の中で最も紫外線量が多いので、海での紫外線量もとても多いです。
海水はアスファルトと比べて最大で2倍程度紫外線を反射するので、上から降り注ぐ紫外線のみならず海水によって照り返された紫外線も浴びてしまいます。
また白に近い色をした砂浜も紫外線を多く反射します。
白は紫外線を反射する特徴があるので、海に入らずに白い砂浜にいるだけでかなりの量の紫外線を浴びてしまいます。
また海は都会とは違いビルなどの建物がなく、日陰もありませんので最も紫外線量の多い季節である夏の海の紫外線量はかなりのものです。
そのため夏に海で遊ぶ際は、先ほども説明したビーチパラソルを立てて日陰を作るなどの紫外線対策は必須です。
冬の海での紫外線量
冬は一年の中で最も紫外線量は少ないですが、それでも夏の3分の1くらいは降り注いでいます。
すなわち冬でも紫外線を30分間浴びると、夏に10分間紫外線を浴びたのと同じくらいの紫外線を浴びたことになります。
特に海では先ほど説明したように上から降り注ぐ紫外線のみならず、海水や砂浜によって照り返された紫外線も浴びることになるので、冬でもかなりの紫外線も浴びることになり決して油断できません。
冬は寒い季節ですので海に入る方は少ないと思いますが、もし海水浴をされるのであれば夏と同様にビーチパラソルを立てるなどの紫外線対策は必要です。
海辺の紫外線状況とその対策、海を楽しみながらも紫外線もしましょう。
海での紫外線量や対策方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
海では上から降り注ぐ紫外線のみならず海水や砂浜で照り返された紫外線も浴びてしまうので、季節を問わずかなりの紫外線量になります。
海は都会と違ってビルなどの建物がなく日陰がほとんどないので、日焼け止めを塗る他にもビーチパラソルを立てて日陰を作るなどの工夫をしたいです。
夏は海が大好きな方であれば毎年海水浴をしに海へ行かれると思いますが、冬に海水浴をされる方は非常に少ないと思います。
もし冬にも海水浴をされるのであれば、冬でも海の紫外線量は侮れないので油断せずに夏と同様にビーチパラソルを立てて日陰を作るなどの対策をしたいです。
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