11月と言えば霜月、昔は霜が降り始める季節でした。
今ではすっかりそんなことも無くなって、寒くなり始めてきた位の気温になっています。
今回は11月では紫外線量や天候での変化、UVA・UVBどちらに注意すればいいのか、他にも子供の紫外線対策などについてもお話させていただきます。
11月の紫外線量は?
秋の紫外線は秋になって涼しくなると少なくなるかと言うと一気には少なくならず、UVA・UVBは春・夏の半分もあります。
秋は紅葉狩りや運動会などの屋外イベントも多く、紫外線を浴びる機会がたくさんあります。
夏が終わって気が緩む秋ですが、引き続き対策を続けていくことが重要になります。
(紫外線量) | 9月 | 10月 | 11月 |
UVA(KJ/㎡) | 700 | 500 | 400 |
UVB(KJ/㎡) | 19 | 14 | 8 |
紫外線量を表にすると、上記のようになっております。
夏が終わったからといって油断は禁物、秋の紫外線にも注意が必要!
天候による紫外線量
快晴と晴れの場合はほとんど同じですが、空を雲が覆っていた場合や薄曇りの場合でも快晴時の約8~9割の紫外線量があり、曇りの場合は快晴時の約6割で、雨が降っている場合には快晴時の約3割まで減るのですが、薄曇り、曇りの日、雨の日も紫外線対策を行う必要があります。
油断大敵、秋の紫外線
夏と比べて紫外線量は落ちますが秋も注意が必要です。
紫外線量は秋にかけて少なくなりますが、肌の奥までダメージを与えてシミやシワ、たるみの原因となるUVAの量は意外と変わっていないです。
重要なアイテムは日焼け止めですが、肌の乾燥を補ってくれる保湿性が高いものを選ぶとより良いです。肌の環境が整い、夏の肌のダメージの改善につながります。
秋の紫外線はUVA波がポイント
紫外線は夏というイメージが強いですが、実は1年中降り注いでいます。
紫外線には、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2種類がありますが、特に注意が必要なのがUVA波です。
4月から8月がピークで、実はその時期以外もピーク時の半分以上の紫外線量が常時あり、秋はUVA波に気をつけるのが良いと思います。
紫外線のピークはいつなのか?!梅雨明けから対策を始めるのではもう手遅れ?!
11月は紫外線対策したほうがいい?
秋は肌を露出しないので神経質になる必要はないと思います。
通常の服装で十分なUVカット効果は得られます。
日焼け止めを選ぶ際は、紫外線A波をブロックするPAの+の数が多いものを選ぶようにすると良いと思います。
秋の肌ケアとして大切なのは、紫外線A波から肌を守ることと夏の日焼けした肌の美白対策や肌の乾燥対策といった肌トラブルへの対策を両立させることが大切です。
秋は紅葉狩りや屋外のレジャーが人気で、日差しが夏に比べ弱まりますが、秋の紫外線の量は夏の40%~70%程の量もありますので注意が必要です。
もう秋だから大丈夫でしょと油断していると、あっという間にメラニンが蓄積されてシミの原因になります。
夏を乗り切ったから安心と気を緩めず、引き続き日焼け止めなどを利用して対策をすることが大切です。
11月におすすめの服装は?
11月は、昼間は暖かいですが夜はだいぶ冷える時期ですね。
そんな寒暖差が激しい時期におすすめなコーディネートの種類をご紹介いたします。
紫外線UVカット加工の服
最近は紫外線カット加工をしてある洋服が色々なお店やインターネット上のショップで販売されています。
- 紫外線吸収剤を製品に吹き付けた加工
- 紫外線吸収剤を生地に練りこんだ加工
長袖の服
紫外線がたくさん降り注ぐ日中の時間に外に出る時は長袖が良いです。
秋は夏と違って涼しくなっているので長袖でも苦痛ではないでしょう。
羽織ものやUVカットカーディガンなどを長袖の上に羽織ると、気温も高くないので気持ちよく秋をすごせます。
紫外線対策に有効な服装の色
- 紫外線を反射する色
- 紫外線を吸収する色
色によって紫外線をどのくらい通すかという透過率に違いが出てきます。
学校で習ったのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、黒や濃い色は紫外線を吸収しやすい色で、透過率は1.7%と低く、98.3%の紫外線を通しません。
しかし黒は、熱(赤外線)をためこんでしまうので暑い日は大変になってしまいます。
逆に白や明るい色は紫外線を反射する色で、紫外線が顔や腕などに当たると日焼けしてしまいます。
透過率は19.4%で80.6%は通しませんが黒色に比べると紫外線対策にあまり向いていません。
UVカット加工と洋服の色が黒色だと対策として最も最適です。
紫外線対策に効果的な服装の素材は
UV対策に効果的な服装では服の生地の素材に注目してみると良いと思います。
UV対策に効果がある素材は、ポリエステル・ナイロン・カーボン・セラミック・チタン・ビニロンなどの素材です。
紫外線を通しづらい生地素材で目がつまっていたり、透けるような薄手の生地か厚手の生地かで効果が違っており対策用の服に使われてます。
化学繊維なので加工を生地を織る前にでき、目がつまっていると紫外線を通しづらく加工しやすくなります。
透けている薄手の生地は厚手の生地に比べて紫外線を通しやすくなります。
紫外線カットしながらおしゃれをできるアイテム
紫外線対策を意識した服装は地味なものばかりではありません、現代ではオシャレなものもたくさん販売されています。
カーディガン
カーディガンはデザインも多いです。
- ドルマン
- ロング
- ボレロ
パーカー
カジュアル派には欠かせないアイテムです。
フードがついてるので、被ると頭から上半身の紫外線を防ぐことができます。
パーカーを着て紫外線対策!素材や色などから見るパーカーの紫外線対策
マキシ丈ワンピース・ボトムス
ワンピースはそのスリムなシルエットから上品な印象を相手に与える衣類でもあります。

レギンス
体のラインがくっきり出るので、美脚に見せる効果も期待できます。

小物を使う
帽子やストールなど様々なUVカット加工された製品があります。
その日のコーディネートに合わせて、小物を少し足すとおしゃれ上級者になれます。
子どもの紫外線対策は?
秋は遠足、運動会、行楽など屋外に出る機会は夏と比べても減りませんね。
秋になって少し過ごしやすくなったからといって安心はできず、紫外線対策はとても大切です。
紫外線対策は夏だけしていれば良いと思いますが、太陽からの紫外線は一年中降り注いでますので、夏前後の時期や春や秋も油断できないものです。
子どもは大人よりも紫外線の影響を受けるので対策グッズを利用して優しく守ってあげましょう。
子どもの紫外線対策グッズをご紹介させていただきます。
UVカット加工帽子
紫外線対策の定番と言えばUVカット帽子です。
帽子も色々なものがありますが、帽子のつばの部分が大きく素材も紫外線対策効果のあるものが一番お勧めです。
子どもが動いて帽子が脱げないように、ゴムやひもで固定できるものが良いと思います。
アームカバー・レッグカバー
半そで、半ズボンの時などに役立ちます。
明るい色のものを選べば虫刺され対策にも効果があるそうです。
被るだけのポンチョ
子どもも赤ちゃんも、着脱が簡単でおすすめなのがポンチョです。
風が通り、涼しく身体が覆われるので意外と暖かく、外出する時の体温調整にも使えるとても便利なアイテムです。
使い勝手の良い大人用ストール
女性が首元の紫外線対策に使っている大判のストールも、子どもに臨機応変に使える紫外線対策グッズです。
子どもの足元に優しくかけてあげたり、ピクニックなど外でご飯を食べる時に肩から掛けてあげたりと、色々な使い方ができます。
UVカットスプレー
UVカット加工生地でお気に入りが見つからない時は、UVカットスプレーもお勧めです。
布に均等にスプレーすると、あっという間にUVカット加工をしてくれます。
洗濯すると紫外線対策効果が落ちたりするので塗布し直すと良いです。
子ども用日焼け止め
赤ちゃんや子どもの肌はとても敏感なので、あまり強い日焼け止めを使用するのは好ましくありません。
効果が高いSPFの値が高いものでなく、きちんと子ども用に作られている日焼け止めを選ぶようにすると良いです。
子ども用の日焼け止めは、低刺激タイプになっているので安心で肌荒れを起こさないかチェックしてから顔や腕に塗るようにすると良いです。
子どもの服装の注意点
子どもが外出する時には、帽子のつばの大きいものを被らせてあげるのがとても効果的な服装で、あご紐できちんと止めることができるタイプ、首周りまで覆ってくれるタイプの帽子がお勧めです。
お子様には長袖を着せてあげて、UVカットの素材でできた服を着せてあげたり、露出している腕や足に日焼け止めを塗るようにすると良いと思います。
小さい赤ちゃんには、UVカットのポンチョを羽織らせてあげて体温調節をしやすくさせてあげましょう。
散歩に日傘を使用するのも効果的で、一緒に歩く場合には、子どもも日傘の中に入れてあげてください。
11月も油断せずに紫外線対策をして健康肌を維持しましょう
春夏に注ぐ紫外線に比べれば秋冬の紫外線は量も強さも減り、夏の1分が冬の5分に相当し、天気によって左右されます。
ほんの少しでも紫外線を浴びるとその積み重ねで確実に肌は老化します。
紫外線はシミ、たるみのスピードを上げてしまう原因になります。
皆様の健康を維持するためにも紫外線対策はとても大切だと言うことが分かりました。
紫外線対策しっかり行っていきましょう。
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