今回は、女性の命とも言える髪を紫外線からどう守るかについてです。
美しい髪を維持したいならダメージを受ける前にしっかり紫外線予防をしなければなりません。
一度紫外線でダメージを受けてしまった髪は、しばらく元の美しい状態には戻りません。
紫外線対策をしてサラサラな髪を維持するためには、帽子や日傘も効果的ですがやはりUVカット成分のトリートメントを使用したいところです。
今回はおすすめの紫外線対策トリートメントをご紹介します。
Contents
紫外線対策トリートメントとは
紫外線対策トリートメントとは一体どのようなトリートメントのことを言うのでしょうか?
紫外線対策トリートメントとは、日中外出しても紫外線を100%吸収せずに済むトリートメントのことです。使うと髪の保湿ができ、外部からの影響を最小限に抑えられます。
トリートメントの種類は主に二つ。
シャンプ―をした後になじませてから洗い流すトリートメントと、タオルドライの後につける洗い流さないトリートメントの二種類があります。
この二つの中で紫外線対策の効果が特に期待できるトリートメントは、洗い流さないトリートメントです。
洗い流さないトリートメントは紫外線対策をしながら動きやボリュームを出しつつ、ヘアケアをしたい方におすすめな商品になります。
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紫外線対策トリートメントの効果
顔や手足に日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘で対策されている方は多いのですが、意外と忘れがちなのが髪の紫外線対策です。
髪が紫外線を浴びると髪を保護しているキューティクルが剥がれてしまい、髪が乾燥してパサパサになったり、色が抜けていってしまいます。
パサパサに乾燥した枝毛や切れ毛だらけの髪だと、なんだか老けて見られがちです。
そうならないためにも、髪の紫外線対策は絶対に必要です。
紫外線対策トリートメントには、洗い流すモノと洗い流さないモノの二種類がありますが、紫外線対策におすすめなのは洗い流さないトリートメントです。
洗い流さないトリートメントは「アウトバストリートメント」とも言って、髪表面に紫外線の外的ダメージから守る薄いバリアを作ってくれる効果があります。
このトリートメントは、日傘が差せない場所や帽子がかぶれない日に使用すると良いでしょう。夜に髪を洗った後につけて乾かしても、次の日に日中の紫外線をカットしてくれる優れモノでもあります。

紫外線対策トリートメントの成分
髪に良い成分は何があるのでしょうか?代表的なものをご紹介します。
アルガンオイル
紫外線対策のトリートメントの成分は沢山ありますが、その中でも日本で最も人気の高い成分は『モロッコの黄金』と呼ばれるアルガンオイルです。
アルガンオイルは、サハラ砂漠の北西部・モロッコに群生しているアルガンの木の『仁』(種の中の核)100kgからたった1L程度しかとれないオイルのことで、数年間1滴の雨しか降らなくても枯れないといわれている奇跡の樹木で、まさに黄金のように希少価値の高いものなのです。
では、アルガンオイルは髪にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?
アルガンオイルは、濡れた髪や乾いた髪に使えば髪に潤いを与えて髪をしっとりとさせます。
さらに、髪に艶をプラスしてくれるので、紫外線などによって傷んだ髪もまるでヴァージンヘアのような輝きを取り戻してくれます。
オレイン酸
オレイン酸という名称は誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、実際はどのような成分なのかまでは分からない人もいるかと思います。
オレイン酸とは人の皮脂に含まれている成分のことで、人体にとってなくてはならない存在で、人の皮膚の潤いをキープするためにはオレイン酸は欠かせません。
これが不足してしまうと、途端に皮膚のバランスが崩れてしまいます。それによって乾燥してしまったり、逆に皮脂量が過剰に増えてしまったりと皮脂が悪さをしてしまうのです。
オレイン酸は常に皮膚の潤いを保ち、酸化しにくい優れた脂肪酸が特徴です。
過剰に分泌すると悪さをしてしまう皮脂ですが、適量の皮脂は肌にとっては必要不可欠なものです。
さらに、皮脂には外的刺激から守るバリア機能と肌の内部から水分が蒸発して乾燥するのを防いでくれます。その皮脂の約半分がオレイン酸なのです。
このようにオレイン酸は私たちに欠かせない成分であり、なおかつ最も身近な存在です。当然頭皮も皮膚なので、皮脂のバランスを整えてくれるオレイン酸は育毛にも大切な成分なのです。
マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルとは、マカダミアナッツから抽出されたパルミトオレイン酸とオレイン酸を多く含んでいる植物性のオイルです。
浸透力が高く、パルミトオレイン酸はもともと人間の肌に存在する成分であるため、よく馴染んでべたつきがないことが特徴です。髪への浸透力も高いので、乾燥した髪に潤いを与え、艶やかでまとまりやすい髪にする効果があります。
さらに、オイル成分がキューテクルを保護してくれるので、エアコンや外気、ドライヤーの熱から受けるダメージを軽減し、枝毛や切れ毛の予防にもなります。
紫外線対策トリートメントにシャンプーは必要?
洗い流す紫外線対策トリートメントの場合は、その後のシャンプーはきちんとお湯で流してさえいればシャンプーは必要ありません。
ですが、洗い流さない紫外線対策トリートメントを正しいシャンプーをせずに、サッと終わらすだけのシャンプーで落とそうとした場合、残念ながら紫外線対策のトリートメントは髪に残ってしまいます。
日々つけていると、それが積み重ねとなって皮膜として残り、美容室でのカラーやパーマなどの施術に影響を与えかねません。
次に紹介する洗い流さないトリートメントを使用した後は、正しいシャンプーできちんと落としてあげましょう。

紫外線トリートメントはどういうときに使えば良い?
紫外線対策の洗い流さないトリートメントと言ってもその種類は沢山あり、種類によって使い方は変わってきます。
オイルタイプ
オイルタイプのトリートメントは、紫外線対策に一番効果が期待できるトリートメントです。
保湿力が高く、髪の奥深くまで浸透する特性があります。
その反面、通常のシャンプ―だけでは完全には洗い流せない場合があるのが難点です。
他にもカラーやパーマなどに影響を及ぼしてしまう可能性もあるので、オイルタイプは機能自体はおすすめなものではありますが、使用方法についてはきちんと考えて使用しましょう。
ケラスターゼ ソワン オレオ リラックス

- メーカー名:ケラスターゼ
- 商 品 名:ソワン オレオ リラックス
- 価 格:¥3,456(税込)
洗い流さないトリートメントの中でも人気なのがこちらのオレンジボトルです。
ケラスターゼのトリートメントを使用している方のほとんどが、こちらのオレンジボトルを使用しているようです。
モロッカンオイル トリートメント

- メーカー名:モロッカンオイル
- 商 品 名:モロッカンオイルトリートメント
- 価 格:¥4,644(税込)
こちらもかなり人気の商品になります。
上で紹介したアルガンオイルを使用しており、抗酸化力に優れていて美容にも大きな効果をもたらします。
しっとり感が強いので、乾燥が酷い方や髪が絡まりやすい方におすすめの商品になります。
ミルクタイプ
保湿に関してはオイルタイプより劣ってしまいますが、ミルクタイプのトリートメントは浸透力が高く、ダメージケアにも秀でているのでおすすめのトリートメントです。
ミルボン エルジューダ エマルジョン+

- メーカー名:ミルボン
- 商 品 名:エルジューダ エマルジョン+
- 価 格:¥2,860(税込)
オイルタイプも販売されていますが、エルジューダで人気なのはこちらのミルクタイプ。
バオバブエキスという植物由来の成分を配合しており、ベタつきは控えめです。
使うとごわつきのあった髪を柔らかくまとめてくれるのが特徴で、ボトルの可愛さからも女性に人気な商品です。
エクストラオーディナリー オイル ラ クレム リッチ フィニッシュ

- メーカー名:ロレアル パリ
- 商 品 名:エクストラオーディナリー オイル ラ クレム リッチ フィニッシュ
- 価 格:¥1,650(税込)
瞬時になじんでべたつかない、オイル配合でミルクタイプの洗い流さないトリートメントです。
クリームなのに伸びが良く、べたべたした感覚もなくて髪がしっとりまとまります。
上品な香りが好評の商品です。
ミストタイプ
ミストタイプのトリートメントは効果そのものは薄いですが、手が汚れず持ち運びも便利です。
外出先でさっと付けられるメリットがあります。
ミルクタイプやオイルタイプのトリートメントの効果が薄くなってきたと感じたら、シュッと簡単にスプレーできるので良いですね。
グラマラスカールN ローション

- メーカー名:ナカノ
- 商 品 名:グラマラスカールN ローション
- 価 格:¥1,650(税込)
ミストタイプの洗い流さないトリートメントの中でも、ヒートアップ効果のある商品です。
髪のダメージを補修しながら、ハリやコシのあるナチュナルでソフトな感触のカールを作ります。
カーラーやアイロンなどを使うことで巻き髪スタイルを長時間キープでき、スタイリングにも使用することができるのが魅力的な商品です。
ミルボン インフェノム ミスト

- メーカー名:ミルボン
- 商 品 名:ミルボン インフェノム ミスト
- 価 格:¥1,944(税込)
潤いが欲しいときにいつでも使える商品です。
潤いが詰まった柔らかさを実感できるトリートメントで、髪の毛の水分保持力を高めて潤いを与えてくれます。
人気が高く、価格としても悪くない商品になっています。
洗い流すトリートメント
洗い流すトリートメントにはヒアルロン酸、コラーゲンの配合されているものがあります。
これは髪の毛の強化、あるいはダメージケアにあたり、すでに紫外線ダメージを当たってしまった髪にとって効果的です。
髪はドライヤーの熱によってもダメージを受けますし、寝ている間の枕や布団との摩擦によってもダメージを受けます。さらには紫外線やエアコンなどによる乾燥などの外部刺激からもダメージを受けてしまいます。
少しでもダメージを軽減させるために、トリートメントは毎回つける事を心がけて下さい。
エルセーヴ ダメージケアPROEX ディープリペアヘアパック

- メーカー名:ロレアル パリ
- 商 品 名:エルセーヴ ダメージケアPROEX ディープリペアヘアパック
- 価 格:¥545(税込)
切れ毛や枝毛のある傷んだ髪をしっかりケアします。
まとまりやすく、輝きに満ちたなめらかな髪に仕上げ、この容量でこの価格はかなりお買い得です。
このコスパならば日常使いのトリートメントとしても申し分ありません。
プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク

- メーカー名:資生堂
- 商 品 名:フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク
- 価 格:¥1,058(税込)
2006年から毎年アットコスメのベストコスメ大賞に選ばれ、2009年には殿堂入りを果たしたトリートメントです。
7つの美容液成分が髪のすみずみまで行き渡ります。
家では洗い流すトリートメントでダメージをケアし、外に出るときは洗い流さないトリートメントで紫外線予防というように、両者の良いところをしっかりと見極めて使用するのも良いですね。
トリートメントで髪の紫外線対策を!
髪も悪影響を及ぼすと知られ初めた紫外線。
最近よく販売されている紫外線対策トリートメントには様々な成分が配合され、それ相応の効果があります。
その形も洗い流すものと洗い流さないものはもちろんのこと、オイルやミルクなどタイプも様々なので、それぞれのシーンや季節、紫外線量に合わせて使用することが大事ですね。
また、洗い流さないトリートメントを使用する場合は、通常の日焼け止めと同じようにきちんとシャンプーで落としましょう。
髪にも悪影響を及ぼす紫外線は髪のキューティクルを剥がしてしまいます。
剥がれてしまったキューティクルからは、髪に含まれる栄養素や水分が流れ出してしまい、髪の毛が乾燥してパサパサになったり、変色などの影響が出てしまいます。
紫外線ダメージでそうならないためにも肌だけではなく髪にも気を配り、日々対策をしていきましょう。
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