天気の良い日が多い夏は絶好のお散歩日和ですよね。
そんな場合お父さんやお母さんは赤ちゃんの熱中症対策に意識がいきがちですが、同時に紫外線対策も行わなければいけません。
デリケートな赤ちゃんの肌は、私たち大人以上に危険に晒されています。
どの様なグッズを持っていれば紫外線対策になるのか、そのグッズはどの様なポイントを押さえて購入すればいいのか、ご紹介していきたいと思います。
Contents
お散歩の時にベビーカーは使用した方が良い?
赤ちゃんの日焼けを気にする場合、ベビーカーを使用した方が良いでしょう。
小さな赤ちゃんの場合、お母さんやお父さんの抱っこだけですと日傘なども差す事が出来ませんで、相応の対策をしていないと赤ちゃんは直接紫外線に晒されてしまう事になります。
紫外線対策が出来るベビーカーは大きく分けて三つになりますので、ご紹介していきたいと思います。
サンシェイドタイプ
紫外線カット効果が高い事が大きなメリットであるサンシェイドタイプは、真夏の強い日差しから赤ちゃんを守る事が可能です。
ベビーカーの幌の部分に取り付けるだけの日除けですので、手軽でありしっかりと紫外線をカットしてくれます。
外出する時間や季節によって日差しの角度は異なりますが、このタイプの日除けですと当たる日差しに合わせて角度を調整する事が可能です。
サンシェイドタイプはベビーカーの幌に取り付けるだけですので初めての方でも簡単に設置する事が可能です。
赤ちゃんとのお出掛け前は手間が掛かってしまう事が多い為、取り付けと取り外しが手軽に可能なのが便利ですね。
ネットタイプ
ベビーカーをすっぽりと覆ってくれるネットタイプは紫外線はもちろんの事、蚊などの虫からも赤ちゃんを守る事が可能です。
虫刺され一つで被れてしまうデリケートな赤ちゃんの肌。
赤ちゃんに虫よけスプレーを使用する事に抵抗のあるお母さんもこれなら安心して虫除け対策が出来ますね。
また、ベビーカーに被せるタイプのものは熱がこもってしまい、熱中症の心配をするお母さんも少なくはないと思います。
ネットタイプの日除けは紫外線をカットしてくれるだけではなく、しっかりと風が通るので熱がこもらないのが魅力です。
そして、「紫外線と一緒に赤ちゃんの視界が遮られてしまい、泣き出してしまう」という心配もネットタイプであればきちんと外の景色が眺める事が出来ますし、同時にお母さんが赤ちゃんの様子を伺いやすいです。
ブランケットタイプ
ブランケットタイプは何と言っても優しい質感が特徴です。
クリップや紐などで手軽に取り付ける事が出来るブランケットタイプは、お出掛けの際の室温が気になるお母さんの心配を解決してくれます。
日差しはもちろん、冷房の風からも赤ちゃんを守る事が出来ますので、赤ちゃんがお昼寝をしてしまっても体が冷えてしまう心配もありません。
また、ブランケットタイプは日差しが気になる夏場の季節だけではなく、一年中使用する事が出来るのが嬉しいポイント。
一枚用意しておくと肌寒い日の防寒にも役立ちます。
汚れた際にはさっと洗濯する事ができ、清潔に使い続ける事が可能です。
そして、ベビーカー以外のチャイルドシートや抱っこ紐でのお出掛けにも使用する事が出来ます。
赤ちゃんを寝かせる際にちょっとした敷きものとしても便利です。
抱っこしてお散歩する時の紫外線対策対策とは
抱っこしてお散歩する際にはUVカットケープやベビー用UVカットポンチョがおすすめです。
どの様なものがあるのか、見ていきましょう。
UVカットケープ
UVカットケープはベビーカーが苦手な赤ちゃんや、抱っこが大好きな赤ちゃんにぴったりなグッズです。
抱っこしている赤ちゃんにも強い日差しが降り注ぎます。
赤ちゃん用の日焼け止めでケアしたい所ですが、肌荒れの原因になってしまう肌の弱い赤ちゃんもいます。
UVカット表記のされているケープは手軽に紫外線対策ができ、冷房の効き過ぎた室内では冷房対策にもなります。
また、ケープで赤ちゃんを覆っていれば虫よけの効果も期待出来ますので便利です。
購入の際は蒸れにくい通気性の良い素材のものを選びましょう。
ベビー用UVカットポンチョ
ふわりと簡単に羽織る事が出来るベビー用UVカットポンチョは、赤ちゃんを寒さや紫外線から守ってくれます。
また、ベビーカーなどに乗せた時のひざ掛けとしてや、オムツ替えのシートとして使用する事が出来るなど使い方は自由自在です。
防寒の印象が強いベビーポンチョですが、実は素材さえ選べば春や夏でも使用する事が出来ますので、体温調節が出来ない赤ちゃんにピッタリです。
春夏には紫外線から守る為のUV対策として、秋冬には防寒対策として重宝します。
薄い素材であれば折り畳んでバッグに入れる事ができ、きっちり袖を通すものではないので1~2年着用する事が出来る点も嬉しいですね。
新生児の動かない時期や寝返り、ハイハイ時期など動き回りたい子どもにさっと着用する事が出来るのが良いですね。
可愛らしいデザインのポンチョも多くありますので、気になる方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
大切な赤ちゃんを紫外線対策から守る為には?紫外線対策に有効なアイテムを使用しましょう
ピクニックなどの芝生の上での対策はどうすればいいか?
ピクニックや芝生の上で動き回る赤ちゃんの紫外線対策として、赤ちゃん用の日焼け止めクリームがオススメです。
日焼け止めクリームの選び方としては化学原料である紫外線吸収剤を使用した刺激の強いケミカルタイプではなく、ノンケミカルタイプを選びましょう。
無香料や無着色など添加物が少ない日焼け止めを選ぶと、肌への負担が軽くなります。
それでも使用する前には一度パッチテストを行い、赤ちゃんの肌に合っているかどうかを確認しましょう。
日焼け止めは日中活躍してくれますが、長時間残ってしまうと肌に負担が掛かってしまいます。
伸びが良くてムラにならず、ぬるま湯などで簡単に落とせる日焼け止めを選ぶと良いです。
SPFの高い日焼け止めは日焼けやシミの元となるUV-Bの制御効果が長時間続く分、石鹸では落ちにくいので注意が必要です。
普段の外出であればSPF20~30の日焼け止めで十分でしょう。
紫外線吸収剤は私たちの身体に悪さをする?紫外線吸収剤の成分と紫外線吸収剤不使用の日焼け止めとは
その他の対策は何があるか?
その他の対策グッズとしてどんなアイテムが子どもを紫外線から守ってく入れるのか、見ていきたいと思います。
子ども用サングラス
大人が掛けている印象があるサングラスですが、最近では子ども用のサングラスも販売されています。
しかし、サングラスと言うものは顔につけている分、選び方を間違えると危険なものになってしまいます。
子ども用のサングラスはきちんとした良い物を選んであげましょう。
サングラスで紫外線対策!紫外線から目を守るにはどのようなサングラスが必要?
子ども用のサングラスは基準をクリアした、UVプロテクト効果のあるものを
UVプロテクト効果のない色だけが付いたレンズは、逆に子どもの目には危険です。
色付きのレンズによって視界を妨げられた子どもの目は大きく開けて物を見ようとするため、太陽光を余計に浴びてしまうことになります。
サングラスを購入する場合は眼鏡専門店や子ども用品専門店で安全なものを選び、子どもに適したUVプロテクト度数(紫外線透過率)をしっかり確認しましょう。
分からない事があれば店員さんに聞いてみるのも良いでしょう。
かけ心地の良いものを
大人と同じ様に子どもにとってもサングラスは快適なものでなければなりません。
いくつかサングラスを試してみて、小さな子どもの顔に合っているものを選ぶ事がとても大切です。
太陽光はレンズの横からも入ってきてしまう為、目の周囲を包む様なフレームの形が良いでしょう。
また、長時間掛けていても鼻からずれ落ちないデザインを選びましょう。
しなやかで壊れにくいもの
眼鏡ショップで購入したサングラスを大人の方は丁寧に扱いますが、子どもは予想外の方向に曲げたり、落としたりする可能性があります。
その為、レンズが割れにくかったり、飛散防止であったりするのも大事なポイントです。
やんちゃな子にはテンプルの素材がしなやかなものがおすすめです。
紫外線100カットサングラスはどういうもの?100カットで目の保護を
帽子
紫外線対策に有効な帽子ですが、帽子の形や色・素材などで悩んでいらっしゃるのではないでしょうか?
赤ちゃん用にはどんな帽子が良いのでしょうか?おすすめの帽子の特徴をご紹介します。
帽子の形はハット型がおすすめ
ハットが良いのか、それともキャップが良いのか……?帽子さえ被れば紫外線はカットされると思われがちですが、帽子の形によって紫外線のカット率の違いが出るのです。
帽子のつば部分が7㎝以上の場合の数値だとキャップで60%、ハットで65%と、ハットの方が5%もカット率が高いです。
帽子の色は紫外線反射率を重視
紫外線を吸収するのでカット率としては濃い色の方が良いのですが、黒や紺などの色の濃いものだと紫外線と同時に熱も沢山吸収してしまう為、熱がこもりやすく蒸れやすくなるのです。
基本的に赤ちゃんの頭からの発汗量は物凄いので紫外線カット率は下がってしまいますが、子どもに被ってもらう帽子の色は紫外線を反射しやすい白や淡い色を選ぶ用にしましょう。
素材はポリエステルと綿の混紡素材
素材はポリエステルを選びましょう。
ポリエステルは紫外線を吸収する効果がある為、紫外線をしっかり防ぐにはポリエステルが入ったものが良いでしょう。
しかし、100%ポリエステルはNGです。
ポリエステルは紫外線を吸収してくれる効果がある代わりに、吸水性がないので汗を吸い込んでくれません。
そして、汗を吸収してくれる素材として優秀な素材は綿素材です。
但し、綿だけでは紫外線を吸収してくれる効果がありませんので、ポリエステルと綿の両方が混紡された素材の帽子を選びましょう。
赤ちゃんの紫外線対策で帽子は効果ある?紫外線対策が出来る帽子の形状から色、その効果までを解説!
大人よりもデリケートな肌の赤ちゃんのために紫外線対策を!
いかがでしたでしょうか?
今回は赤ちゃんのお散歩や外出などに必要な紫外線対策を紹介しました。
紫外線は幼いうちに浴びてしまうと紫外線は皮膚に蓄積され、大人になってからシミやシワとなって表面に出てきてしまいます。
それは親御さんはもちろん、赤ちゃんの将来にも怖い事です。
だからと言って家にこもりっぱなしは健康によくありません。
適度な紫外線はビタミンDを生成する働きもあるので、適度な外出も必要になります。
遊びたい盛りの赤ちゃんにとってお散歩日和なこの季節。
公園などに遊びに行く際は紫外線の事など忘れて楽しくお外に行きたいですよね。
小さくデリケートな赤ちゃんだからこそ、しっかりと紫外線対策をしてあげましょう!
おすすめの紫外線対策アイテムはこちら
高SPFなのに無添加!エポラーシェ カラー&UVベース