あなたは紫外線を気にされることはありますか?
出来るだけ紫外線の影響を受けたくないと思っていらっしゃる方が多いと思います。
どの時間にどの位紫外線が降り注ぎ、紫外線対策をどの様にすればよいのか分からないですよね。
そこで今回は、早朝から夜中まで時間を追って紫外線量の違いと紫外線対策を見ていきたいと思います。
Contents
早朝の時間帯の紫外線は?

早朝に紫外線は降り注いでいるのか、早朝にウォーキングやランニングをする場合に紫外線対策を行うべきなのか、見ていきましょう。
早朝の紫外線は?
紫外線は朝何時頃から出ているのでしょうか?
紫外線は太陽が出ている時間であれば紫外線は降り注ぎますので、日の出と共に紫外線も降り始めると言う事になります。
日の出の時刻(東京) | |
月日 | 時刻 |
2/1頃~ | 6時台 |
3/10頃~ | 5時台 |
5/1頃~ | 4時台 |
8/1頃~ | 5時台 |
11/1頃~ | 6時台 |
12/20頃~ | 7時頃 |
早朝の紫外線量は極めて少ないと言われており、肌荒れを心配する様なレベルではありません。
しかし、少ないと言っても降り注いでいる事には変わりはありませんので、早朝であっても紫外線を浴び続けると日焼けはしてしまいます。
ウォーキングなどをする場合の紫外線対策とは
早朝にウォーキングなどをする場合には、どの様な紫外線対策を行うのが良いのでしょうか?
紫外線対策で多くの方が行っているのが日焼け止めではないのでしょうか。
しかし、日焼け止めなどを塗った上から化粧をすると、汗をかいた時に化粧が崩れてしまったり化粧直しにも時間がかかってしまいます。
朝のウォーキングなどを行う際の紫外線対策は、日焼け止めを避けて帽子・アームカバーなどの紫外線対策アイテムを上手に利用する事をおススメします。
朝の時間帯の紫外線は?
朝に降り注ぐ紫外線や紫外線対策について見ていきたいと思います。
朝の紫外線は?
UVインデックス(東京) | ||
月 | 時間帯 | 指数 |
8月 | 7時 | 0.9 |
8時 | 2.2 | |
9時 | 4.2 |
一日の紫外線量のピークは12時前後ですが、朝でもかなりの紫外線が地上に降り注いでいます。
特に波長の長い紫外線A波は、朝の7時と言った早い時間から急激に降り注いできます。
紫外線A波はガラスを通過する為、室内にいても紫外線を浴びてしまいます。
曇りの日でも紫外線量は通常の50パーセント程度は降り注いでいます。
日差しが弱いから、または室内にいるからと油断をせずにしっかりと紫外線対策を行いましょう。
朝の紫外線対策とは
ここでは朝に行いたい紫外線対策を2つご紹介したいと思います。
日焼け止めは外出する20~30分前に塗る
「日焼け止めを塗っているのに日焼けをしてしまった」と言う方も少なくありません。
そんな方はひょっとして外出する直前に日焼け止めを塗っていませんか?
日焼け止めは肌に馴染むまでに時間がかかってしまう為、塗って直ぐに外出しても紫外線から肌を守り切る事が出来ません。
ですので、日焼け止めは外出する20~30分前に塗ると良いです。
朝食べておきたいトマト
トマトには紫外線対策の強い味方になってくれるビタミンCが豊富に含まれており、抗酸化作用が期待出来るビタミンAやビタミンEが含まれています。
また、トマトに含まれているリコピンには強い抗酸化作用があり、メラニンの生成を促進する活性酸素を取り除く働きがあります。
トマトは生で食べるよりも加熱した方がリコピンが吸収されやすいとされています。
ですので、朝はトマトジュースを飲む事がおススメです。
加熱処理されたトマトジュースは効率よくリコピンを吸収する事が出来ます。
昼前から昼過ぎの時間帯の紫外線は?

昼前から昼過ぎの紫外線と紫外線対策について、見ていきたいと思います。
昼前から昼過ぎの紫外線は?
UVインデックス(東京) | ||
月 | 時間帯 | 指数 |
8月 | 10時 | 6.2 |
11時 | 7.6 | |
12時 | 7.9 | |
13時 | 7.0 | |
14時 | 5.2 |
紫外線量は太陽が昇ると共に徐々に量が増えていき、午前10時頃から正午をピークとして14時までが一日に降り注ぐ紫外線量が多い時間帯とされています。
10~14時までに降り注ぐ紫外線量は、一日に降り注ぐ紫外線量のおよそ50パーセントがこの時間帯に降り注いでいるとされています。
10時台や14時台は比較的紫外線量は少ないと言えますが、だからと言って油断をしてはいけません。
また、10~14時の時間帯は出来る限り外出を控えた方が良いと言えます。
仕事や私用などで外出する時は、日焼け止めを塗ったり日傘や帽子などのアイテムを活用して紫外線対策は必ず行う必要があります。
太陽高度と紫外線
春と夏だけ注目されがちな紫外線ですが、秋や冬も季節を問わずに紫外線は降り注いでいます。
春や夏にかけて紫外線が注目されるのには理由があります。
紫外線量は太陽の高度と関係が深く、高度が高くなれば降り注ぐ紫外線量は増え、低くなれば降り注ぐ紫外線量は減っていきます。
地球は太陽の周りを周り、地球自体が傾いて回っているため下記の様な事が生じます。
- 春分の時期の太陽は、地球の真横(0度)から陽が当たる為、昼夜の長さがほぼ同じになります。
- 夏至の時期の太陽は垂直(90度)に近く、高度から日が差します。
また、この時期は影が短く、昼が最も長くなります。 - 秋分の時期の太陽は、春分と同じく太陽が真横(180度)から当たる為、昼夜の長さがほぼ同じになります。
- 冬至の時期の太陽は、水平(270度)に近く、太陽が低いため影が伸び、昼が最も短い時期になります。
早朝から太陽が昇り始め、太陽は時間を追う毎にどんどん高くなり、正午前後に太陽が最も高い位置にきて、太陽が沈み始めます。
10時から14時は太陽の位置が非常に高い位置にあり、なお且つ正午前後に太陽が最も高い位置になりますので、降り注ぐ紫外線量も多くなってきます。
昼前から昼過ぎの紫外線対策とは
昼前から昼過ぎの紫外線対策はどの様なアイテムを使用すれば良いのか見ていきましょう。
日焼け止め
日焼け止めはSPFやPAの値が高いほど紫外線をカットする効果も高くはなりますが、状況に応じてSPFとPA値を選ぶ様にしましょう。
炎天下での活動をする場合はSPF30~50・PA++~PA++++の日焼け止めを、非常に紫外線の強い場所で活動をされる場合はSPF50・PA++++の日焼け止めを使用する様にしましょう。
日傘
日傘は様々な色や素材のものが販売されています。
UVカット加工が施された日傘もありますので、そちらを選ぶのが良いでしょう。
但し、紫外線は地面から反射しますので、紫外線を吸収してくれる黒色が内側の色になっている日傘が良いです。
サングラス
サングラスは目や目の周りを守ってくれるアイテムです。
サングラスもUVカット加工が施されており、レンズの色が濃くないサングラスをかけると良いでしょう。
サングラスの色の濃さで紫外線対策効果が変わる?調光レンズと偏光レンズとは
夕方の時間帯の紫外線は?

夕方の紫外線や紫外線対策について見ていきたいと思います。
夕方の紫外線は?
UVインデックス(東京) | ||
月 | 時間帯 | 指数 |
8月 | 15時 | 3.2 |
16時 | 1.5 | |
17時 | 0.4 | |
18時 | 0.0 |
1日の紫外線量のピークは10時~14時までの間とされています。
ピークの時間帯を過ぎれば紫外線量は減っていきますが、いきなりゼロになる訳ではありませんので紫外線対策は欠かす欠かす事は出来ません。
ゼロではない以上、例えわずかな紫外線でも肌への影響はあります。
- 15時頃の紫外線量
→ピーク時間帯(10~14時)のおよそ1/2 - 16時頃の紫外線量
→ピーク時間帯のおよそ1/3
- 真夏の15時の紫外線量 = 冬の正午と同じくらい
- 真夏の16時の紫外線量 = 冬の14時と同じくらい
- 夏の夕方の紫外線 = 冬の昼間の紫外線
上記を見て頂ければ分かる通り、夕方だから紫外線を気にしなくても大丈夫と言う考えは間違っています。
夕方の日差しは昼間よりは弱いですが、肌に影響を与える程の紫外線量は十分に降り注いでいると言う事を知り、日焼け止めなどの紫外線対策を引き続き行って下さい。
夕方の紫外線対策とは
次は、夕方の紫外線対策をどの様に行えば良いのか見ていきましょう。
日焼け止め
手軽さや塗りやすさ優先で日焼け止めを選びましょう。
スッと伸びが良く肌馴染みが早いジェルタイプや、シュッとひと拭きするだけでOKのウォータースプレータイプであれば、夕方からつける日焼け止めとして重くなり過ぎずに使用しやすいです。
服装
日焼け止めを塗りたくないと言って、夕方から外出するのに日傘を差したりするのは見た目が不自然になってしまいます。
夕方は気温が下がって涼しくなる時間帯ですので、薄手の長袖を羽織って外出するのもおススメです。
昼間と違って長袖でも暑すぎず、程よい紫外線対策が出来ます。
日焼け止め入りスキンケアアイテム
しっかりとしたメイクをしない場合は、日焼け止めの成分が含まれている乳液やオールインワンなどのスキンケアアイテムがおススメです。
こちらには必要最小限の日焼け止め成分が配合されていますので、この上からフェイスパウダーなどで軽く抑えるだけでちょっとしたお出掛けにも対応する事が出来ます。
夜の時間帯の紫外線は?

続けて夜の紫外線量と紫外線対策について見ていきたいと思います。
夜の紫外線は?
太陽光が降り注がない夜の紫外線量は殆どありません。
厳密に言うと若干の紫外線は降り注いでいますが、対策をしなければならない程の量ではないため特に問題は無いでしょう。
月の光は太陽光が反射したものなので紫外線は幾らかは含まれていますし、照明で使用されている蛍光灯にも実は紫外線が含まれています。
どちらも肌に影響を与える程の紫外線量ではありません。
夜は日焼けのケアを
日焼けをしてしまった場合は勿論の事、少しでも紫外線を浴びてしまったら夜にケアをしてあげる事が大切です。
日焼け止めはきちんと落とす
日中に日焼け止めを使用してそのまま眠ってしまう事は、紫外線を浴びているのと同じ事になってしまいます。
睡眠中の肌は新しい細胞に生まれ変わる大切な時間です。
肌の上に日焼け止めなどが塗ってあると皮膚呼吸が出来なくなり、新しい細胞へと生まれ変わる事を邪魔してしまうのです。
また、毛穴から日焼け止めの成分やその中に含まれている紫外線も肌へ吸収されてしまう為、せっかく紫外線対策を行っても無意味になってしまいます。
この様な事を避ける為にも日焼け止めは寝る前にはキチンと落としてから就寝をしましょう。
日焼けをしてしまった場合
日焼けは火傷と同じ状態ですので先ずは患部を冷やして火照りを沈めてあげる様にしましょう。
その際は、水などでゆっくり冷やしてあげて擦るなどの刺激を与えない様にしましょう。
火照りが落ち着いたら保湿の為のワセリンや、普段使用しているローションやクリームを塗りましょう。
但し、美白成分が配合されているものは刺激が強く痛みを感じてしまう為、出来る限り使用する事を避けましょう。
紫外線を浴びてしまった場合
潤いのない肌にいくら美白成分が配合されている美容液を使用しても浸透しづらく、効果的ではありませんので保湿を十分に行ってください。
夜中の時間帯の紫外線は?
ほとんどの方が就寝している時間ですので紫外線の事など気にしないかと思いますが、夜中の紫外線は一体どの程度発生しているのでしょうか?
月による光や蛍光灯・テレビやスマートフォンから発せられる光に紫外線が含まれていますが、夜中は紫外線による影響は殆ど無いものと考えて良いでしょう。
紫外線ダメージを受けた肌が回復をするには、睡眠が重要な要素となります。
肌は眠っている間にターンオーバーが促進される為、特に紫外線が気になる季節には睡眠不足にならない様に気を配ってあげて下さい。
しっかりと眠る事は紫外線対策だけではなく美容の為にも健康の為にも重要な事です。
出来るだけ規則正しい生活を心掛けて、睡眠時間を確保出来る様にしましょう。
太陽の位置によって紫外線の影響が変わります!

今回は早朝から夜中までの紫外線量の違いと紫外線対策・ケアを見ていきました。
早朝は、日の出の時間帯によって紫外線の影響が変わってきてしまう事が分かりました。
初夏を迎える5月は4時台から、冬を迎えている12月は7時頃からと、日の出に3時間もの差が出ています。
散歩などをされる方は日の出の時刻を知っておくのも紫外線対策に繋がると思います。
日の出を迎えた朝の紫外線量ですが、数値ではそれ程でもないなと思っていても紫外線A波が既に降り注いでいます。
紫外線A波はガラスを通す為、室内にいても紫外線を浴びてしまいます。
朝目覚めてカーテンを開ける際には注意が必要であると言えます。
9時を過ぎると時間が経つごとに紫外線量が増えていき、12時にピークを迎え、14時頃まで紫外線量は多いです。
10時~14時までの4時間が一日に降り注ぐピークの時間帯であり、また一日に降り注ぐ紫外線量の50パーセントがこの4時間の間で降り注ぎます。
15時~18時の夕方の時間帯は時間が経つごとに減っていきます。
この時間帯は、紫外線量が減ったと油断をしてしまう時間帯ですので、屋外にいる方や外出をする場合は紫外線対策を怠らずにするようにしましょう。
18時以降は殆ど紫外線の影響は無いと思われがちですが、太陽光による紫外線は無いだけであって月の光・蛍光灯・テレビ・スマートフォンから発せられる光に紫外線は含まれていますので、完全に紫外線の影響を受けないと言う事はないのです。
この様に見ていきましたが、一日の紫外線量は太陽が昇る早朝から太陽が沈む夜までの太陽の位置により紫外線量の違いが生じてきます。
また、紫外線の影響を完全に受けない事は不可能です。
ですので、その時間帯や状況に応じた紫外線対策を行って、紫外線から貴方のお肌を守ってあげて下さい。
紫外線対策に時間帯は関係ある?季節や時間帯によって紫外線対策は変えましょう!
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